番次郎の盤上万歳!!: Self Similarity ボードゲーム王選手権 機動ノ章

2018年8月5日日曜日

Self Similarity ボードゲーム王選手権 機動ノ章

前々回 準備編 http://hibikre.blogspot.com/2018/08/self-similarity.html
前回 当日編 その1 http://hibikre.blogspot.com/2018/08/self-similarity_5.html


続きを書く前に、前回あまりに慌てて執筆した為、いくつか補足したいと思う。

まずボードゲームクイズ (筆記)の結果について、本文中にあるよう、その場で点数を計算して相手に渡す方式だったので、自ずと採点結果を知る結果となった。
私のチームは172点、幸先としてはまずまず。
あとで知ったのだが、上位を走るチームは187点、180点をマークしていたようだ。

すなわち、この地点で大きな差はつかなかった。

仮にこの「ボードゲーム王選手権」が「クイズ主体の大会」ならば、ここで大きく水をあけられてしまうと巻き返しが難しくなるはずだが、今回の趣旨はあくまで「ボードゲーム王」、クイズ王とは一線を画すらしく、この筆記ペーパーで例え100点代を叩き出したとしても、のちのゲームで十分巻き返しが可能だった、と、後になって知ることとなる。


無論、そんなことなど知る由もなく、勉強量に比して、思うほどの結果を残すことができず、出鼻から挫かれる私。
肩を叩きながら励ます「のざくに」氏。
「よし!ここから頑張りましょう!」と私も負けじと意気込んで見せてはみたが、すでに心理面では右肩下がりの曲線を描いていた。

そんな心境のまま「キャプテン・リノ」まで失態を犯したのだから、いよいよ落ち込みのグラフは加速度を増す一方だった。

15分ばかりの休憩を挟み、ひとまず肚の中に気つけのコーヒーを入れる。
ここからはテーブルを離れ、相手との戦いとなる。
チーム戦を想定していたので、まさかここにきて、心強いパートナーが「一時的に」とはいえ、自分の元を離れることに、いささかの不安を隠しきれなかった。

次なる種目は「ボードゲームライン」。
カードに表記されたルールで「カードライン」を行う。細部は「カードライン」(リンク先:ハンドマンのボードゲーム紹介)等を参考にしていただきたい。

本家とルールが違う点として
・1戦目と2戦目は並べる項目が変化する
・誰かが手札を出し切ったら1巡する(同点1位となる可能性もある)
・ノーミスボーナスあり

席移動後、個装されたカードを各々に配る。
第1戦のテーマは「箱の大きさ」だ。
今回は「横幅の大きさ」となる。



大会公式HPより図を拝借したが、「ワニに乗る?」と「ウミガメの島」の間の差はわずかに5mm、計測の方法は定かではないが、1mm単位の「誤差とも言えるような」箱の大きさに大苦戦することとなる。
私の初期手札は、簡単な小箱が1つに、見るからに大箱が1つ、そして「おばけキャッチ」と「ごきぶりポーカー」
!!箱の大きさがほぼ同じどころか、作者まで同じではないか(デザイナーはジャック・ゼメ氏)

やられた・・・。こればかりは「霊感ヤマカン第六感」で答えるしかない。
(既にこの例えを出すあたりに私の年代を感じるが気にしない!( ´ ▽ ` )ノミ)

気持ちがナーバスな時ほど、運命の女神は微笑むわけもなく、撃沈する私。
結局すべり込みで2位に食い込む。

メンバーを変えた第2戦は「ドイツゲーム賞受賞作、受賞した年代順に並べよ」

一瞬「これはチャンス!ドイツ年間大賞は全て暗記した!」と息巻いたが、そんな私の期待を裏切るかのごとく、配られたカードには「ドイツ年間ゲーム賞ノミネート作」のカードも当然混じっている。
コンセプトって「ボドゲであそぼ」では2014年フランス年間大賞って言ってたはず、でもそれに「違うんじゃない?」って修正が入っていたようないなかったような・・・?
ベガスに至っては既に記憶の隅にも。

ここでもかろうじて2位を死守。
遠方の卓ではメビウスママさんが見事「ノーミスクリア」の偉業を成し遂げ注目を浴びていた。さすが!

カードのミス等があったとはいえ、マンハッタンやティカルなど、旧盤のデザインではヒントとなってしまうようなボードゲームのほとんどは「新盤」のデザインとされている点に出題者のちょっとした「イヤらしさ」を感じた。

それにしても、第1戦、第2戦とも、トップで抜けられる方は「必ずこれで上がれるカード」を最後まで残し、自分の手番にそれを切って上がる、という勝ち方をされていたのですが、カードラインってそういうゲームでしたっけ?


のざくに氏とすれ違いざまに軽く会話を交わす。
向こうも2位通過らしく、ここでお互いのボーナスこそなかったものの、大きな過失もなく、少しスコア的にも心理的にも安定できたようだ。

続いては「ルールピット」に移る。

カードに表記されたルールを「ピット」の要領で集め「できました!」と宣言、場にオープンし、他のプレイヤーは並べられたカードから何の作品かを推理し答える、というもの。

しかし、並べられたカードに一枚でも「間違っているルール」があった場合、例えボードゲームを類推できたとしても「×」を書くことができる。

仮に「未完成だった」場合、例え類推できたとしても「正しい答えを書いてしまうと得点にならない」のだ。
ちなみに配点は「完成ボーナス30点+正解ボーナス30点」その他のプレイヤーは「正解すれば30点」
だがしかし、ルール未完成だったプレイヤーは上記60点はもちろん入らないし、その他のプレイヤーも、ピットが完成しなくとも、相手の間違いを指摘し「×」と書くだけで手堅く30点が入るのだ。
この辺り、もう少しルールを煮詰めて欲しかった。

そして案の定、私自身がその「ボーナスチャレンジ」に失敗することになる。

5枚、6枚、と完成し気が焦る私。同卓には先ほど活躍されたメビウスママに有名ボードゲームポッドキャスト「ボードゲームおっぱい」MCのマダム氏など錚々たる面々だ。

一か八か、勝負の「完成しました!」とオープンするも、マダム氏から「2枚目、カード違ってますね」との指摘が入る。
!!
想定していた回答は「ラミィキューブ」。対して2枚目には「配られたカードには〜〜」の表記。ラミィキューブで扱うものは「タイル」でありカードは一切使用しないため、この時点で「チャレンジ失敗」となる。

仮に修正を加えるとすれば、この「×」の部分だろうか。指摘後やり直し、でいいのでは?

私以外のプレイヤーにまんまと30点を献上した私はここでも気落ちしたまま次のテーブルへ。

無理なチャレンジは失態の元だと心に秘めた第2戦は、司会者も「難しいルールを加えてます」のお墨付きを加えてとなる。

カードをオープン。開始早々、明らかにルールが分かりそうなものを特定のプレイヤー間”だけ”でグルグルと交換する、まさに「ピット」らしい戦い方。

ニムトのカードが5枚、6枚と順調に集まり、ここでまたオープンをかけたい衝動にかられる。
が、先ほどの失態を反省し、ぐっとこらえる。30秒ほど経過すると、右隣のプレイヤーが、どうやら「ベガス」を集めたらしき完成のコールをかけた。

しかし、あいにく彼も間違いカードが混じっていたため、申し訳ない気持ちでいっぱいのまま「×」を書かせていただいた。

完成ボーナスはギャンブル性も高いから、もう少し点数があってもいいよね、と周りで話した。


一方ののざくに氏は直前で遊んだらしき「ウェンディゴの怖い話」を見事揃えることができ、ボーナスを獲得できたと話す。

先の筆記ペーパーもそうだが、とりわけ最近話題となった作品が(ウェンディゴの怖い話なんて発売が今年6月末頃、アズールの年間ゲーム大賞もカードラインのカードに含まれていた)クイズとして出題されていた点、次回以降の傾向と対策に取り上げたいと思う。


最後の種目は「ゲーマーデモクラシー」
4択問題で、全員の得票数が多かった選択肢が正解となる。
全8問、1問30点、合計240点、最終種目として最も配点が高く設定されており、かつ、競技の特性から、ワンミスが命取りとなってしまう大変危険な種目だ。

問題は多彩だった。
「ボードゲームといえば?」
・カタン ・人生ゲーム ・ドブル ・アグリコラ 

といった「迷うことなくカタンでしょ」的な問題から

「5色目のプレイヤーカラーは何色?」
・黒 ・白 ・紫 ・ピンク

など票が割れる問題まで様々であった。

ここでも我々はミスを犯す。
「ボードゲームデザイナーといえば?」
・ライナークニツィア ・カナイセイジ ・アレックスランドルフ ・ウォルフガングクラマー

この選択肢に、二人の意見が「ランドルフでしょ!」で一致した。
迷う余地など一切なかった。

フタを開けると、ランドルフ卿に向かったのは我々のチームのみ。多くのチームが「クニツィア博士」の元へと向かう。

「一生ガイスターします!」
僕はそう捨て台詞を吐いた。

2問の失点と、なぜか1問全員だったために得点は0となり、結果、150点。

全ての予選を終え、祈るような気持ちで結果発表を待つべく、本日3本目の缶コーヒーをあおる。

結果から先に書くが、善戦虚しく、決勝に上がることはできなかった。

続く。http://hibikre.blogspot.com/2018/08/self-similarity_6.html

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