2019年3月30日土曜日

「お金」という形の応援の話

お金に関する文章も絡めるので、その辺りを気にされる方はご了承ください。

思うところがあり、先日は連日、遠くに赴いた。

北海道へ、茂原へ、新宿へ、と、思い立ったが吉日とばかりに、なけなしの財布をはたいて、行くあても特に決めず、ふらりと旅に出た。

北海道ではかねてより応援していたハンドクラフト作家様の作品をまとめて購入、その後は札幌のゲームカフェ 「こにょっと。」様にて北海道ボドゲ博のお礼もかねてご挨拶し、店内で少しだけボードゲームを遊んだ。
申し訳程度にラーメンをすすり、その日の便で帰るという暴挙に躍り出た。

舌の根も乾かないうちに、その翌々日、千葉県は茂原市へと赴き、私の初漫画作品を展示してくださったというボードゲームカフェ「カラハンタ」様へご挨拶に伺った。
帰宅時間の関係で1時間も遊ぶことができなかったものの、笑顔が素敵で知的な店長、ユーモラスで美味しいコーヒーを淹れてくださった店員さん、また、平日夜にも関わらず集まった周りの方と、しばし大変楽しい時間を過ごすことができた。

その翌日は、新宿北口にほど近いBoard Gay.m Bar秘密基地様にお邪魔し、この日で卒業される、漫画「ゆるゆるボドゲバカ」を執筆された「きりんなべ」先生を送るが如く(とはいえ、全く湿っぽいものとはならず、単にボードゲームで遊ぶだけの会となってしまったが)花を届けにお邪魔した。


流石に連日の無理な移動が祟ったのか、翌日は身体がオーバーヒートし、布団から抜け出られなくなってしまったこと、周囲の方には本当にご心配をおかけ致しました。


遠出したいと思った理由は、意外と単純な話で、
「応援しています」の声を、直接相手に届けるためだ。

「遠方から応援しています」
「なかなかお会いできませんが、いつも見ています!」

いつの頃からか、私はそんな「遠方から」「またいつか」といった隠れみので、相手に贈り届ける応援の選択肢を、自ら潰していたのではなかったか。

もちろん現在の私は、求職中でお金もなければ、締め切り間近で時間すら無く、自己の身分を顧みず、悠長に「応援」などと言っていられる立場ではないことは重々承知だ。

それでも、最近になり「時間とお金の揮発性」を痛感する場面が多々あった。

お金とは何か
経済関連の本を読めば教科書的に「お金とは信用券」と記載がなされている。

Aさんが一万円札の紙っぺらをBさんに渡し、Bさんは一万円相当の商品をAさんに手渡す、
これはAさんとBさんとの間に相互信頼がなされている事で成り立つ行為である。
言うなれば、Bさんは商品を手放す代わりに、1万円の文字が記された紙っぺらという「信用券」を得られたのだ。

ごくごく簡単に話すと、経済とはそういう話に繋がる。興味を持たれた方はその手の関係書籍を読み漁るといいだろう。

「お金は血液だ」
これは私のフォロワー様の受け売りであり、その出典はまた別のアニメと伺っている。
だから、滞留させることなく、代謝を良くし、血行を促進させることで、循環はさらに良くなる。
先の話と強引に結びつけるならば、せっかく持ち前の信頼があるならば、出し惜しみせず、どんどん人前に披露することで、その循環がより良くなる、という話へと発展させることができる。
「金が金を呼ぶ」という(私個人も全く実感は沸かないが)話は、どうやらこの理論が出展らしい。


閑話休題。
だからこそ、自分の好きなもの、応援したいものには、積極的に応援・投資したいと考えるようになったのだ。
それは単に「声だけの「頑張れ」」ではなく、「形として残るもの」有り体に言えば「信頼という形としてイメージできるもの(≒もの、サービス、人によっては、お金、金券等)」として」届けたい。

本来ならば手渡しで、相手に対し本当に喜んでもらえるような物を届けたい気持ちだが、それができそうにないならば、せめて普段から「買って応援」「気持ちを形に込めて応援」したい。
生産中止のあおりを受けたのか、駆け込み需要で空となった食品や音楽CDの棚を眺めながら、ふと、そう考えるようになった。

普段からの応援の声は、応援する声も、される側の声も、どちらとも耳に入りにくい。
届ける側としても、普段の恩恵を伝える行為を苦手とする人は、本当に多い。
身の回りの方に「ありがとう」と伝える行為が、人によってどれほど難しいか、は、高天原制作「ホメロー」という作品をプレイすれば体験できると思うが、女性を目の前にして「いつも綺麗ですね」といった言葉がスッと口にできる男性はそう多くないのではないか。

そして、かねてより応援の声を上げてくださる方は本当に貴重だ。
嫌な声、ネガティヴな意見に負けそうになると、そんな応援の声など耳に入りにくくなる。
これは脳の作用が「ポジティヴな情報よりネガティヴな情報の方が(あくまで生存する上での必要情報として)ランク上方に位置付けるから」だと、ジャレド・ダイアモンド氏の著書で目にしたことがある。

先日のブログでも、アンケート結果に関して話題を取り上げたが、結果に一喜一憂することなく、常日頃から楽しみにされる方のバックには、さらに数百人のファンが控えている、と、これはあくまで私の体験談に過ぎないが、その見えない方々の声援に応えるべく、これからも作品作りを頑張りたい。


その応援する「声を上げて応援してくださる貴重な中の一人」に、私の名前がひょっこり混じっていると、嬉しい。


そんなことを考えながら、先ほど「●月▲日、祝!店舗●周年!」というボードゲームショップを聞きつけ、軽いタッチでフラワーギフトの注文ボタンを押した。






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