2022年7月3日日曜日

下手な鉄砲

 数を出す、とにかく初回から外に出す、とは徒然草の一節だっただろうか。

技が上達する人はとにかく描いたら世に出すこと、上達しない人は完成してから出そうとしいつまでも出さない、といった文言だったはずだ。


以前、兼ねてから応援していた創作者から「完成形しか見たくない」との言葉を頂戴した。その後にアドバイスされた「承認欲求の塊」も、この「未完成状態で見て見てと叫ぶ姿が滑稽に映ったからだろう。

目に見えるもののノイズが多すぎるから、必要な情報しか入れたくない、という理論は、自分で物事を精査せず、相手に自分好みのツイートを促す(矯正する)ようで、それはそれで使い方としてどうなのかと疑問に思った。ちなみに現在は何も連絡していなければ、相手がどれほどの有名人だろうとも金輪際応援はしないつもりだ。

世に出すことの恥ずかしさは、4コマ連載当初に感じて以来、作品を尻込みすることそのものは無くなった。

「面白くないかな」と自分の中でネタを精査することならままある話だ。

それはクイズの本もそうだった。2冊目の本を出した頃からアドバイス人間の多さに悩まされ、一度はクイズ制作をキッパリと辞めることも宣言したくらいだ。それ以外の道を模索しようと4コマを頑張った副次的な作用はあるが。


そんな発表数も1000話を超えた。数打った鉄砲は未だ当たる気配を見せない。

しかしながら、撃つなと矯正する人間は必要ない。

自分は自分のやり方を信じたい。

2022年7月2日土曜日

不満を糧に

 なるべくマイナスな言葉はSNSで表沙汰にしない。

弱音を吐くこともあり、つらさを隠し切れないこともある。

ただ、長いツイートを連続して流すことはしない。そして、相手へのあからさまな誹謗中傷はしない。

それは一つの理由として「誹謗中傷大好き人」を集めてしまうからだ。

相手への不平不満を嗅ぎつけては、便乗して自分の思いをかぶせる人間に、私の苦しみを調べさせたりなどするものか、と気をつけている。

悔しい、自分に汚名を被せた相手が今も笑っているかと思うと本当に悔しい。

その思いはすべて創作にぶつけて、つらくなった時の焚き付け役として使うほかはない。

自分も同じ穴の狢とならないよう、愚痴は一気に吐かず、ゆっくりと少しずつ吐き出していく。

それが大人と呼べるのかもしれない。

開運とか風水とか、それに通じるかもしれない。

また明日も、愚痴や不満と戦いながら、頑張ることにしたい。

2022年7月1日金曜日

インプットとアウトプット

 書く練習、読む練習、描く練習、作る練習、練習練習で明け暮れる日々ももう限界が近づいている。

「これがダメならいさぎよく引退します!」

高らかにそう宣言し、結局なんやかや続けている。周りから「嘘つき」と呼ばれているらしいが、宣言した瞬間は本気でそう思っていたのだ。

何度も何度も崖っぷちに立たされ、それでも身体にムチを打ちながら、継続する姿は、決して外見ではわからないし、わかってしまってはいけない部分ではないか。陰陽道で例えると、陰にあたる部分で、自分の中の根幹を成しつつ、相手が陽の姿からそれとなく垣間見る姿でもある。

努力は作品に、言動に、どこかでにじみ出るもの、匿名のSNSでアングラな言葉を吹聴する創作者はどこかで作品に滲み出るものだと信じる。

自分はああはならないよう、反面教師として、それは「渇しても盗泉の水を飲まず」という。

脳内すべてのアウトプットを出し切り、今日はもうここまで、そしてゆっくり眠った先に、新たなインプットがあることを信じる。

下手な鉄砲

 数を出す、とにかく初回から外に出す、とは徒然草の一節だっただろうか。 技が上達する人はとにかく描いたら世に出すこと、上達しない人は完成してから出そうとしいつまでも出さない、といった文言だったはずだ。 以前、兼ねてから応援していた創作者から「完成形しか見たくない」との言葉を頂戴し...