2021年6月6日日曜日

人と会う、って、面白い!

 6月6日

コミティアに行くことに決めた。前日夜、ようやく決心がついた。

当日まで参加することをひた隠しにした理由がそれだ。緊急事態宣言ただ中の今、良かれ悪かれこうした集まりに参加することはそれだけで周囲の目線を奪う。

 羨望の眼差しならいざ知らず、付き合いもない人から買い物などを持ちかけられるのは勘弁だ。

 それでも参加を決意した一番の理由が、参加する側として、イベントに熟練したスタッフの一連の動きを観察したかったからだ。


 詳細はまた別に綴るとして、当日は小雨模様。それでも冷たい雨にさらされながら1時間ほど長い橋を往復で歩かされたゲームマーケット2019秋に比べたら雲泥の差である。人間、慣れとはいささか恐ろしい。


 室内はブースの間隔が広くとられ、各種感染症対策は万全に行われていた。

 何より、普段のコミックマーケットとは人数も減少したであろうが、スムーズで快適、人の少なさは室内の空調がきちんと効いたことが何よりの証明だった。

 

 それでも長く歩き通しでは疲労も溜まる。


 所定の買い物を簡単に済ませ、次は深川のいっぷく様へ。


 雨が本降りとなり、室内でコーヒーを頂戴する。

 店員の刀さんといっぷくのこの先が良かったことを伝え、将棋のインストラクターを務めるという彼女に、店内のボードゲームをいくつか紹介する。

 

 ドメモ、ガイスター、FILLIT、ノイ、等々、お子さんを相手に教える先生だということで、お子さんでも楽しめる名作を紹介した。

 

 元々アレックス・ランドルフは日本国内で将棋の段を所有し、その知見を生かして名作ガイスターやツィクストを制作されたと聞く。


 だから、というわけでもないと思うが、将棋有段者の腕前はさすがなもので、一度ルールを飲み込むとすぐさまこちらの意を汲むかのようにひょいひょいと手筋を読み込んでくる。

 負けました、と深々と頭を下げる僕。


 久しぶりに人と話し、簡単に交流し、オンラインでは体験できない「人の良さ」を改めて実感した。


 楽しい人と楽しく話す時間は、単純に飽きることがない。

 

 それは楽しさを共有する場や時間が刻々とうつろうからだろう。


 次に会う時は、僕も成長して来ます。


 イベントでもいっぷくでも、離れた後はそんな思いが胸に去来しながら、いつもの変わらない自宅へと戻る。


 自宅は変化しないが、手を動かすことで、前へと進み、状況も攪拌され、作品はさらなる進化を遂げる。


 そう信じることで、自分も、そして相手も、お互いがお互いに成長できるはずだ。


 ネガティブな気持ちではなく、少しでも前へ、前へ。


 今月6月いっぱいでいつものいっぷくは終わり、新生「いっぷく」が誕生する。

 夏のコミックマーケットも無くなった今、次回のコミティアは9月だという。


 先のことはわからないけれど、次に会う時、自分もまた成長していますよう。

 それが次に出会えるであろう相手への感謝の気持ちなのだ。

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