番次郎の盤上万歳!!: ボードゲーム王決定戦2017:予選クイズ対策

2017年6月8日木曜日

ボードゲーム王決定戦2017:予選クイズ対策

ボードゲーム王決定戦まで(この項を執筆してる時点で)残り2ヶ月あまりとなりました。
ボードゲーマー各位におかれましては、予選クイズの対策、もうお済みでしょうか。
事前に発表されましたHPには初級問題が2問、中級、上級問題が各1問の計4問が例題という形で出題されておりました。

そこから何が見えてきたのか。

私、実は高校時代、元クイズ研究会に所属していた身であります。
私独自の目線で分析・解析を行い、クイズ王決定戦の予選クイズ対策を、こっそり教えちゃいます。

なお、肝心の高校生クイズは、応募当時、3人一組という参加資格がクリアできず、泣く泣く出場できなかったという苦い思い出が。。。


ボードゲームでクイズといえば、真っ先に思い浮かべますのは、俺専用ゲームズ様の「クイズワーカープレイスメント」という方もいらっしゃるかと思います。中には実際に購入された方も多いのかと思慮致します。
確かに、あのゲームの中には「ボードゲーム」というジャンルも存在しますので、直接的なクイズ対策にはなるかと思います。
でも、実際に解いてみまして、どう思われましたか?
「難しい!こんな問題が本戦で出題されたらどうしよう…」と頭を抱えてしまわれた方、貴方はきっと間違っておりません。
ネタバレとなってしまうため問題の詳細は記載致しませんが、ボードゲームのジャンルだけ他に比し難しいという印象を受けました。
このゲームはカードを引いて「ジャンルは○○です」と事前に公言できるのですが、この「ボードゲーム」というカードを引くや否や、私だけではなくほとんどのプレーヤーが警戒を始めてしまい、パスや1、2番の取り合いとなってしまう傾向にありました。

(※あくまで私個人の実体験に基づく感想です。また、このゲーム自体はとても面白いのでオススメです)

話を少し戻しまして「難しい問題」とは何か、について、考えたいと思います。

みんなの知らない問題を難しい問題、と短絡的に定義するならば、それは少し前に流行した「超カルトクイズ」という区分けの言葉が使用できるかと思います。
私自身も、「ボードゲームクイズBOT」というツイッターBOTをせせこましく運営している身ではありますし、それなりに高難度の問題を作成することもございますが、周囲の皆様に大手を振って自慢できほどボードゲームの知識量に長けているわけではございませんので、数百、数千のゲームを所持、プレイされた方の前では、その圧倒的知識量、経験値の前ではただただひれ伏すしかないことでしょう。

そんな私が、そんな方々でも頭を悩ませてしまうほどの難しい問題を、一体どう作成しているのか。

「ウルトラクイズ・ロストジェネレーションの逆襲〜クイズ神・安藤正信の奇跡Ⅰ〜(安藤正信著)」という本を紐解きますと、このような記述があります。

「こんな問題もあった。ABBAの曲「ダンシング・クイーン」が流れ、問題文が読まれる。
「この曲を歌っているのはどこのグループでしょう?」
「レディー・ゴー!」の声とともにモニターに映し出されたのは、よく似たデザインの四つの国旗(すなわちノルウェー、デンマーク、スウェーデン、フィンランドの国旗)。正解はスウェーデンなのだが、「ダンシング・クイーン」がABBAの曲であること、ABBAがスェーデンのグループであること、さらにはスェーデンの国旗のデザインを知らないと正解には至らないことになる」

これを基軸とし、高難易度問題を作成する、私なりの「方法」が幾つか存在します。

1 そのゲームの持ち主でなければわからない(初級〜上級問題に該当)→例題>連想ゲーム「ニットウィット」で、プレイ中、手にすることでポイントを獲得することのできる、洋裁に使うものといえば何?   答>ボタン

2 実際にプレイしなければわからない(ネット上では判別しにくい)(中級問題に該当)→例題>僕、俺、私、この中で、狩歌の1点札として存在しないものはどれ? 答>「俺」

3 単一ゲーム以外からの幅広い知識が要求される(上級問題に該当)→例題>インカの黄金とごきぶりポーカー、この2作品に共通して登場する、プレイヤーを妨害する生き物は?  答>クモ

イメージとしましては、あなたがお城の城主で、敵から攻められることのないよう、堅固な城壁を築くならば、どうしたら良いか、を考えると良いでしょう。
高くて頑丈な城壁を築く1のバターン、城壁そのものにトゲや毒などのカラクリを仕込んでおく2のパターン、そしていくつもの城壁を何層にも築く3番目のパターン、などが考えられます。
もっぱら、私は3番目のパターンを多用します。

難しい問題作成論に関し、つい熱っぽく語ってしまいましたが、案ずるなかれ、難しい問題がそう多く出題されるとは、どうも私は考えにくい、という結論でこの項目を締めたいと思います。
単に知識を問うだけの超カルト問題なんて、いわば「持つことのできない鉄アレイ」のようなもので、誰も持つことのできないのであれば飾るしかなく、その上、オブジェとなったところで「自慢するんじゃねぇよ!」と鼻つまみ者とされてしまう、そんなかわいそうな存在なのです。

とは申しましても、やはり心配はぬぐえないのが現状のこととお察しします。
具体的にこれからどんな処置・対策を行えば良いのか。
闇雲に問題を解いて回るより、むしろ私は「ボードゲームをどんどん遊ぶ」という方策を推奨したいと思います。
予選や決勝戦でプレイすることとなるカルカソンヌやキャプテン・リノといったゲームに固執することなく、できうる限りたくさんのゲームを、食わず嫌いすることなくプレイすることではないか、と思慮します。
予選当日、あの時に遊んだゲームが実際に問題文に登場し、選択肢の1つでも削ることができたのであれば、超ラッキー!ぐらいの意気込みで臨んでみてはいかがでしょう。

プラスしまして、私ならば、問題作成に携わったとされますテンデイズゲームズ様の書籍「BOARDGAME GUIDE 500」を熟読すること、また、関連書籍の「大人が楽しい紙ペンゲーム30選」「ボードゲームカタログ201」も併せて熟読の域まで読み込むことでしょう。
その実、私も問題作成のお供とさせてもらうほど様々な豆知識が網羅されておりますので、一読あれ、です。


さて、ここまで縷々記述しておきながら申し訳ばかりで恐縮ですが、私はこのボードゲーム王決定戦当日、仕事の予定が入っているため、予選のクイズすら参加できる見込みがないことをあらかじめ断っておきます。
ですから、今、こうして私の知る限りの知識、処置、対策を、余すことなく届けたい一心で綴っているわけなのです。
それは、私が一番危惧しております「クイズマニアが闊歩する」状況を避けたいからなのです。

クイズを含めました予選ラウンドに目を通しまして、私の正直な感想は、心底震えが止まりませんでした。
「これでは、クイズさえなんとかなれば、比較的容易に決勝へとコマを進めるんじゃないだろうか」
予選で行われますゲームは、クイズの他、キャプテン・リノ、マネージャガ、テレパシー、ハグル、といった面々です。このうち、ハグルを除けば、ルールと、ちょっとしたテクニックを覚えさえすれば、残りは運だけでなんとか補完できそうな、そんな印象が見受けられたからです。
(しかもテレパシーに至ってはテーマ次第でクイズの知識と連動してしまいかねません)

勿論、これはボードゲームを真剣にプレイされている方からすると大変失礼な物言いになることは重々承知の上です。マネージャガも、その道の達人がプレイされたならば、素人相手に百戦百勝できるほどのテクニックがきっと存在するはずです。

しかし、それでもHP上で予選クイズ等の配点がどの程度の割合を占めているのかを判別できない以上、軽々に予選クイズ高得点者の存在を切り捨てる、というわけにはいかないでしょう。

ご存知ない方にはイメージできにくいかもしれませんが、クイズマニアの勉強量は計り知れないものがあります。
彼らはクイズの為なら何日だって徹夜できるほどの努力家です。
普段「芸能・音楽」から「文学・歴史」といった幅広いジャンルの問題に勤しんでいる彼らからすると、「ボードゲーム」という限られた範疇なんて、かなり極限化された世界に取られる可能性だってゼロではないでしょう。

かつてフジテレビの深夜番組「カルトQ」でもそんな事態が発生致しました。カルトな知識を競う番組において、(私の知る限り)数度、各大学のクイズ研究会所属の学生が優勝をかっさらっていくというケースがあり、司会のうじきつよし氏も「こんな番組で果たして名誉となるのでしょうか」と困惑して姿が印象に残っております。
今回、3人1チームで競うわけですから、例えばそのうちの1人が「クイズ担当」だった場合、そのチーム全体のボードゲームの腕前を棚に上げたとしても、かなり上位まで勝ち上がる可能性が否定できないのです。
まして今回「シングルチケット」なるものも販売されます。「私はボードゲームの腕前こそ半人前ですが、クイズの知識だけは誰にも負けません!」という看板を掲げた人なんて当日は超モテモテになることでしょう。

それだけは避けたい。

ボードゲームのお祭りで、ボードゲームにさほど興味を示されない方が上位入賞を飾るなんて、(ボードゲームもクイズも両方好きならば良し、ですが)
優勝した後「クイズの協力ありがとう。それじゃバイバイ」なんて。

それじゃせっかくここまで「ボードゲームをさらに盛り上げよう」と粉骨砕身された方々に対し、失礼ではございませんか。

今こそ、ボードゲーマーとしての意地を、見せつける時ではございませんか。

参加されます方一人ひとりに、神のご加護があらんことを!



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