2018年5月1日火曜日

ゲームマーケット2018春 私の注目作品(修正版)

あいや待たれいそちらのお方、

私の話を聞いてはもらえぬか。

すなわち、購入予定リストを作成したところ、現段階で108,000円に到達してしまった私の話を、である。
(これでもまだハピエストタウンの購入を考えあぐねている現状)

全てを購入する資金があるわけもないので、
その中でも「特に私が注目している作品を」今回あげたいと思います。

その前に
私の趣味趣向のことをお話しておきます。

私はいわゆる「ライトゲーマー」に属します。
食わず嫌いがないわけではないですが、重いゲームを黙々とプレイするより、軽めのゲームをワイワイ楽しむ作品に心を奪われます。
海外の作品より、国内作品に
売れ線の作品より、一風変わった作品に
心を奪われる傾向がある旨、あらかじめご承知願います。




5月5日(土)


A07 久遠堂 Go☆Do☆Compa
テーマは「合コン」内容はかなり熾烈な駆け引き、時にひきつり笑顔で、時に怪しい笑みで、といった世界観を上手くこのゲームでまとめたな、という作品。各種試遊会での阿鼻叫喚が轟くほどの盛り上がりぶりは、カードに記載された細部の説明文などや勝者のみに与えられる秘密のQRコードなど、要所要所に配慮された細やかな気遣いからも納得が行く。


A15 たま々(両) シープマッチ
ミツバチマッチのデザイナーによる次回作。ホンワカとした絵柄を使用した大喜利の要素を絡めてカードをなくす作品。グループ戦という辺りがミソなのだろう。慣れてくると複数枚同時処理など荒技が飛び交う乱打打線となる様子。それらを傍目から見ているだけでも十分に面白い


B08 OKAZUbrand withi H ストックホールデム・メトロックス
鉄道を舞台としたゲームマーケット大阪の新作から一転し株取引を舞台にした中量級の作品、情報操作、株取引といった敷居の高い作品ながら、少々シャレの効いた愛くるしいキャラクターがそれらにスパイスを加える。
メトロックスはゲームマーケット大阪でも評判を博した作品。大人数対応ですから筆記具があればパーティーなどにも幅広く対応可能。もちろん鉄道の知識がなくても十分に楽しめますし、ゲームマーケット 以外にも近隣のカフェなどで現在も委託されておりますよ。


C01 高天原 しばことば/#バズったー
文字カードではなく「ランダム(?)に配置された文字列」カードをズラしつつ使用することで、連鎖と妨害(邪魔)、さらに「逆転」の要素とが全て両立される。ゲーム性のヒリヒリした感じがホンワカとする作品に彩りを添える
同ブースの「#バズったー」は大阪新作、こちらは打って変わって大喜利風の作品。両作品ともにテーブルの上でワイワイと楽しめるような作品であることを想像できる。


C05 ボドゲイム サバンナスマイル
ピクテル、雪玉ゾンビなどでもお馴染みボドゲイム制作。スマートフォンを待ち構え、カードの指示通り動き回る動物たちをシャッターチャンスで撮影するという、少し前の時代まで現実には叶わなかった作品。アナログゲームの進化系とも呼べるような作品ではあるけれど、硬いことは抜きにして、失敗写真を眺めながらワイワイ談笑するだけでも十分楽しいかもしれない。

C07 NSGクリエイト「突撃!今夜の晩ごはん」
関係各所のカフェ様に足を運べば必ずマスターが「面白い」と紹介するゲームマーケット大阪新作。断片的にヒントとして出題される食材から、本日のメニューをズバリ当てるという内容。
レシピカード下に記載されている説明文を読むだけでも十分に面白い。ちなみにこの文章、料理も美味しいゲーム喫茶天岩庵の店主さんが執筆されたとのこと。

C09 ゲームNOWA 「わードミノ」
戦国DOMINO制作者かぶきけんいち氏によるドミノとワードバトルをつなげた作品の、今回はベータ版。言葉がドミノとなっている点が特徴で、意図しない場所での連鎖を狙える点が、パズルゲームによくある「ふとした手で相手に有利、または不利となる」などの高い戦略性を秘めている点が特徴的。ベータ版で無料配布とはいえゲーム自体の完成度が非常に高い為、言葉関連のゲームに興味のある方は足を運んで間違いなし。


D07 ラブリー会「プラネットアドベンチャー3」
ラピッタなどで知られる老舗ブースから数年ぶりとなるオリジナル作品が登場。アニメを彷彿とさせる絵柄ですが、昨年秋頃からじっくりと時間をかけて練り上げたれっきとした自社ブランドの作品。中身も非常に豪華で、カードとコマを使用した冒険すごろく。持ち込み数が少ないと発表されておりますので、こちらもご購入をお考えの方はお早めに。



D21-22 梟老堂 AlpeNzian(アルペンツィアン)
「イラストゲームにハズレなし」の言葉通り、イラストとダイスを元にイラストを描く作品。デジタルでもできることを「自らの手で描く」という遠回りを経ることで敢えて味とする所に「アナログゲームならではの楽しみ」がある、と、製作者の狙いはそこにあるのかな?。出来上がり後にみんなで作品を見せ合う感想戦も絶対に楽しいし、だからこそ「イラストを手で描く」が活きてくるのでしょう。


D29 嘴広卿(はしびろきょう)「LAST WAN STANDING」

早打ち、伏せなどを駆使し自分だけの生き残りをかけて銃撃戦を行うという内容、核となるのは「アミーゴ」システム。これにより味方、すなわち「自分が守りたい存在」に照準を定めること、また「誰それが守っている、または自分が守られている」をプレイ中に推理できることがカギとなり、ゲーム終盤まで読みあいが続く辺りの展開が面白い。ワイワイもよし、人狼的なヒリヒリしたバトルもよし、ワイルドで哀愁を漂わせる犬のイラストがそれらを一層引き立たせます。

D39 Corolla Animal Draft
野球のドラフトとカードのドラフトをかけた、なんて心をくすぐる作風。セットコレクションと銘打たれているように、選手一人一人に個性があり、その年に必要な選手が変わってくるため「去年は必要だったけれど来年はいいや」もあり得る辺りのジレンマが楽しい。とにかく目玉である「バットでボールを実際に打つ」動作が楽しく、無駄にバットを持つ選手を獲得したくなるのは私が野球盤世代だからでしょうか。(タコくんはとても優秀)

D45  しのうじょう 寿芸夢/鮪づくし
カードを使った大喜利風のゲーム。名前ならば人名や地名や年号、ヤンキー漢字など幅広く何でもござれ。難易度も上・中・下に分かれ、食べ物やアングラなどジャンルの細部区分も図られている点の細やかな配慮が嬉しい。漢字を使用した大喜利風作品の中でも私が特に興味を持った作品。同ブースではゲームマーケット大阪で好評を博した二人用作品の「鮪づくし」も頒布されるとのこと。こちらもチェックです。


D47 サイタニヤ 京浜東北SPEED
山手線SPEEDに続く第二弾。スコットランドヤードが東京マップとなった際、いちどきに親近感が湧いた時のあの感動です。前作とのつながりもあるようで、ならば電車マニアの私(と嫁)はもちろん混ぜて遊びますとも。ロゴマークの「それっぽさ」も、とても心を奪われます。

D73-74 こぐま工房 ヒクトルーン
カードを使用したバランスゲームは一見の価値あり。倒れることを「暴走する」など各所でファンタジーRPGの世界を彷彿とさせる世界観が、デザイナーの井上磨氏による美麗なイラストも相まって私の心を掴んで離しません。見て楽しい、だけではなく「カードの素材に触れて楽しい」すなわち「購入したものだけが体験できる幸せ」。なるほど、そういうアプローチもあるのか、と。

D76 鍋ラボ 「漢々楽々(かんかんがくがく)」

四字熟語を使用した漢字大喜利、無理難題をこじつけるこの手の大喜利は、場の空気が馴染んだ頃に行うと非常にワッと盛り上がるのですよね。大喜利的には少し難しいと判断。でも一度いい具合にピタリと決まると麻薬のような快感を覚える点が好きなのです。製作者は歌集「ふるさとと呼ぶには騒がしすぎる」を執筆された「なべとびすこ」先生。どう先生の歌集も販売されるとのことです。

E38 株式会社セライノ「俳聖」
前回秋から販売されておりましたが、カードを使用して俳句を作成する作品の単体拡張。出来上がった作品をツイートするだけでも十分に盛り上がり、またヘンテコな俳句を無理に風雅な作品に解釈する楽しみも生まれる、渋めの作品です。


E08 JOYJOYJOY(両) 注文の雑な客
見た目もシンプルかつオシャレ、そしてルールも「雑な」オーダーを元にいかに正確なチュモンができるかといった、パーティゲームの皮をかぶった、実は洗練された「大人のゲーム」。少しのヒントを手掛かりとした心理ゲームに舵を切り替えることも可能な辺り、実は手本引きのような熱い駆け引きが必要とされる作品だったのではないでしょうか、ないですね。製作者があまり主張しなかった細部説明書やパッケージにも注目です。

E10 のむゲームズ(両) ウルトリテン
色ものを彷彿とさせるけれど、中身は実に丁寧に作られたトリックテイクの作品。実際に作者の方から説明を受けましたが、難解とされる用語の数々が登場せず、あくまで「初めての方にも手に取ってもらいたいが故の」デザインだったのかな。と受け取りました。私はトリックテイクに関して勉強不足でしたが、ルールもスッと飲み込めましたし、世界観や元ネタを壊すような内容も何もない、愛情がひしひしと伝わる作品だったことを思い出します。ええもちろん予約済みです。

E15-16 カワサキファクトリー(両) 「Gear11」
カード、または牌を使用して約11以上の遊び方ができる、まさに「1つ持っていれば大丈夫」の大定番となる作品。遊び方は未知数ですが、ルール等に関しては熟練された老舗ブランド。ちょっと無理しても手触りの良さそうな牌のバージョンを入手したい。

E35-36 グランドアゲームズ(両)「アネクトパンチ」
Fist Bumpと呼ばれるグーとグーを合わせるパンチがテーマ。親プレイヤーの提示する「好きな●●」などのお題に対し、各種質問をしながら、最終的に親の考えていた解答に最も近い回答者と「アネクトパンチ」を行う、というルール。しかしそれらテーマはざっくりとしている点がミソで、だいたい正解ならばパンチできる、他の解答が気に入ったら回答者同士でもパンチできる、など、「主軸がある他に枝葉はご自由にどうぞ」と、まさしくパーティ向けの作品。この自由さこそ「アナログゲームの醍醐味」だったのかな、とふと考えました。


E70 一石ラボ 「ブランクワールド」
販売前から話題沸騰の、航海者となり地図を広げる作品。一つ一つ丁寧に仕上げ、各種タイルにも小ネタを仕込むなど製作者のこだわりを余すところなく閉じ込めた逸品。箱いっぱいに詰め込まれたタイルと、何も生み出されない海図から、徐々に広がっていく航海図に、争うべきプレイヤー全員の一体感が生まれるあたり、アナログゲームの良さを実感致します。

F33 DIY卓屋 「カーリングダイス」
ロボットラボ、リトルガーデン(ノスゲムデザイン)、パニックブリッジ(立体)といった、ダイスを用いたアクションゲームは各所で好評を博しており、今回、少部数販売も合間って混雑が予想されます。お買い求めの方はご注意を。


G21-22 四等星 親の期待を裏切るバカ息子
タイトルからは想像し難いれっきとした「クイズパーティゲーム」。親が正解者(正解を書いてくれるであろう子供)を予想し、当たったならば得点、というブラフ要素を取り入れた作品。特筆すべきはクイズゲームなのに「早押しボタンを必要としない」点、これ実は、かねてから私の昔所属したクイズ界隈でも「早押し、ボードの他に楽しめる企画はないの?」と散々頭を悩ませた問題だったのです。初めての方でも楽しめる要素を取り入れたあたり、さすがボードゲーム製作者の視点は違うな、と実感いたしました。買います。

G27 一年中未来 パワーワードワーカーズ(仮)
既存のお題から、カタカナと日本語の組み合わせを用いて新たな言葉を考える、これぞ「ありそうでなかった日本語の大喜利風ワードゲーム」。前回秋から既に評判が高かったので今回の販売が非常に嬉しいです。(※前回秋に発売されていらっしゃったらごめんなさい)お値段もこのジャンルに関しては手に取りやすい価格です。


H01 もんじろう(両) 積みゲークイズ
ゲームを知っているからこそ楽しめる、ゲームを知っているからこそ面白い、まさに「ゲーム熟練者」向けの作品。もちろん正解にたどり着くためには相当量の知識が必要とされますが、同じだけの趣味を知っている人同士の会話って楽しいじゃないですか?その時の触媒たる存在として、カフェなどに一つあれば本領を発揮しそうです。



H20 Logical Power 「DARK WITCH」
現在までルールは「裏表で推測できるババ抜き」という情報のみ。しかしそれだけで十分駆け引きが要求される作品であることが伝わるから広報として流石だと実感。古典的作品の良さや奥深さを知るからこそ、そのアレンジを最小限に、そして慎重に重ねていっての作品であることを期待します。妖しさ漂うカードながら明るく手に取りやすい雰囲気も好印象です。(残念ながら、今春の頒布は見送りとなったようです)

H32 堀場工房 ハムハムえぶりばでぃ/さばげ
漫画家たちばないさぎ先生による毒気のない絵柄は絶品。その可愛さとは裏腹にアツい駆け引きが楽しめる名作「うさぎとハリネズミ」を思わせるスゴロク。駒の一つ一つ丁寧に装飾が施されたウッドバーニングの技法にも注目です。
さばげはブラフとバッティングが交錯する、こちらも可愛らしいイラストとは対照的にアツい心理戦が要求されるカードゲーム。1度ではなく3、4回プレイすると、相手の心理が読めてくる辺りの「腹の探り合い」が、まさに「サバを読む」という根本に隠れているようで心をくすぐられる。


I08 TUKAPON(両) あいわな-trap of Love-
淡い色使いのイラストながら、ポーカーのようなセットコレクション。伸るか反るかを捨て札から選択できる辺りの駆け引きを恋愛というテーマに落とし込んだ辺り、タイトルしかり、製作者さすがだなーと思わせる。カードの枚数が変則的となっている点が味噌で、相手の数値を読みながらのトーク(さながらこれも恋愛に例えられるのだろうか)も楽しいのだろう


I22 88create シルとり
シルエットタイルを使用してゴリ押しでしりとりを完成させる、こちらも大喜利要素の混じった作品。同梱のベルがカギとなり、開始の合図となるベルの「チーン」という音が無意識のうちに焦りを生み出す。数回プレイするうちにゴリ押しが乱暴なものとなり「これで何とか通せないでしょうか…。」となる辺りのパーティ的な要素が面白い。真面目系よりワイワイ楽しみたい方には間違いなく楽しめます。

J01-02 BGM盤上遊戯製作所 (両)ブランク材の販売/テバトリ/皇子のトリテ。
ゲーム製作を「考えていらっしゃる方」で結構。手に取っていただきたいものは「サンプル品」、長年の知見を活かした技術をゲーム製作に取り入れたそのこだわりは、サンプル品といえども十分に伝わってきます。全ての製作者から愛され信頼される、その理由と何か、そのこだわり抜いた、それでいてとても明るい方々の笑顔に癒されるべく、今年ももれなく伺いたいと思います。
新作ゲーム「テバトリ」は変則神経衰弱。動画を見る限り、かなり紙質にこだわりがある様子。ビールに手羽先も登場しますが、子供でも十分に楽しめます。シャッフルありきの神経衰弱はむしろお子さんが有利かもしれません。
チップを使用したトリックテイク「皇子のトリテ。」はカードのデザインなど見た目も鮮やかなトリックテイク。ラウンド毎に獲得できる得点が変わる為、使用する手札と相手のチップとのダブルを考慮する必要があり、ダブルで頭を悩ませるような、けれど運の要素であっさりと勝利もできるその塩梅は、さすが何度も職人ならではの微調整されたのかな、を彷彿とさせます。こちらも委託販売されるとのこと。
ゲームだけではなく、最近登場した可愛い看板キャラクター「ベル・グレイス・マーシャ」の3人もおで迎え、といった、いたせりつくせりのブースとなっており、おそらく行列ができ流と予想されます。

J17 とりげぇむず(両) AIQue
クラウドファウンディングでも一時話題となった、音声装置を使用してのパーティーゲームがゲームマーケットで初登場。もちろん一人でも楽しめます。
1台のスマホがあれば皆で楽しめること間違いなし。声などを気にしなければカフェでも可能です。(騒ぎすぎないでね)


J36 をしだや (両)怪物パーティー
老舗ブースによるカードゲーム。ルールはトランプの伝統ゲームを思わせるので面白さは保証済み。
キャラクターも、氏の持つ独自の愛くるしいキャラクター(しかも見た所全て書き下ろし、ですよね?)を活かしきり、ルールはシンプルながらアツい駆け引きが期待できそう。同ブースは過去作も若干数発売するとのお知らせを受けておりますので、名作「どーぶつストラグル」などを入手するチャンスですぞ。

J41-42 蒼猫の巣出張所「百科審議官」
「ベン図」を利用しての連想ゲーム。旧作はすでに絶版となっておりましたが、この度のゲームマーケット大阪でリメイクされました。もちろんボードゲーマーなら「いまを買い逃せばどうなるか」は想像に難くはないですよね?私はもちろん購入。

J50 よぐゲーム「グラバー」
グラバーは長崎グラバー邸を題材にした第2回東京ドイツゲーム賞を獲得した実力派。重めのゲームではありますが、人気漫画「ボドゲde遊ぶよ!」を手がけた赤瀬よぐ先生によるわかりやすい説明漫画も掲載されておりますので安心できます。
同ブースでは赤瀬よぐ先生による「グラバー」のサイン会も実施されるとのことです。

J40 土曜こっち屋「正気度ヌルから始めるゲーム制作」
B25 スモール出版「ボードゲームデザイナーハンドブック」
前者は制作に携わる著者が業界を裏の視点から描く、時に明るく、時に悲哀に、時に辛辣に、業界を斬る爽快感のある一冊。業界人ならずとも裏の世界とは、真の世界とは、をのぞいてみたい方は必見です。
後者はゲームマーケット先行販売(後日アマゾン等でも販売予定)。ドイツ年間ゲーム大賞の審査員を務める著者の、多くの作品を熟知するからこその視点はデザイナーならずとも一読する価値はあり。

K20 ボドっていいとも ボードゲームカフェパス
これまで「ありそうでなかった」ボードゲームカフェのグルメ情報誌。1,000円と記載があります、割引券やフードチケット、何より全国各地のグルメ情報が一手に掲載されているというデータベース的な価値もあり、俗な言い方で申し訳ないですが、大変コスパの良い作品となっております。
もちろんその見た目も「ミシュランガイド」を彷彿とさせる上品なチケットブックとなっており、持ち歩くのに人目を機にする必要がない点、とても嬉しいです。
今なら土曜日限定でF25「kurumari」ブースとI18「番次郎」ブースで特典もあるようですよ。




2日目 5月6日 日曜日


B04 鍋野企画(両)ハネムーン ウィズアウト ア ゴースト
心理クイズを5問行い、連続正解を行うクイズゲーム。昔「ウンナン炎のチャレンジャー」の「カップル限定彼女のこと10問答えられたら100万円」ってチャレンジで、ことごとく男性が「彼女の初デートは?」「爪の色は?」「胸のカップサイズは?」といった質問に敗れ去っていったので、おそらくこのゲームもゴースト有利となるのではないかな、と勝手に予想致します。カップルとプレイする場合はご注意あれ。


D75 ひとりじゃ生きられない「ベルーガ」
大自然をテーマにした同ブースの最新作。作品自体はシロイルカを見つけ出すという協力ゲームですが、見つけてはいけない妨害カードによりそれらをうまくかわさなければならない点、かなり達成の度合いは難しめに設定されているとのこと。色鉛筆の一本一本で丁寧に描かれた絵柄は、同日絵本としても販売されるとのことです。

D72 TUCGAMES「カウントダウンしりとり」
ひらがなカードを使用してのしりとり。こちらは大喜利要素は一切なく、完全な語彙力の勝負となる。しかし妨害とな二文字カードや「を」カードを使用することにより幾分の運と、場合によっては様子をみるという「カードゲームならでは」のテクニックを要求される点、とても興味深いです。拡張カードもおまけで付くようです。

D43-44 Glory'sWorks 「HIDE OUT」 
これまでの一本道ダンジョン探索からついに「分岐する」ことを主体に置いた作品が登場。それらをボードではなくカード(山札)のみで表現できたそのアイデアに感服致します。駆け引き、そして達成できた時の感動、それら混みでも前作RED OUTを忠実に引き継ぐ傑作と呼べます。もちろん「インスト簡単」という前作の軸にちゃんと根ざしている辺り、製作者としてのアツいこだわりを感じます。


D57-58 Polygonotes 竜姫の咎(りゅうきのとが)
美しいデザインは時に悲しいストーリーを暗示させるかの如く、艶やかに、そして儚げなストーリー。ゲーム自体もシンプル且つ何度もプレイ(輪廻)したくなる展開を想定してしまうなど、それだけで氏の術中に嵌められているのかもしれない。
公式ブログに寄せられた説明漫画にもそれらを彷彿とさせる一片が寄せられておりますが、それらを想起させずとも、軽く、何度でもプレイしたくなる作品です。

E50 river games「魔法陣のルール(仮)」
R&R stationの売り上げ上位にランクインするなど販売後から話題沸騰の作品。そのキモは「ルールを独自に変更できる」点にあり、一定のルールに従えばどんなカオスなルールにも変更自在な点にある。この自由と発想力が次回以降のリピート率を向上させるのだろう。丁寧な動画解説もあるなどサポート体制の充実も嬉しいです。

E55-56 Mogwai 「オネズミ算」
カードに書かれたチーズの数値を欲張らない程度に上手く取り合う度胸試し。少し前に「フォレロッテ」にどハマりした私にとって、この「カードだけでできるチキンレース」は見逃せません。大きく見やすい、手に取っても数値がわかるなどデザインや実用性も工夫されたカードのデザインも必見です。土曜日はB-22で委託販売も行なっているそうですよ。

F06 ColorfulSpiele BodoCaーボドカー
ボードゲーム愛好家ならではの作品。ボードゲームを知っているからこそ、ボードゲームの知識だけで楽しめる連想ゲームというコペルニクス的転回。
「自分そんなに詳しくはないし…。」とおっしゃる貴方にこそ、「初心者にオススメのボドゲ教えて」のツイートについつい反応しちゃうアナタにこそ、きっと楽しめること間違いないでしょう。お節介大好きな私はもちろん見逃しません。


F09 ブッコ「たぎる表裏」
名作「たぎる論理」がワンランク上にパワーアップ。そして当てるカードはたったの1枚。質問を駆使し、その1枚を当てる、という、余計な贅肉を削ぎ落とし、極限までシンプルを追求した結果、その「面白さの原石」だけが抽出されたような、実にソリッドな作品です。

F18 BraveLily 真・まどつく〜魔導書を作ろう〜
前作から内容を一新、キャラクターデザインにナカタヒサ氏を採用しさらに内容を洗練させ、洗練を重ねゲーム性をより深めた上で、デザインはさらに魔導書らしい世界観を構築。とはいえ、重厚な神話世界よりもファンタジー色を重視しているとのことで、それが曖昧をよしとするアナログゲームの世界観とバッチリマッチしている辺り、「狙っているな?!」と思わずニヤリとさせられます。


G22 アソビCafeゲームス リミット30ミニッツ(※カタログでは20となっておりました)

現在流行の脱出ゲームの中でも、ゲームカフェとの連動イベントも期待できる渾身の一作。ゲーム内容がゆえに前情報が無いものの、謎解き関連のイベントを積極的に行う同店だけに面白さは保証済みと言えるかも。使用後は「終わり!破棄!」ではなく、たまに見返して「あの時ああした」を振り返る楽しみがあるというのもいいですよね。

G33 ぎゅんぶく屋「ワンナイトマンション アクリルキーホルダー」
ゲームマーケット大阪で人気を博した、ワンナイトマンションに登場する各キャラクターのアクリルキーホルダーを販売。今回は第2段となる「執事、探偵、富豪」の三種類を用意とのこと。個人的には是非とも「探偵」を入手しておきたいのです。理由は永遠に不明!

G46 空とぶカミナリ石「空飛ぶカミナリ石」
NHK「おはよう日本」でも取り上げられた、介護現場から生まれたボードゲーム「デイサービス農園」に続く第2段。介護現場で使用することを目的とされているが如くルールもいたってシンプル。だからといってゲーム内容がおざなりになっているわけではなく、私のような人間が混じっても楽しく遊べる作品に仕上がっております。作品全体から漂う「やさしさ」からも、その丁寧に手がけられた作風が伝わります。


H14 758ボードゲーム会 「あの娘は黒が欲しい」
トリックテイキング老舗のブースから最新作が登場。昨年夏の名古屋ボードゲームフェスティバルでは、かのGAMENOWA代表かぶきけんいち氏もその面白さを絶賛した作りです。獲得したカードを混ぜて「黒色」を作った分だけ得点となる、という内容です。
長い月日をかけてじっくりと練り込まれた今作が、満を辞してゲームマーケット春に登場します。



H34 コロラボ「四季ならべ」
絵柄を見るだけでも楽しいセットコレクション系のカードゲーム。花札のように美麗に紡がれた一枚一枚のカードを、順番に集めていき役を作っていくというシンプルな内容ながら、和風のカードゲームならではの熱のこもった駆け引きが必要となるかもしれません。役名も「明鏡止水」「水天一碧」「花鳥風月」などとても雅。


I24 Qlios Inc. 「ガイスターギャモン」
愛嬌のある幽霊のイラストと、一見してシンプルなデザインとルール、しかしその面白さはMENSA出身のデザイナー自身も太鼓判を押す出来栄え。
シンプルでヨーロピアンテイストなデザインは、その木でできたチップやアイロンプリントのボード、ルールをQRコードにてその場で確認できるなど風合いやデザインなど細部に到るまでもこだわりを見せている。
同日出展される可愛らしいミープルアクセサリーはナシたん工房、アプリコ様から。やはりデザインと機能性の双方を重視した各種グッズは、ファンとして見逃せない逸品です。


J58 ハッピーゲームズ 「グラギャモンにゃん」
言わずと知れたハッピーゲームズRYO氏によるグラギャモンシリーズ第二弾。愛苦しいキャラクターが取りざたされる中、丁寧な文体と難解な用語を排して読みやすさにこだわった説明書や、池、魚など独自の世界観を構築するストーリー設定、目に優しい全体の色合いなど、ユーザーへの細やかな気遣いに製作者の優しさが垣間見えます。「振り直しカード」を使用することで上級者とも互角に争える配慮も嬉しいです。







・・・
私の勉強不足で、まだまだ発掘しきれていない名作はあります。
それは是非、皆さんの手でお探しになってはいかがでしょう。

何かのご参考になりましたら幸いです。m(._.)m

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