番次郎の盤上万歳!!: いろんな場所でBABELを建てよう!

2017年7月3日月曜日

いろんな場所でBABELを建てよう!

BABELというゲームをご存知だろうか。
詳細は言うに及ばず。建設者と狂信者に分かれて紙製の塔を建設する正体隠匿系のゲームである。


しかし、どうも私がこのゲームを広げると、かなりの確率で塔が完成してしまうのだ。

理由は、どうも狂信者に不利となるゲーム性にあるようだ。
こう言い切ってしまうと語弊が生じるが、このゲーム、初めての方に勧めたい気持ちがある反面、ゲーム慣れしていない方からすれば、仮に狂信者となった場合、塔の建設を妨害するテクニックを有しておらず、ただただ建設されるのを眺めるだけの場面がままある。
さすが生きとし生ける人間。性善説とはよく言ったものである。

ならば、最初からもっと難易度を上げてやればいいだけの話。

そこで今回、色々な場所を想定してBABELを組み上げていくことにした。
すなわち、土台となる場所を、手を替え品を替え、用意してみることにしたのである。


<今回のルール>
◆8段目まで組み上げる。その際の壁カードは基本的に同じ高さ(番号)を使用
◆チャレンジは3回。できなければ失敗。その他のルールは取扱説明書に準拠し、例えば、組み上げる際は使用する紙以外には基本的に触れない。



① スポンジ
まずはスポンジ。台所で使用される一般的なものを用意。

重みで沈むことを想定したが、全く動じることなくあっさり8段目クリア。
もっと難しいことを想定していたが、このスポンジの難易度が以降のチャレンジを大きく左右することとなったため、非常に参考となった。スポンジを使用するプレイは見た目よりも派手なので、こちらは完全にパフォーマー向けと言えるだろう。




難易度★☆☆☆☆
派手さ★★★☆☆
手軽さ★★★★☆



②羽毛布団

スポンジの大成功に気を良くした私は、用意していた「バスタオル」や「緩衝材(プチプチシート)」といったものなどには目もくれず、一気に難易度を上げることとした。
押入れより、羽毛布団の登場である。
今日の関東は高温注意報が発令され、わが町も気温35度を超える猛暑日を記録するというこんな日に、羽毛布団を広げる輩こそまさに狂信者と言えるのではないか、という疑念も湧いたが早速プレイ開始♪

やはり空気をたっぷり含む羽毛布団は手強く、ふかふかの壁に阻まれ、7段目で1回目、崩壊。
めげることなく2回目。平坦な場所を構築し、そっと組み上げ、最上階の旗を立てて、いざ写真撮影・・・その瞬間に敢え無く崩壊!2回目も失敗。しかし希望の光を残す。
不屈の精神を持って3回目に突入。不安定な場所、重さで沈む場所、上がる難易度、頭の中で流れる中島●ゆき・・・できた!写真写真。撮れた!見事完成、と同時に崩壊する塔。よく頑張った(塔の方ね)。これはスリル感も含めて面白かったので、是非皆さんも作ってみてください♪(川島海荷アナの声で)



難易度★★★★☆
季節感★☆☆☆☆

③ 風(扇風機)

BABELの難易度を上げるには、と聞いて誰もが想像する方法こそ「風の使用」ではないだろうか。
どのくらい難しくなるのか。実際に試してみた。

1メートル後方から一般的な扇風機を使用、強度は7段階の4

最初は順調、しかし3段目、高くなるにつれ、風が紙を吹き飛ばそうとする。おそらくこれは本当に塔を建設する感覚に酷似しているのではなかろうか。いや知らないけど。
組み上げる途中で壁が飛ばされるので、急いで段を組み上げて土台の重石を作るという繰り返し。当然難易度も急上昇。
1回目、5段目で崩壊。2回目、7段目で崩壊。初の失敗か、と思われた矢先、8段目、見事に完成。パシャ!奇跡の一枚である。壁の崩壊具合から、難易度の高さが窺い知れるだろう。




難易度★★★★★
緊張感★★★★★


④ 傾斜

次に「傾斜をつけてみる」という方法で難易度を上げるアイデアを思いついた私は、手頃なもので傾斜をつけるにはどうしたら良いか少しばかり思案することにした。
ふと、目の前に、届いたばかりの「パンデミックイベリア」を発見。
「これだ!」
ゲーム会やカフェなどで一般的に使用されるゲーム箱程度の傾斜をつけた状態ならばどこまで難易度が上昇するのか、レッツ建築!

1回目、普通に組んでみる。3段目であっさりと崩壊。やはり傾斜がきつすぎるのか。
2回目も5段目で崩壊。ここにきて7段も積めない惨状。
よく考えろ。傾斜に合わせて壁カードをその都度組み上げ直す必要があるのではないか。

チャレンジ再開。次は傾斜に合わせて少し中央部の位置をずらして組み上げてみる。7段目、8段目・・・いびつな形の塔が組み上がる。
く、クリア!やはり人間、不屈の精神があるからこそ成長することを実感。先日惜敗を期した某若手棋士もこれを見て是非頑張ってもらいたい。(偉そうに…)



難易度★★★★★
技巧度★★★★☆

⑤ ボール

次に「不安定で動くもの」という観点から「ボールのようなもの」にチャレンジすることにした。
本来ならばビー玉やパチンコ玉が用意できればよかったが、たまたま目についた「カラハ」の玉があったので、こちらで代用することにした。
早速チャレンジ。しかしこれまで数々の修羅場をくぐり抜けてきた私にとって、もはやこれくらいの障害など取るに足らず。あっさりとクリアできてしまった。完全に感覚がマヒしている。果たしてこの先、ちゃんとした研究結果が生まれるのだろうか。




難易度★★☆☆☆
色彩度★★★★☆

⑥ ビーズクッション

羽毛布団という難易度の高騰するものは確かに良いかもしれないが、いざゲーム会などに持参するとなると軋轢が生じることは確かだろう。
ならばもっと手頃に手に入るものを考慮しなければならない。
そこで「ビーズクッション」の登場である。これならばぬいぐるみ売り場で比較的容易に手に入るではないか。早速チャレンジ。

うむ、これも羽毛布団ほどの難易度の上昇はないが、足場の不安定さにより難度を上げることはできたかな、という印象。
こんな口ぶりではあるが、実は撮影の際、油断して2回写真を撮り損ね、この写真は塔を組み上げた3回目であることはここだけの話にしてもらいたい。



難易度 ★★★☆☆
女子ウケ★★★★☆


<結論>
今回の調査結果、難易度をランキング形式にすると

1位 羽毛布団
2位 風(扇風機)
3位 傾斜
4位 ビーズクッション
5位 ボール、スポンジ

<感想>
手頃なもの、身近なものでも意外と簡単に難度を上げることができ、これならば狂信者も安全安心、しかもいずれの場合においても、ちょうど完成間近の8段目で崩壊するというゲーム的にも美味しいバランス。
ここまで計算されているとするならば私の中のBABEL愛はますます深まるばかり。

このゲーム、最高っす。



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