2020年8月24日月曜日

嬉しさの再発見 北海道ボドゲ博2.0参加レポ

1.はじめに(変則開催の概要)

 1.1 変更点

 1.2 開催概要(電子チケット)

 1.3 開催場所(さっぽろテレビ塔→札幌市民プラザ)

 1.4 出展サークル

2. 前日の動き(会場設営)

3.当日の流れ

 3.1 開場前

  3.1.1 当日の天候

  3.1.2 名物おにぎり

  3.1.3 豪華なカタログ

  3.2 午前の部

  3.2.1 会場アナウンス・BGMについて

     3.2.2 会場全体の雰囲気

     3.2.3 感染症対策(フェイスガード)

 3.3 午後の部

        3.3.1 来場者の様子

        3.3.2 会場全体の雰囲気(観測範囲のみ)

        3.3.3 番次郎書店の動き

        3.3.4    最終ラウンド〜終幕

4. 翌日

    4.1 制作会に参加して

5.まとめ(地方イベントならではの「体験」)

6. 追記

<参考>


1.はじめに(変則開催の概要)


 去る8月22日(土)、北海道札幌市にて「北海道ボドゲ博2.0」が晴れて開催となりました。

 私「番次郎」も出展者の端くれとして参加しました。その体験レポートを綴ります。


<北海道ボドゲ博公式HP>

https://psykorokinesis.wixsite.com/hokbdgexpo


「創作ボードゲームの即売会」と題し、中古ボードゲームの販売等を行わない珍しい地方イベントとして、一昨年の12月開催の0.5を皮切りに、翌年7月の1.0に続く形で今回2.0の開催となりました。

 3月に募集しました出展ブースは応募多数のため今回は厳正なる抽選の形となりました。


1.1 変更点


 本イベントは7月11日に開催される予定でしたが、北海道が発令する本感染症の基本方針を鑑み、開催場所が「札幌市民プラザ」に、開催日程が8月22日に延期されたほか、全体の流れが以下のように変更されました。

(北海道ボドゲ博公式HPより抜粋)


【主な変更点】


 ① 午前午後の2部構成となります
 

 ② 開催時間:午前の部:10:00−13:50 午後の部:15:00-18:50
 

 ③ 各部を更に4つのラウンドに分けます(開場50分。入替10分)
 

 ④ 1ラウンドにつき一般参加者は上限60名とし、前売りチケット制となります。


 オンラインチケットやラウンド制は先に開催されました「ゲームマーケット浅草」でも取り入れられました(ゲームマーケット浅草は開場45分、入替15分)


1.2 開催概要

 入場券はLivePocket ticketを利用した電子チケットによる事前購入制でした。

 (開催数日前に若干数の当日券が配布される旨の発表もありました。)

 午前、午後とで出展ブースもかわり、かつ値段も均一、ということで、両方のチケットを購入される方も多かったです。

 チケットは午後15時開始の第1ラウンドが早々に売り切れ、午前12時、13時開始のチケットも「売り切れ間近」となるなど、高い人気を呼んでいました。


1.3 開催場所

 今回開催されました「札幌市民プラザ」は、開催予定だったさっぽろテレビ塔から程近い場所に位置する大変綺麗な建物です。


(onちゃんが目印)

 2階には図書館も併設され、早朝から勉強に、読書に、と、多くの方の憩いの場として親しまれていました。

 地元テレビ局「北海道HTB(「水曜どうでしょう」や「onちゃん」は全国的にも有名ですね)」が隣接します。


1.4 出展サークル


 出展ブースは、午前・午後とのテーブルが同卓とならないよう、それぞれスペースが設けられました。

 参加ブースは出展辞退を除き全51サークル。


(午前)



(午後の部)


 ゲームマーケットでは毎回長蛇の列を成す人気サークル、今回が出展初となる北海道の地元サークルも数多く、頒布される作品も、昨年ゲームマーケット秋や開催予定だった同“春”合わせの作品、ほかにも、本イベントに合わせた限定ボードゲームが多数並び、加えて、ボードゲームに留まらず、オリジナルグッズ、サプライ品、TRPGシナリオ集、カラフルなダイスなど様々でした。

 午前・午後と出展ブースが違うこともあり、午前の部(午後の部)の販促品を午後の部(午前の部)に相互委託されるブースも多く見受けられました。


2 前日の動き(会場設営)


 会場の下見も兼ねて、私も会場設営のお手伝いに参加しました。

 メジャーできっちりとスペースを計測し、人海戦術で机・椅子を配置します。



 30分ほどで場内の配置を終え、各々がブースを設営します。





 とりわけ、毎イベントでカラフルなダイスを販売する「珠工房」のブースが、骨組みから設置まで一際目につきました。




 私のブースは午後出展でしたので、前日に設営し、防犯上の布をかぶせておきましたよ。

 

3 当日の流れ


 3.1 会場前

  3.1.1 当日の天候

  この日の札幌市内、天候は晴れ、気温28度、と、北海道では汗ばむ陽気となりました。

  午前9時に会場入りし、設営の細部を調整しつつ、周辺のサークルへご挨拶に向かいます。

  この交流時間も毎回楽しみです。時間が限られ、全てのサークルにご挨拶に回れずすみませんでした。


 3.1.2 名物おにぎり


 腹ごしらえに、と、前回1.0の際も好評を博しました、地元コンビニエンスストア「セイコーマート」の大きなおにぎりとお茶が主催から配られます。

 道産米の美味しいお米は甘味があってとても美味しかったです!


  3.1.3 豪華カタログ

  午前の部出展のサークル様に、今回のカタログを少しだけ見せてもらうことができました


  表紙イラストは0.5から引き続き大田スカリー先生、透明感があり涼しげで美麗なイラストです。

  挿絵や本文カット、漫画や読み物など内容も充実です。

  中をお見せすることができず大変残念ですが、奥付にならぶクレジットの豪華面々に、本イベントに対する主催の熱意を強く感じました。


3.2 午前の部

 3.2.1 会場内アナウンス・BGMについて


 午前10時、第一ラウンドとともに北海道ボドゲ博2.0の開幕です。


 会場内に流れるアナウンス・BGMは、ボードゲームクリエイターこと「珠洲ノらめる」さん。

 曲はNEWアルバム『Board Game traveler」から、開場は『きみにキュントSTOP!』で始まり、ラストナンバーはボードゲームPodcast「ほらボド」テーマ曲「Freuen Liefern」

 会場内に時計が設置されていなかったため、最終的には曲が流れるたびに『あと○○分か…』がわかるようになり大変助かりました。


 気になった方はこちらから。

【CD】Board Game Traveler【サイン有/無】

 https://booth.pm/ja/items/189053

(booth内一部視聴あり)



 3.2.2 会場全体の雰囲気

 

 午前の部、私は「珠工房」さんのブースでお手伝いしました。

「これが目的で来ました!」

「これ気になってました!」

そんな声がずっと上がっていました。(列整理をしていたオッサンは珠工房主ではなく私「番次郎」でした。ごめんなさい)


 お手伝いをしながら来場者を推移します。

 珠工房さんは出口付近に配置されたこともあり、出口に向かう来場者に自然と目が向いていましたが、

・空調が快適で過ごしやすかったこと

・人気サークルの方と簡単に交流できたこと

・再入場できなかったこと(トイレ・自販機等は一旦会場を出て)

など「来場者の滞留時間」は長い様に感じました。


 50分の第一ラウンドが終わり、出展者は10分の休憩、トイレや給水などの休憩等を済ませることができます。

 ワンオペで対応する私にとって大変助かりました。欲を言えば、10分では足りずもう後5分伸ばして欲しかったでしょうか。


 来場者はお昼が近づくにつれて多くなります。もちろん来場者の数はチケットにより人数に制限がありましたが、観測する限りでは、第3ラウンド(12:00〜12:50)の時間が最も多かった様に見えました。



 来場者の中には、報道の腕章をつけた方、地元ボードゲームPodcast「モクちゃんの朝までウボンゴ!」(http://gametakuya.projectroom.jp/archives/category/podcast)のTシャツを身につけた方、午後に出展される方なども含め、多くの方が来場されました。

 友人同士やご夫婦、カップル連れ、といったグループでの参加も多い印象でした。


 会場内に流れるBGMの効果もあり、無事に楽しく午前中のお手伝いを終えることができました。


  3.2.3 感染症対策(フェイスガード)


  顔前面を覆う「フェイスガード」は本イベントで出展者・スタッフ全員に義務付けられました。

  息苦しいかな?と思い各種の対策を講じましたが、当日の会場内は空調も快適で、長時間の装着も以前ほど苦痛に感じませんでした。(あくまで個人的な意見です)





3.3 午後の部

 午後15時、少し休憩を挟み、当「番次郎書店」の出番となる午後の部の開始です。


 3.3.1 来場者の様子


 午後の第1ラウンドは、前売りチケットがいち早く完売となったプラチナチケット。来場者の数も当然多く、お昼過ぎのこの時間も一際賑わいを見せました。

 先に挙げました「午前・午後、両方のチケットを購入」された方らしき、午前の部に来場されたらしき方もちらほら見かけました。


 3.3.2 会場全体の雰囲気(観測範囲のみ)


 会場全体の様子ですが、当ブースの机が「壁に向かう」形に配置されたため、全体の推移を逐一確認することはできませんでした(そのため、午後のどのブースが人気だったか、も把握できませんでした。)が、ブース越しに見える人通りは時間一杯まで耐えることがなく、私はフェイスガードにマスク、さらに飛沫感染予防シート越しに来場者へ対応をしました。


 また、本イベントでもヤブウチリョウコ様作成の「#ボドゲフリペ」が人気で、特に「ボードゲームに関心はあるけれど、どんな作品があるのか分からない」という方に大変人気でした。


 来場される方はマナーが徹底され、全員がマスクを着用し、ペットボトルを口にしながら歩き回る方は目にしない(少ない)印象でした。

 皆さん、大きなトートバッグにはちきれんばかりのボードゲームを購入されている様子でした。


 1ラウンドが終了しました。ラウンドの合間に休憩が用意されてはいましたが、ラウンド中は常に対応に追われていました。

 午前の部でも実感した「滞留時間の長さ」は午後の部でも実感しました。

 合間の時間も各ブースに出張し、動画クイズを広げる私は一番迷惑だったかもしれません。(ごめんなさい!ご参加いただいた心温かいサークルの方々、本当にありがとうございました)


 3.3.3 番次郎書店ブースの動き


 毎回そうですが、私個人のブースは「売る」というより「頒布(意味:広く行き渡るように分かち配ること。「小冊子をーーする」「ーー会」 引用:広辞苑第7版)」の意味合いが強いため、どちらかと言えば「立ち寄った方とクイズで遊ぶ」感じのブース運営でした。(だから売り上げが……。)

 来場された方に楽しんでもらいたい、でも感染症に注意を払うため早押しボタンは触れないよう、マスク越しですから問題文も聞き取りづらくなる、……。

 そこで今年は動画を眺めて答えてもらう(出題文も表示される)、その名も「早押さないクイズ」を用意しました。

 盤祭Re-3rd、第2回静岡アナログゲーム祭り、に続き、今回も新問題を用意しました。総問題数、実に300問オーバー。

 第一世代iPadだったため熱暴走により何度もフリーズしましたが、楽しんでもらえましたら嬉しいです。

 「売り上げが出たら最新型のiPad Proを買う!」、と心に誓いました。



 (ゲーム喫茶「天岩庵」店主は本日ただ1人の完全制覇達成!!)



 3.3.4 最終ラウンド〜終了までの動き


 午後18時、午後の部最後であり本イベント最後となる第4ラウンド開幕です。

 ラウンド毎に拍手で出迎えるので、必然的に雰囲気が高まります。

 

 この時間の来場者は体感としてピーク時の2/3。私個人の疲労もピークに差し掛かっていました。

 差し入れで頂いたジュースや飴玉、千秋庵の餡入りパイが疲れた体に染みました。この場を借りて感謝申し上げます。


 18時50分、最後のナンバー「Freuen Liefern」が終わり、大きな混乱等も見られず、無事に北海道ボドゲ博2.0が終演しました。

 

 午前の部のサークルも入場し、テキパキと片付けが行われます。



 感染症を考慮し、この後の打ち上げ等も無し。ホテルに戻り少し体を休め、各人で北海道の夜を堪能することとなりました。

 



4 翌日(北海道遠征はまだまだ続くよ!)


 この期間に夏季休暇を取得し参加される方も多く、参加ついでに北海道の味覚や名所を満喫する方も前回同様いらっしゃいました。

 昨年同様#ボドゲ博ミシュラン のタグも人気でした。

 

 4.1 制作会に参加して


 私は、というと、道内のボードゲーム製作者「チャンズファクトリー」様他有志で開催されました「カンティーナでまったり制作会」に顔を出し、昨日購入の作品や、次回に向けたテストプレイ等を通じ地元製作者の方との交流を図りました。

 次回ゲームマーケット秋に向けてのテストプレイあり、昨日購入した作品の開封あり、と、製作者の垣根を越えて楽しく過ごすことができました。

 こうした製作者相互の交流イベントが開催されますのも、地方と都市とを結ぶ一つのきっかけとなるように感じました。

 タイトルの通り、終始ワイワイ、まったり、のんびりした雰囲気でとても楽しかったです。


 

 名残惜しかったですが、搭乗の時間となり、夜21時、北海道を後にしました。

 

 4.2 帰宅の途

 関東は数日ぶりに30度を下回る夜とのことでしたが、客室を出るや否や蒸せ返る湿気が押し寄せ、北海道の快適さがふと頭をよぎりました。

(冬は冬で、また感じ方も違うのでしょうけれど……。)



5 まとめ(地方イベントならではの「体験」)


「ゲームマーケットでは是非体験に来てください」とは、昨年ラジオでのインタビューで、アークライトの野澤さんがインタビュアーに話された言葉です。

 こうした販促イベントを「販売手段のひとつ」ではなく、「体験も添えた」イベントとして、私は最近になり、そう考えるようになりました。

 だから「自身の作品を売る」に、ここでしか味わえない体験の価値を加味した「交流」の視点を持つよう心がけています。

 今回も感染症関連で制限のある中、「自作のボードゲームクイズの面白さ」を布教し、併せて「普段お世話になっているフォロワーさんやサークル各位との交流」を味わうことができました。

 ゲームマーケット浅草でも体感した「イベントっていいな」の感覚を、出展側としても味わうことができました。


(参考:番次郎の盤上万歳‼︎「イベントっていいな。ゲームマーケット出張版浅草2020参加レポ」https://hibikre.blogspot.com/2020/08/2020.html


 上手い言葉が見つかりませんが、こちらの表現したかった「アイデア」が、無事に作品として形となり、それらが頒布を通じ「相手に伝わった」時の爆発するような感覚は、感染症の有無に留まらず、いつのイベントでも脳内に麻薬が生まれるほどの快感を覚えます。

 

 今回のイベントも、各種の制約が設けられる中、スタッフ、出展者、来場者、等々、本イベントに携わった方一人ひとりが「楽しかった!」と話されるツイートを目にしました。

 幸せは伝染するもの、単なる一出展者にすぎない私自身も、それらツイートに幸せを覚えました。



 出展者、来場者、何より不安定な情勢が続く中、変則ではありますが開催に舵を切ってくださったサイコロキネシス主催の大地様をはじめ運営スタッフの方々に最大級の敬意を表します。



 6 追記


 北海道ボドゲ博は、次回3.0を来年夏に向けて準備中の旨を伺いました。


 おそらく今回以上の激戦になるかと思いますので、来年の予定は(鬼に笑われようとも)お早めに。

 7月、同会場で、また皆様と、そしてこれから新たにお会いできるであろう皆様とお話できますよう、私も祈っております。


参考


コロナ禍の中、北海道ボドゲ博に参加して(植民地戦争+αさん)

https://blog.goo.ne.jp/chiyakazuha/e/281976283b7fdafdbd5f0f527f9eb21c

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