2020年11月2日月曜日
胎動 アサシュピール2020秋出展記
2020年9月13日日曜日
継続のカギは「反応の薄さ」〜4コマ連載500話に寄せて〜
1. はじめに
2. なぜ継続できたのか
・楽しく描いたから
・応援があったから
・反応が薄かったから
3. 身についた力
・漫画を「構成」で見るようになった
・作品の方向性が見えてきた
・失敗が怖くなくなった
・何気ないところに目が向くようになった
4.まとめ
1.はじめに
先日、コツコツと継続して更新した4コマ「ボドびよ。きょうもボドびより。」が一区切りとなる500話に到達致しました。
ここまで応援してくださった方、お会いした際に「いつも見ています。楽しみです」とお声がけくださった方々に深く感謝します。
「継続は力なりですね」
SNSでは、僕よりも数倍レベルの高い漫画家先生らが、今も面白い作品を更新されていらっしゃいます。
でも、確かに自分は「継続する力」だけは、多少なりとも身についた自覚があります。
今回は「なぜ継続できたのか」「継続することで身についた具体的な力」について、思うところをまとめます。
結論から述べますと「反応が薄かったから」具体的には「イイね・RT等の数が他に比して少なかったから」です。
2.なぜ継続できたのか
長く続けるためには何より「続けたい」「明日もまた描きたい」など「気持ちの持ち方」が特に重要と考えます。
依頼された仕事ではないので反応があろうとも当然報酬は無し。その上、会う人会う人に「下手だけどまた描くんですか?」と意見をもらうことなど日常茶飯事です。
そんな僕ですが、周囲の悪い意見に屈することなく、継続できた背景には、やはり「それでも僕は描きたいのだ!」など、ある意味「反骨精神」に近いモチベーションの維持が特に重要課題でした。
本項では自分が常に心がけた「モチベーション維持」の方法について取り上げます。
・楽しく描いたから
2018年ゲームマーケット秋、拙著新刊ボードゲームクイズ「NEXTAREA」を制作した際、必要にかられ、これまで白ハゲキャラしか描いた事のなかった僕が、有り体にいうと「お絵かきゲームでは「画伯」要員として周囲から引っ張りだこだった」、そんな僕が、実に1日半もかけて挿絵となるキャラクターを描き上げました。
そこでの反応が思った以上に良かった事、何より「一つのキャラクターをイラストという形で世に生み出す事」の面白さに気がついたことなども重なり、次第にイラスト練習熱が高まりました。
たまに「版権はどうなの?」といった(きわどい)ネタも混ざる僕の漫画ですが(反省します)、自分の「描きたいモチベーション」を高めるためにどうしても必要となる要素でした。
・応援があったから
・反応が薄かったから
大きなバズツイートに見舞われなかったおかげで、自分の描きたいネタを堂々を描くことができました。
反応の数値=読者数、へとスライドできると考えています。
3.身についた力
・漫画を「構成」で見るようになった
具体的には、キャラクターの立ち姿や表情の描き分け方、4コマの起承転結、ネタの練り方、等です。
・自分の進む道が見えてきた
描く動機が「描きたかったから」と浮ついたものでしたので、当初は自分が本気で伝えたいこと、描きたかったことなど作品の真芯となるテーマを深く掘り下げてはおりませんでした。
案ずるなかれ、僕はそうした高尚な観点こそ「継続するうちに自然と身につく」と考えています。
僕の4コマは、制作しながら少しずつ「描きたいことの方向」が固まっていきました。
具体的には
・起承転結でまとめ、次の回に持ち越さない。
・続編は描かない。
・ネタは描きためない。必ずその日に考える。
・できなかったら潔く休む。
・台詞は手書きで書く。
・基本は「笑い」を描くこと。ホラーやサスペンス等で読者の不安を煽らない。
・どんな読者がどんな時間に見ているか分からないので、なるべく不快なものを描かない。具体的には「虫」や「したい」「排泄物」などです。僕の4コマに人気ブラフカードゲームの「○○○○ポーカー」が登場しないのもそれが一因です。
等々、最近では「表題にボードゲームの作品名をつける」も加わりました。
これら全ての制約は、掲載当初から「このスタイルで!」と取り決めたものではなく、大半は「毎日描くうちに自分から縛っていったもの」です。
描きながらおぼろげに見える自らの力量と対比させながら「今すぐできること」「今は無理なこと」を見極め、面白そうなことを取り入れつつ、自らの身動きもちゃんと確保できるよう、取り入れられる箇所はどんどん取り入れる、と決めました。
何度も描くうちに、彫刻のように少しずつ「自らの作品の個性となる土台」が出来上がっていきました。
・失敗が怖くなくなった
「ウケなかったらどうしよう」
「下手だやめろとコメントがついたらどうしよう」
「何が受け入れられるかわからない」それがTwitterはじめSNSの世界だと自覚し、臆せずどんどん発表しようと考えるようになりました。
・何気ない日常に目が向くようになった
4.まとめ
一言でまとめますと、一番のメリットは「楽しみを自ら発掘できる」力が身についたことと考えます。
言うなれば「面白さの発掘」です。
稚拙な漫画ですが、これからもよろしくお願いします。
2020年8月28日金曜日
番次郎書店、夏イベント感染症対策 虎の巻
1.最初に
2.対策の前提
2.1 大阪 盤祭3rd
2.2 第2回静岡アナログゲーム祭り
2.3 北海道ボドゲ博2.0
3.まとめ(次に行いたい処置)
1.最初に
この夏、当「番次郎書店」は3つのイベントに「出展者」として参加しました。
・7月25日 大阪 盤祭Re-3rd
・8月1日 第2回 静岡アナログゲーム祭り
・8月22日 北海道ボドゲ博2.0
すでにご承知置きのとおり、今夏は「感染症対策」が強く叫ばれた年でもあります。
そこで今回は、計3回+αのブース運営を通じ、私「番次郎書店」が独自に行いました各種感染症対策をご紹介致します。
本ブログでは、こうした処置を強制することが目的ではありません。
無論、私の行った処置・対策も、決して完全と言い切れない部分が多々あります。
あくまで一個人が行った一例としまして、今後のイベント運営等の参考になりましたら幸いです。
2.対策の前提
大阪のイベント当初、恥ずかしながら当時の私に、感染症に対する知識を持ち合わせておらず、漠然と「マスクを」「除菌を」「なるべく相手に接触しないよう」だけを念頭に置き、ブース運営を進めました。
イベントは3度とも「45cm×90cm」長机に半分のスペースです。
通常のイベントとは異なり、さらに除菌用のアルコールやウェットティッシュ等の感染症対策を加味すると、試遊スペースが無いとはいえ、どうしても机の上がごちゃごちゃします。
事前にあらかじめ計画を立て、上手く設置スペースができるよう対策を施しました。
2.1 大阪・盤祭Re-3rd
今夏初のイベントです。運営の主催となるコロンアークのたなやんさんが本感染症を十分に研究されましたので、出展を少し躊躇するも、最終的には主催者を信じることにしました。
私の行った処置・対策はこちらです。以後のイベントでは、こちらの運営がベースとなります。
(1)接触確認サイト・アプリの使用
厚生労働省が作成しました感染症接触確認アプリ「cocoa」をインストールし、イベントの前後、接触がなかった旨の画面を都度ツイート状にて報告しました。
また、関西の各地域に立ち寄った際、「大阪府コロナ追跡システム」にも逐一登録を行いました。
上記2件とも、8月29日現在まで接触があった旨の報告は届いておりません。
(2)作品を個別包装
小冊子一冊一冊をジップロックで個別包装致しました。汗や唾液など、何らかの形での飛沫感染を防止するためです。
(3)試し読みのQRコード
長時間の滞在を防ぐため、今回のイベント以降「試し読み用の小冊子」を設置しませんでした。あくまでブースの前に「表紙を確認するための小冊子を並べるに留めました。
代わりに、お品書きにブログ等へ案内するQRコードを設け、遠方からでも中身が確認できるように対処しました。
(4)新規ボードゲームクイズ動画の作成
当ブース恒例となりました「早押し機による早押しクイズ」を自粛致しました。直接肌に触れる点と、マスクを装着することで出題が聞き取りづらくなる点などを考慮しました。
その代用として、タブレット端末を駆使した動画クイズを行いました。
今夏の小冊子が「こうした動画クイズをPower Pointで作る」ための本でしたので、そのデモンストレーションを兼ねたものです。
長時間の滞留を防ぐため、動画クイズの時間は2分に抑えました。
(5)マスク・手袋を装着
濃厚接触を極力避けるため、清潔なマスクとゴム手袋を用意しました。
マスクは大きめの布製マスクで、以前ボードゲーム&カードゲームショップ「北越谷ZEST」様で購入したものを着用しました。
頻繁に換えのものが用意でき、かつ、すぐに脱・装着できるよう手のサイズより少し大きい程度のビニール手袋を10組ほど用意しました。
(6)消毒用アルコールの設置
テーブルには私個人の他、来場者も(購入の有無に限らず)気軽に使えるよう消毒用のアルコールを設置しました。
今回用意したものはゲル状で、ポンプを押すと予想以上に量が出てしまい大変でした。
手袋をつけながらのアルコール除菌は厳密には意味がないわけですが、対応する際の安心感の付与と、何より、手袋の中が蒸れていたので、手に取るとスッと馴染み気持ちが良かったです。事あるごとにプッシュしていました。
テーブルを拭くためのウェットティッシュも準備し、小冊子やテーブル、iPadなどを定期的に拭いていました。
(7)お金の受け渡しはコイントレーで
お金の受け渡しはコイントレーで行いました。
コイントレーを二つ用意し、一方でお金を受け取り、もう一方のトレイでお釣り等をお渡しする方式です。
手ごろな大きさのコイントレーを百円ショップで探したところ、お料理で使う小型のバット(5個100円)が目に止まり、ステッカーでデコレーションするなど創作しました。
(8)指差しで購入できるメニューリスト
「キヤノンおうちで作る同人誌」様のブログを参考に、指差しで購入できるようメニュー表を机に設置しました。
テーブルを指差しする、つまり、一切言葉を発することなく作品を購入することができる仕組みです。
(9)作品の価格帯を統一
こちらは本当に偶然の産物ですが、頒布する小冊子の価格帯を全て500円に合わせ(てい)ました。
新刊小冊子はどちらも500円、新刊2冊で1000円、ワンコイン、千円札一枚で購入できる仕組みです。
お金のやり取りを極限まで減らすことができました。
(10)体調管理の徹底
今回の感染症に限った話ではないのですが、体調管理、特に風邪だけは最新の注意を払いました。むせて咳をするだけでも誤解を生じますので、特に喉の管理は厳重に取り扱いました。
健康管理と気分転換も兼ねて、朝6時に起きて周辺を軽くランニングしたり、シャワーではなく入浴を、睡眠時間も6時間以上を確保しました。
普段プライベートでお酒を飲む方ではないのですが、一週間前にはお酒のお誘いも控えました。
もう一つ、マスクにハッカ油を吹き付ける方法も取るには取ったのですが、ハッカ油のメントールが目に来て痛く感じたため、呼吸の苦しさや爽やかさ何より途中マスクを取り替えることとなりました。
適量ならば問題ないかとは思いますが、次回以降ハッカ油の出番はありませんでした。ごめんなさい!
2.2 静岡アナログゲーム祭り
開催数日前、静岡県の警戒レベルは4に引き上げられ、開催地域のほか、県内・市内においても厳重な警戒態勢が敷かれました。
大阪のイベントから一週間後ということもあり、基本的には大阪で行った対策を更に充実される形を取ることにしました。
会場も、各ブース前に透明フィルムが貼られ、ブース間にも大きなパーテーションが設置されました。
また全員にビニールの手袋が配布されたり、入場者のマスクには小さなシールが貼付され、入場の際の目印になるなどの対策も行われました。
名物マグロ丼も、皆が黙々と口に運んでいた姿が印象に残っています。
実施中はスタッフが逐次巡回していました。何かあった際の報告に役だったかと思います。
私自身も、先の大阪での対策を踏まえ、追加の対策を行いました。
(+1) フェイスガードを装着
顔面全体を覆うフェイスガードを装着し、飛沫感染の防止に努めました。
併せて先の布製マスクも装着しましたが、結果として朝の10時から閉会の17時まで半日以上を装着しました。
長時間の装着は途中から呼吸が苦しくなり、大変辛い思いをしました。
(+2)消毒用アルコールをスプレータイプに
ゲル状で少し使いづらかった手指用の消毒アルコールを、スプレー噴霧タイプに変更しました。
こちらもゴム手袋越しに、消毒と気分的な涼しさを求めて定期的に行いました。
2.3 北海道ボドゲ博2.0
北海道でのイベントでは
・出展者全員にフェイスガードを配布。
・午前/午後とで出展者を分け、間隔を開けるような態勢
・来場者を各ラウンドに分けた人数管理(出展ブースのお手伝いの数まできちんと管理)
等々、こちらも運営サイドで独自の施策を講じておりました。
少し間があったことも幸いし、独自の飛沫感染予防シートが作れないかと考えましたが、上手くアイデアがまとまらず、当日はポスタースタンドを利用した簡易的な処置となりました。
開催当日は内部の空調が効いていたこと、各ラウンドの間に10分の休憩時間が設けられたこと等もあり、静岡のイベントほどフェイスガードの苦痛は感じませんでした。
事実、午前・午後と連続して15時間ほど装着しておりましたが、さほど苦痛に感じなかったように思えます(もちろん感じ方に個人差はあります)
北海道では新たに2点の対策を講じました。
(+1)飛沫感染予防シート(簡易)を作成
作成、とありますが、ポスタースタンドを前面に設置し、ポスターの代わりに90×120の透明フィルム(250円)を貼りました。
机から手だけでのやりとりができる程度の高さでした。机の前に設置したため、運営中の倒壊でご心配をかけたかと思います。
(+2)QRコード→中身のページを印刷
前回、前々回の対策で、QRコードに誘導するプリントを貼りましたが、アクセス数はゼロ件でした。
スマートフォンを差し出すまでのワンクッションが障壁となったのかな、と反省し、当日はTwitterの固定ツイートを印刷、貼り出し、一目で内容が確認できるよう工夫を凝らしました。
こちらも開催から1週間が経過致しましたが、アプリからの感染症通知の報告は受けておりません。
3 まとめ(次に行いたい対策)
今夏3度の出展に加え、8月14日には「東京ドームシティ 世界のボードゲーム展」、翌16日にはゲームマーケット出張版2020浅草にも来場者として参加しました。
計5回のイベントに参加し、自分の考えうる限りの処置・対策を講じました。重ねて申しますが、強制するものではありません。
他にも他のイベントにて「これはいいな」と感じた処置がありましたので、追記する形で綴ります。
・出展者証にプロフィールを記載
ゲームマーケット浅草の運営スタッフさんはオレンジのはっぴに、本名と思しきネームプレートを身につけていらっしゃいました。
私も出展者として出展証を身につけていましたが、さらに念を入れて、Twitterのアドレスとハンドルネームを記載し、より感染症対策に責任が持てるよう努力します。
・飛沫予防シートの創意工夫
静岡アナログゲーム祭りや北海道ボドゲ博では、自前の飛沫感染シートを用意された方もいらっしゃいました。
「カエルの王国」などの作品を販売されたイオピーゲームズ様は、飛沫感染のビニールシートに直接お品書きを書くなど工夫をされていました。
「すごろくつくろう」などの作品を販売された常磐倶楽部様は、お祭りの屋台をイメージとする枠を用意し、ブース前を装飾されていました。
カラフルなダイスを販売された珠工房様は、ブース前に骨組みとなる大型の枠を設置し、飛沫感染シートをそれに展張する形で対策をされていました。シートの中は開放感があるように見えました。
「マカリョーシカ」などの作品を販売されたNatriumlamp games様は、ブックエンドを活用した簡易飛沫予防シートを使用されていました。
飛沫予防シートの透明性をうまく活用すれば、ポスターに、お品書きに、さらにはブース装飾の一部にと、あらゆる可能性があることを実感しました。
以上の2点も含め、今後開催が予定される「ゲームマーケット2020秋」に向けて改善・改良を重ねる予定です。
「安全より安心」
制限が重なる中、「○○ができない」ではなく「○○ならできる」方へと目線を変え、こうした状況下でもブースに立ち寄った方が少しでも楽しめるような運営を試行錯誤したいと思います。
参考
厚生労働省 新型コロナウイルス感染症について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
盤祭Re-3rd 運営記録(コロナ禍での初ボドゲイベント|たなやん)
https://note.com/colonarc/n/nb49ca0521a43
静岡アナログゲーム祭り公式ブログ【重要】8月1日開催における体制変更について)
https://sagm.jp/2020/07/31/1137/
ブログ「キヤノンおうちで作る同人誌」
https://twitter.com/canon_doujin/status/1279715421139070976?s=21
PC WATCH ニュース、理研、スパコン富岳で不織布や手作りマスクの飛沫の差を解析
~オフィス内、イベントホールなどでのエアロゾル感染もシミュレーション
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1272611.html
当ブログの関連記事もどうぞ
番次郎の盤上万歳‼︎
拍手のないゴール 盤祭Re-3rd体験記
https://hibikre.blogspot.com/2020/07/re3rd.html
笑顔の報酬 第2回静岡アナログゲーム祭り備忘録
https://hibikre.blogspot.com/2020/08/2.html
イベントっていいな♪ゲームマーケット出張版2020浅草参加レポ
https://hibikre.blogspot.com/2020/08/2020.html
嬉しさの再発見 北海道ボドゲ博2.0参加レポ
https://hibikre.blogspot.com/2020/08/20_24.html
2020年8月24日月曜日
嬉しさの再発見 北海道ボドゲ博2.0参加レポ
1.はじめに(変則開催の概要)
1.1 変更点
1.2 開催概要(電子チケット)
1.3 開催場所(さっぽろテレビ塔→札幌市民プラザ)
1.4 出展サークル
2. 前日の動き(会場設営)
3.当日の流れ
3.1 開場前
3.1.1 当日の天候
3.1.2 名物おにぎり
3.1.3 豪華なカタログ
3.2 午前の部
3.2.1 会場アナウンス・BGMについて
3.2.2 会場全体の雰囲気
3.2.3 感染症対策(フェイスガード)
3.3 午後の部
3.3.1 来場者の様子
3.3.2 会場全体の雰囲気(観測範囲のみ)
3.3.3 番次郎書店の動き
3.3.4 最終ラウンド〜終幕
4. 翌日
4.1 制作会に参加して
5.まとめ(地方イベントならではの「体験」)
6. 追記
<参考>
1.はじめに(変則開催の概要)
去る8月22日(土)、北海道札幌市にて「北海道ボドゲ博2.0」が晴れて開催となりました。
私「番次郎」も出展者の端くれとして参加しました。その体験レポートを綴ります。
<北海道ボドゲ博公式HP>
https://psykorokinesis.wixsite.com/hokbdgexpo
「創作ボードゲームの即売会」と題し、中古ボードゲームの販売等を行わない珍しい地方イベントとして、一昨年の12月開催の0.5を皮切りに、翌年7月の1.0に続く形で今回2.0の開催となりました。
3月に募集しました出展ブースは応募多数のため今回は厳正なる抽選の形となりました。
1.1 変更点
本イベントは7月11日に開催される予定でしたが、北海道が発令する本感染症の基本方針を鑑み、開催場所が「札幌市民プラザ」に、開催日程が8月22日に延期されたほか、全体の流れが以下のように変更されました。
(北海道ボドゲ博公式HPより抜粋)
【主な変更点】
① 午前午後の2部構成となります
② 開催時間:午前の部:10:00−13:50 午後の部:15:00-18:50
③ 各部を更に4つのラウンドに分けます(開場50分。入替10分)
④ 1ラウンドにつき一般参加者は上限60名とし、前売りチケット制となります。
オンラインチケットやラウンド制は先に開催されました「ゲームマーケット浅草」でも取り入れられました(ゲームマーケット浅草は開場45分、入替15分)
1.2 開催概要
入場券はLivePocket ticketを利用した電子チケットによる事前購入制でした。
(開催数日前に若干数の当日券が配布される旨の発表もありました。)
午前、午後とで出展ブースもかわり、かつ値段も均一、ということで、両方のチケットを購入される方も多かったです。
チケットは午後15時開始の第1ラウンドが早々に売り切れ、午前12時、13時開始のチケットも「売り切れ間近」となるなど、高い人気を呼んでいました。
1.3 開催場所
今回開催されました「札幌市民プラザ」は、開催予定だったさっぽろテレビ塔から程近い場所に位置する大変綺麗な建物です。
(onちゃんが目印)
2階には図書館も併設され、早朝から勉強に、読書に、と、多くの方の憩いの場として親しまれていました。
地元テレビ局「北海道HTB(「水曜どうでしょう」や「onちゃん」は全国的にも有名ですね)」が隣接します。
1.4 出展サークル
出展ブースは、午前・午後とのテーブルが同卓とならないよう、それぞれスペースが設けられました。
参加ブースは出展辞退を除き全51サークル。
(午前)
ゲームマーケットでは毎回長蛇の列を成す人気サークル、今回が出展初となる北海道の地元サークルも数多く、頒布される作品も、昨年ゲームマーケット秋や開催予定だった同“春”合わせの作品、ほかにも、本イベントに合わせた限定ボードゲームが多数並び、加えて、ボードゲームに留まらず、オリジナルグッズ、サプライ品、TRPGシナリオ集、カラフルなダイスなど様々でした。
午前・午後と出展ブースが違うこともあり、午前の部(午後の部)の販促品を午後の部(午前の部)に相互委託されるブースも多く見受けられました。
2 前日の動き(会場設営)
会場の下見も兼ねて、私も会場設営のお手伝いに参加しました。
メジャーできっちりとスペースを計測し、人海戦術で机・椅子を配置します。
30分ほどで場内の配置を終え、各々がブースを設営します。

とりわけ、毎イベントでカラフルなダイスを販売する「珠工房」のブースが、骨組みから設置まで一際目につきました。
私のブースは午後出展でしたので、前日に設営し、防犯上の布をかぶせておきましたよ。
3 当日の流れ
3.1 会場前
3.1.1 当日の天候
この日の札幌市内、天候は晴れ、気温28度、と、北海道では汗ばむ陽気となりました。
午前9時に会場入りし、設営の細部を調整しつつ、周辺のサークルへご挨拶に向かいます。
この交流時間も毎回楽しみです。時間が限られ、全てのサークルにご挨拶に回れずすみませんでした。
3.1.2 名物おにぎり
腹ごしらえに、と、前回1.0の際も好評を博しました、地元コンビニエンスストア「セイコーマート」の大きなおにぎりとお茶が主催から配られます。
道産米の美味しいお米は甘味があってとても美味しかったです!
3.1.3 豪華カタログ
午前の部出展のサークル様に、今回のカタログを少しだけ見せてもらうことができました
表紙イラストは0.5から引き続き大田スカリー先生、透明感があり涼しげで美麗なイラストです。
挿絵や本文カット、漫画や読み物など内容も充実です。
中をお見せすることができず大変残念ですが、奥付にならぶクレジットの豪華面々に、本イベントに対する主催の熱意を強く感じました。
3.2 午前の部
3.2.1 会場内アナウンス・BGMについて
午前10時、第一ラウンドとともに北海道ボドゲ博2.0の開幕です。
会場内に流れるアナウンス・BGMは、ボードゲームクリエイターこと「珠洲ノらめる」さん。
曲はNEWアルバム『Board Game traveler」から、開場は『きみにキュントSTOP!』で始まり、ラストナンバーはボードゲームPodcast「ほらボド」テーマ曲「Freuen Liefern」
会場内に時計が設置されていなかったため、最終的には曲が流れるたびに『あと○○分か…』がわかるようになり大変助かりました。
気になった方はこちらから。
【CD】Board Game Traveler【サイン有/無】
https://booth.pm/ja/items/189053
(booth内一部視聴あり)
3.2.2 会場全体の雰囲気
午前の部、私は「珠工房」さんのブースでお手伝いしました。
「これが目的で来ました!」
「これ気になってました!」
そんな声がずっと上がっていました。(列整理をしていたオッサンは珠工房主ではなく私「番次郎」でした。ごめんなさい)
お手伝いをしながら来場者を推移します。
珠工房さんは出口付近に配置されたこともあり、出口に向かう来場者に自然と目が向いていましたが、
・空調が快適で過ごしやすかったこと
・人気サークルの方と簡単に交流できたこと
・再入場できなかったこと(トイレ・自販機等は一旦会場を出て)
など「来場者の滞留時間」は長い様に感じました。
50分の第一ラウンドが終わり、出展者は10分の休憩、トイレや給水などの休憩等を済ませることができます。
ワンオペで対応する私にとって大変助かりました。欲を言えば、10分では足りずもう後5分伸ばして欲しかったでしょうか。
来場者はお昼が近づくにつれて多くなります。もちろん来場者の数はチケットにより人数に制限がありましたが、観測する限りでは、第3ラウンド(12:00〜12:50)の時間が最も多かった様に見えました。
来場者の中には、報道の腕章をつけた方、地元ボードゲームPodcast「モクちゃんの朝までウボンゴ!」(http://gametakuya.projectroom.jp/archives/category/podcast)のTシャツを身につけた方、午後に出展される方なども含め、多くの方が来場されました。
友人同士やご夫婦、カップル連れ、といったグループでの参加も多い印象でした。
会場内に流れるBGMの効果もあり、無事に楽しく午前中のお手伝いを終えることができました。
3.2.3 感染症対策(フェイスガード)
顔前面を覆う「フェイスガード」は本イベントで出展者・スタッフ全員に義務付けられました。
息苦しいかな?と思い各種の対策を講じましたが、当日の会場内は空調も快適で、長時間の装着も以前ほど苦痛に感じませんでした。(あくまで個人的な意見です)
3.3 午後の部
午後15時、少し休憩を挟み、当「番次郎書店」の出番となる午後の部の開始です。
3.3.1 来場者の様子
午後の第1ラウンドは、前売りチケットがいち早く完売となったプラチナチケット。来場者の数も当然多く、お昼過ぎのこの時間も一際賑わいを見せました。
先に挙げました「午前・午後、両方のチケットを購入」された方らしき、午前の部に来場されたらしき方もちらほら見かけました。
3.3.2 会場全体の雰囲気(観測範囲のみ)
会場全体の様子ですが、当ブースの机が「壁に向かう」形に配置されたため、全体の推移を逐一確認することはできませんでした(そのため、午後のどのブースが人気だったか、も把握できませんでした。)が、ブース越しに見える人通りは時間一杯まで耐えることがなく、私はフェイスガードにマスク、さらに飛沫感染予防シート越しに来場者へ対応をしました。
また、本イベントでもヤブウチリョウコ様作成の「#ボドゲフリペ」が人気で、特に「ボードゲームに関心はあるけれど、どんな作品があるのか分からない」という方に大変人気でした。
来場される方はマナーが徹底され、全員がマスクを着用し、ペットボトルを口にしながら歩き回る方は目にしない(少ない)印象でした。
皆さん、大きなトートバッグにはちきれんばかりのボードゲームを購入されている様子でした。
1ラウンドが終了しました。ラウンドの合間に休憩が用意されてはいましたが、ラウンド中は常に対応に追われていました。
午前の部でも実感した「滞留時間の長さ」は午後の部でも実感しました。
合間の時間も各ブースに出張し、動画クイズを広げる私は一番迷惑だったかもしれません。(ごめんなさい!ご参加いただいた心温かいサークルの方々、本当にありがとうございました)
3.3.3 番次郎書店ブースの動き
毎回そうですが、私個人のブースは「売る」というより「頒布(意味:広く行き渡るように分かち配ること。「小冊子をーーする」「ーー会」 引用:広辞苑第7版)」の意味合いが強いため、どちらかと言えば「立ち寄った方とクイズで遊ぶ」感じのブース運営でした。(だから売り上げが……。)
来場された方に楽しんでもらいたい、でも感染症に注意を払うため早押しボタンは触れないよう、マスク越しですから問題文も聞き取りづらくなる、……。
そこで今年は動画を眺めて答えてもらう(出題文も表示される)、その名も「早押さないクイズ」を用意しました。
盤祭Re-3rd、第2回静岡アナログゲーム祭り、に続き、今回も新問題を用意しました。総問題数、実に300問オーバー。
第一世代iPadだったため熱暴走により何度もフリーズしましたが、楽しんでもらえましたら嬉しいです。
「売り上げが出たら最新型のiPad Proを買う!」、と心に誓いました。
(ゲーム喫茶「天岩庵」店主は本日ただ1人の完全制覇達成!!)
3.3.4 最終ラウンド〜終了までの動き
午後18時、午後の部最後であり本イベント最後となる第4ラウンド開幕です。
ラウンド毎に拍手で出迎えるので、必然的に雰囲気が高まります。
この時間の来場者は体感としてピーク時の2/3。私個人の疲労もピークに差し掛かっていました。
差し入れで頂いたジュースや飴玉、千秋庵の餡入りパイが疲れた体に染みました。この場を借りて感謝申し上げます。
18時50分、最後のナンバー「Freuen Liefern」が終わり、大きな混乱等も見られず、無事に北海道ボドゲ博2.0が終演しました。
午前の部のサークルも入場し、テキパキと片付けが行われます。
感染症を考慮し、この後の打ち上げ等も無し。ホテルに戻り少し体を休め、各人で北海道の夜を堪能することとなりました。
4 翌日(北海道遠征はまだまだ続くよ!)
この期間に夏季休暇を取得し参加される方も多く、参加ついでに北海道の味覚や名所を満喫する方も前回同様いらっしゃいました。
昨年同様#ボドゲ博ミシュラン のタグも人気でした。
4.1 制作会に参加して
私は、というと、道内のボードゲーム製作者「チャンズファクトリー」様他有志で開催されました「カンティーナでまったり制作会」に顔を出し、昨日購入の作品や、次回に向けたテストプレイ等を通じ地元製作者の方との交流を図りました。
次回ゲームマーケット秋に向けてのテストプレイあり、昨日購入した作品の開封あり、と、製作者の垣根を越えて楽しく過ごすことができました。
こうした製作者相互の交流イベントが開催されますのも、地方と都市とを結ぶ一つのきっかけとなるように感じました。
タイトルの通り、終始ワイワイ、まったり、のんびりした雰囲気でとても楽しかったです。
名残惜しかったですが、搭乗の時間となり、夜21時、北海道を後にしました。
4.2 帰宅の途
関東は数日ぶりに30度を下回る夜とのことでしたが、客室を出るや否や蒸せ返る湿気が押し寄せ、北海道の快適さがふと頭をよぎりました。
(冬は冬で、また感じ方も違うのでしょうけれど……。)
5 まとめ(地方イベントならではの「体験」)
「ゲームマーケットでは是非体験に来てください」とは、昨年ラジオでのインタビューで、アークライトの野澤さんがインタビュアーに話された言葉です。
こうした販促イベントを「販売手段のひとつ」ではなく、「体験も添えた」イベントとして、私は最近になり、そう考えるようになりました。
だから「自身の作品を売る」に、ここでしか味わえない体験の価値を加味した「交流」の視点を持つよう心がけています。
今回も感染症関連で制限のある中、「自作のボードゲームクイズの面白さ」を布教し、併せて「普段お世話になっているフォロワーさんやサークル各位との交流」を味わうことができました。
ゲームマーケット浅草でも体感した「イベントっていいな」の感覚を、出展側としても味わうことができました。
(参考:番次郎の盤上万歳‼︎「イベントっていいな。ゲームマーケット出張版浅草2020参加レポ」https://hibikre.blogspot.com/2020/08/2020.html)
上手い言葉が見つかりませんが、こちらの表現したかった「アイデア」が、無事に作品として形となり、それらが頒布を通じ「相手に伝わった」時の爆発するような感覚は、感染症の有無に留まらず、いつのイベントでも脳内に麻薬が生まれるほどの快感を覚えます。
今回のイベントも、各種の制約が設けられる中、スタッフ、出展者、来場者、等々、本イベントに携わった方一人ひとりが「楽しかった!」と話されるツイートを目にしました。
幸せは伝染するもの、単なる一出展者にすぎない私自身も、それらツイートに幸せを覚えました。
出展者、来場者、何より不安定な情勢が続く中、変則ではありますが開催に舵を切ってくださったサイコロキネシス主催の大地様をはじめ運営スタッフの方々に最大級の敬意を表します。
6 追記
北海道ボドゲ博は、次回3.0を来年夏に向けて準備中の旨を伺いました。
おそらく今回以上の激戦になるかと思いますので、来年の予定は(鬼に笑われようとも)お早めに。
7月、同会場で、また皆様と、そしてこれから新たにお会いできるであろう皆様とお話できますよう、私も祈っております。
参考
コロナ禍の中、北海道ボドゲ博に参加して(植民地戦争+αさん)
https://blog.goo.ne.jp/chiyakazuha/e/281976283b7fdafdbd5f0f527f9eb21c
2020年8月17日月曜日
北海道ボドゲ博2.0 全サークル紹介
いよいよ今週土曜22日に開催が迫った「北海道ボドゲ博2.0」です
(サークルカットも見られる公式HPはこちらから https://psykorokinesis.wixsite.com/hokbdgexpo)
その出展サークルと、番次郎的「ここをチェック!」ポイントを、午前、午後の2つに分け、簡単にまとめました。
※データは2020年8月17日現在です。諸所間違いがありましたら教えてください。
(2020.8.17 2245修正)
午前の部
A3・4 One Corus
見た目の愛らしいアクリルフィギアや各種グッズなどボードゲーム以外にも目白押しです。U.I gamesとコラボしたコミュニケーションゲーム「ねえねえ無人島に行くなら何をもっていく?」も午前の部はこちらで購入できます。
A7 チャンズファクトリー
地元から参戦。新作カードゲーム「エピソードもりもりカードゲーム」はカードの数値に応じ話を盛り込むコミュニケーションゲームです。
A9・10 珠工房
北海道オコタンべ湖をイメージした「はぐるまざくら」や、ゲームマーケット秋先行発売となる「月奏琴」など見た目も美しいダイスが勢揃い。ゲームマーケットでは毎年長蛇の列ができる人気ブースです。
B1・2 久遠堂
新作ボードゲーム「雪降る街の星あつめ」はボドゲ博初の発売。ミープルネックレスやTシャツなどグッズも豊富です
B4 くらげシステム
本イベント新作「くるくるドーナツ」はダイスコレクションを配したボードゲーム。アイドルがテーマの人気ボードゲーム「ダイスガール」はTrack#9です。
B6 植民地戦争+α
新作「アイヌの大地」など本イベント向けの新作も豪華に取り揃えられています。シンプルながら豪華なコンポーネントと世界観の「公国のペレストロイカ」や、アクションパズルゲームの人気作「マヤる」も頒布されます。
B8 Studio Turbine
「サるシャベる」は無理やりな日本語が楽しいワードゲーム。2019年秋作品「S.U.G.O.I GP」はボードゲーム好きなら思わずニンマリするギミックです。本イベント新作となる「発足(はったり)」にも注目です。
B10 STUDIOアカランタン
新作「原チャリ番長」は昔ながらのボールペンゲームをボードゲーム化した意欲作です。人気作「Re:迷宮」は追加ルールや拡張ルールも豊富です。
C2 スタジオムンディ
2020年の新作は「人類誕生」。先のゲームマーケット2020浅草でも好評を博しました2人専用ゲーム「ナイツポーカー」もご用意。クニツィア博士の登りが目印です。
C5 ぽっとでゲームズ
昨年秋に好評だった、美麗なイラストが奏でるセットコレクション「タテルト」を発売します。
C11 グランドアゲームズ
ネット発売限定だった「軍師軍略」をイベント限定発売。渋めの世界観が特徴的な本格派歴史シミュレーションです。
D1 ラディアスリー
ゲームマーケット浅草でも話題だった人気のFILLIT第2版と同ウッドバージョン。3人で楽しめるFILLIT追加ルールJAMITも要チェックです。
D3・4 88create
2020年春新作「88ice cream」は見た目が可愛いアイスクリームのバランスゲームです。カクテルがテーマの「ノンドランカ」など見た目もお洒落で美味しそうな作品が多めです。
(8.17 修正)
ブースに立たれる方はピンチヒッター「ゲームカフェ 天岩庵」店主。ゲームマーケットの作品を購入するグルm…買い物チキンレース「ゲムマイスターの選択」を頒布します。
D7 Manifest Destiny
新作「ルネッサンスオブアルケミー」は「ラブレター」のカナイセイジさんも認める人気作。春新作『Quo Vadis』他4作品にも注目です。
D9 やすらぎ企画
新作「すげーダイスゲー」「機屋-hataya-」「ジャックたちと豆の木」を用意。何重にもひねりのある変則トリックテイクは、トリテ好きに限らずカードゲーム好きなら必見です。
D11・12 北海道情報大学森川研究室・紅葉くれーぷ
人気作「うんこかと思った」は人気ボードゲームブロガー小野氏も絶賛したパーティゲーム。昨年話題となった「うんたんぽい」「いきなりドラゴン各種拡張」も必見です。
E2 世界のうーベー
人気の地元Podcast「朝までウボンゴ!」MCが北海道ボドゲ博に参戦。謎解き本や人狼イベントを手がける同氏の「世の中にない新しいゲーム」の続報に期待です
E4 株式会社ドラタンキ
個人的注目作は「ぷろぐらむ読み上げかるた」。命令を組み合わせてプログラムを組み立てる新作「あせんぶら」など、プログラミング経験者が思わずニヤリとするカードゲームが揃っています。
E6 natriumlump games
昨年話題となった人気作「マカリョーシカ」は可愛い見た目に反しじっくり考えるエリアマジョリティ 。見た目も美しいパズル「ロンデルラミィ」も思わず目を惹きます。
E12 TUKAPON
会場アナウンスを手がける珠洲ノらめるさんがイラストを担当した2020年新作カードゲーム「ムショの中のアリス」や、ゲームマーケットの作品が入ったお得な福袋、人気のボブジテンクリアファイルは先のイベントでも人気の逸品です。
E10 y5.games
陶磁器タイルを使用する“うっかり系4目並べ”の「パステル」や、HSG_works委託の「メリー!ゴー!アラウンド!」など2020年新作も豊富な本サークルは、ブース見学特典の「エルダス」や、セット購入特典のノベルティなど、立ち寄るだけでも見応えのあるブースです。
F1・2 Cygnus
地元北海道の人気ブース。本イベント限定「Token Tray Octa」は見た目と実用性を兼ね備えた作品。実力派クリエイターが手がけた本イベント限定販売カードゲーム「ろうそくだーせー!だーせよ!」は価格500円です。
午後の部
A2 常磐倶楽部
ボードゲーム「すごろくつくろう」はみんなで作った双六でプレイする作品で、4歳から遊べます。つい空目してしまう「ボードゲームステッカー」はボードゲームファンなら思わずニンマリする完成度の高さです。
A5・6 U.I.games
2020年新作となる「スピルトミルク」。本物の牛乳瓶を振って楽しむ、アクションも楽しいボードゲームです。人気作の「HYDE &SEEK」など豪華なコンポーネントの作品に注目です。
A8 かりかりうめ
美麗かつゴシックな世界観が魅力的なTRPGシナリオ「灰色城奇譚」が頒布されます。今回の北海道ボドゲ博唯一となるTRPGのブースです。
B3 ぼどっこ
2020年春の新作は「疑心暗鬼の小屋」は2人で楽しむ人狼ゲーム。昨年秋の話題作「ヒーローコロシアム」はパッケージの見た目を刮目あれ。来年開催の「アナログゲームフェスタ」の情報もこちらでゲット!
B5 ふうぶつし
ボードゲームサプライの販売を手がける「ふうぶつし」からは、ツイート上でも話題となった「S字マーカー」や、折り畳み式のダイスタワーなど、見た目もユニークな「ボードゲームサプライ」が頒布されます。
B7 しずく道
地元札幌からの出典かつイベント初参加となる本サークル。特殊効果ありの坊主めくり的、ロシアンルーレット系カードゲーム「OWLAND(アウランド)」は完成度の高さに定評があるとお聞きします。
B9 T.K.クリエイター
ファンタジーな世界観の「TORATANU」はセットコレクションのカードゲーム。100枚を超える美麗なカードは、入念に練られた世界観と同様のじっくり堪能できる内容だとか。
B11・12 タクティカルゲームズ
2020年夏の新作「PSYCLE」は、シンプルなルールながら、心理戦にリソース管理が合体したカードゲームです。ドラフトにセットコレクションが加わった意欲作「ツリーラインアベニュー」にも注目です。
C3・4 卓上野球機構
詳細にわたる選手の情報が網羅された野球カードゲームが魅力の作品。「野球シミュレーション」の名にふさわしい詳細なデータはプロ野球ファンならずとも一見の価値ありです。
C6 つぎはぎ工房
「それって死亡フラグですよDX」は8人まで遊べるパーティゲームです(DX、だから各種拡張込みを期待します)。毒リンゴがテーマのチキンレース「白雪姫の誕生日」は関東のボードゲームカフェ 「上野上様」のリメイク作です。
C7・8 双筆
クラウドファンディングにて164%もの支援金を達成した「救全苦集 第二集」は仏教がテーマのカードゲームです。力強い筆捌きの美麗なイラストが目印です。
C10 HLKT工房(へりくつ工房)
今年夏の新作は、制作からわずか100日で仕上げた話題作「あつまれ!異種族テーマパーク」。’19秋新作「あわてんぼうのサンタクロース」「オフトゥンからの脱出」はゆるカワのイラストが目印です。
C12 かわちかい
2020年の新作「ベストレビュアー」は「迷レビューが生まれるカードゲーム」のキャッチコピーが気になります。昨年秋の新作「ディー・アングル」は咄嗟の判断力が試される大喜利型コミュニケーションゲームです。
D2 一撃堂
人気ボードゲームVtuber「きたこしさん」が迎える一撃堂では、同コンテンツでも人気を博したお手軽カードゲーム 「ちぇいにんぐ」や、ワイワイ楽しい「写ってるかも?撮ってるカモ!」も頒布されます。
D5・6 DIY卓屋
地元札幌からの出展です。創作漢字を作るお手軽大喜利ゲームのリメイク「ピッ漢」はイベント販売初となる新作です。昨年春の「大題喜利マッチ」や、ダイスアクションが目を引く「カーリングダイス」などにも注目です。
D8 鷹巣堂
ジャレド・ダイヤモンド好きには「?!」と思わせる新作「銃・病原菌・ダイヤモンド」は短時間で楽しめる心理戦カードゲームです。旧作「第二のゴリラ」、どちらもイベント特価1000円です。
D10 ラブリー会
地球の危機を救うため「あの」ヒーローたちが続々参戦。2020年新作「ヤベンジャーズ」は委託先も僅少なボードゲームです。手作り感溢れる話題作豊富な「るりるりゲームズ」様の委託もこちらからです。
E1 ClaGra・バナナムーン
「たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ」も話題の地元北海道の人気サークル。今年は「ビストロフリップ」などの作品を手がける「バナナムーン」とタッグを組みました。
E3 番次郎書店
2020年夏の新作「PowerPointで作る ボドQレシピ」はテレビの人気コンテンツを作るためのレシピ本です。Twitter上で更新中の4コマ「ボドびよ。」最新7巻も見逃せません。
E5 Cuzumi書房
サークル初参加となる本サークル新作は「宿題押し付けあいバトルカードゲーム」情報は少ないですが、動きのあるイラストからアクション性の高いゲームを想像できます。今後の情報に期待大です。
E9 ライブレイジ
2020春新作「将棋クラッシュ」が満を辞して登場。ついたてで遮られる中での手の読み合いが悩ましい作品です。めんこがテーマの「プロレスEX」はプロレスファンの方に注目して欲しい作品です
E11 Club BLACK
0.5から3期連続出場となる常連ブースは地元札幌から。最新作はシリーズ3作品目となる「ハッピーハムスター BATTLE OCEAN」。先着購入者特典となる「ヌヌこ日和特製カメラカバー」も愛嬌たっぷりです。
F3・4 BGM 盤上遊戯製作所
新作「ボードゲーム工場」は、話題作「ボルカルス」にも携わったクリエイター上杉真人氏がデザインした実力派。ボードゲーム制作を考えている方には嬉しいブランクチップなどの販売も。
F6 NSGクリエイト
新作「はんかくさいツアー計画」は北海道ボドゲ博限定頒布の作品となるカードゲームです。個人的には相手の好みの違いも楽しい「突撃!今夜の晩ごはん」もオススメです
限定品あり、福袋あり、欲しいボードゲーム は見つかりましたでしょうか。
チケットは前売り制で販売中です
https://t.livepocket.jp/e/yf89f
皆様とお会いできますことを楽しみにしております。
2020年8月16日日曜日
イベントっていいな♪ ゲームマーケット出張版浅草2020参加レポ
8月16日日曜、浅草の東京都立産業貿易センター台東館にて「ゲームマーケット出張版2020浅草」が開催されました。
2020年大阪、春、以来となる久しぶりのイベント、行って来ました。そのレポート記事です。
1 待機列の様子
2 いざ、開場
3 感染症対策について
4 室内の様子
5 終わりに(イベントって、いいな)
1 待機列の様子
この日の浅草は36度を超える猛暑日となりました。
会場となる4階へは、密を避けるために階段を利用するよう促されました。
事前に購入したチケットには「1時間〜15分前に到着」をお願いする言葉がありました。
私の入場時間は11時30分。
スタッフによる非接触式検温とアルコールスプレーによる除菌が行われ、そのまま待機列へ。特に当日購入の列が区分されたわけではありませんでしたが、大きな混乱は見られなかったように感じます。
待機列を形成する広いスペースには、等間隔で養生テープが貼り付けられていました。
約30センチのタイル4枚分の間隔で、私が並んだ位置は一列目の半分くらいの列でした。ザッと目算で30番ほどだったかと思います。
待機中にスマートフォンの電子チケットをスタッフに見せ、スタッフはスタンプ上のデバイスで画面をタッチすると「入場しました」の烙印が押されました。アナログっぽくて素敵です。
私は念のため、マスクにフェイスガードを装着して並びました。
周囲を見回すと、全員がマスクを装着し、友人連れやカップルの参加も目にしましたが、会話は控え目で待機列は至って静かでした。
入口で配布されたパンフレットに目を通します。
観音開きのパンフレットには、開いたページにウィルスに関する注意喚起。QRコードは厚生労働省の「喉エチケット」のページにリンクします。
こうした配慮は、大変ありがたいです。
見開きには全体マップ。
しばらく待つと、一列に約40人ほど並ぶ列には、入場直前ともなると4列目が埋まり、5列目の先頭まで伸びていました。
2 いざ、開場
「いつものアナウンス」で「第3部、開場です」のアナウンスが流れます。
大きな拍手でスペースに入ります。こちらもゲームマーケット「ならでは」。
久しぶりの拍手に心踊りました。
当日は遠方から出展予定された2ブースが参加辞退、テーブルはそのままに「参加辞退」のシートが発布されていました。
入場直後の様子ですが、特に「このブースに長蛇の列」は見かけなかった印象です。
私も早速、目当ての作品を購入に回りました。
いくつかを簡単に紹介しますと、
アークライトは世界的話題作「evolution」の先行発売と、先日発売されたばかりの新作ミリオンヒットメーカーを。
oink gamesは話題作の他に、オンラインショップ発売のデザイナーズノートやピンバッジなど発売。
グランディングは話題作「街コロ」2作目『通』を先行発売。
ディアシュピールはボードゲームPodcast『ほらボド!』とタッグし、名作の新品、中古販売を。
ラディアスリー、AHCブースでは両作品購入の方に『斯くして我はFILLITに成れり』『JAMIT』のルールブック入りクリアファイルを。
OKAZU brandは春の新作5×5zoo、スージィQなどを発売。さらに大変豪華なカタログを。
ozplanningはこちらも『ゴリラ人狼』とのコラボレーション作「赤い扉とゴリラの鍵」を。
ボドっていいとも!では春新作「筋肉祭人狼」や、ゴリラ人狼マスターバッジの販売を。
JELLY JELLY CAFEではネスターゲームの各作品を。さらに購入された方にはオリジナルトートバッグを。
TUKAPONでは人気のボブジテンクリアファイル、今夏発売された「ムショの中のアリス」、そして今年春には叶わなかった『ゲームマーケット作品詰め合わせ福袋』の販売を。
スタジオムンディは新作「人類誕生」を。こちらは北海道ボドゲ博2.0でも販売される予定です。
どのブースも目白押しで楽しかったです。(全てを紹介できずすみません…。)
3 感染症対策について
改めて今回の感染症対策を確認します。
各ブースの通路を隔てた距離は先ほどのタイルで8マス分(240cm)、机の後部(バックヤード)も7、8マス(210cm、240cm)、加えて机は密接せず、測定は憚られましたが各ブースの間隔もしっかりと確保されていました。
スタッフの方はいつもの「オレンジのはっぴ姿」に加え、マスクとフェイスガード。ネームプレートには本名が記載されていました。
運営中も常に数名のスタッフが巡回しておりました。
もちろん声かけもマスク越しです。
各ブースの対策はまちまちで、前面に飛沫防止シートを貼るブース、手袋や自前のフェイスガードを装着するブースなど様々に工夫されていました。
4 室内の様子
いつもの人の賑わいも控えめだったからか、空調は大変快適でした。
とはいえ、長時間のマスクとフェイスガード装着はやはり辛いものがあり、ブースの中の方も汗まみれになりながら説明をされていました。
出口のすぐそばに自販機と簡易休憩スペースがありましたが、そこにも人は絶えなかったように見えます。
そのほかは、大型ポスターあり、新作披露あり、コスプレあり、と、試遊が無い中でも、各ブースが創意工夫し作品の魅力を伝える姿が印象的でした。
会場や規模は違えど、いつもの「ゲームマーケット」の楽しさを十二分に堪能できました。
終了の5分前と終了時間には、こちらもいつもの『ゲームマーケット』のイントネーションでお知らせのアナウンス。そそくさと退出致しました。
出口付近から少し中の様子を伺うと、次の時間に向けて、休むまもなく、簡単なミーティングと準備が行われているように見えました。
5 終わりに(イベントって、いいな)
私がイベントへ参加する理由のひとつに「対面でのやりとりの楽しさ」があります。
今回は来場者として、制作を手掛けられた方に直接「あのボードゲーム 、すごく面白かったです!」の気持ちを伝えることができました。
「面白かったです!応援してます!」
『今作もさらに面白くなってます!ぜひ遊んでください!』
文字に起こすと本当に他愛無いやりとりですが、このわずか数文字のやり取りがあるからこそ、私はボードゲームの楽しさがますます刺激されます。
オンラインでは思うように叶わなかった、まさに「対面のイベントだからこそ味わえる楽しさ」です。
今回45分という時間の中でしたが、一通りの買い物を済ませた後は、各ブースに御礼に回る(そこで予定外の買い物をすることもしばしば)時間も十分に充てられました。
試遊もなく、ブース数も比較的少なかったからか、全体をのんびり3周くらい回ることができました。
購入するだけなら少し長い、交流を図るには少し短い、そんな45分だったように感じます。
いまだ予断を許さない状況の中、対策を入念に行った上で開催された本イベント、帰宅の途に着きながら「やっぱりイベントっていいな。」と、改めて実感しました。
その気づきを与えてくださった今回のイベント運営スタッフ、出展各サークル様、そして来場されました全ての方々に大変感謝致します。
私も来週開催の北海道ボドゲ博2.0に向けて、整えるべき準備を十分に整え、来場された方全員に「楽しさ」を提供できるよう頑張ります。
2020年8月4日火曜日
笑顔の報酬 第2回静岡アナログゲーム祭り備忘録
下手な鉄砲
数を出す、とにかく初回から外に出す、とは徒然草の一節だっただろうか。 技が上達する人はとにかく描いたら世に出すこと、上達しない人は完成してから出そうとしいつまでも出さない、といった文言だったはずだ。 以前、兼ねてから応援していた創作者から「完成形しか見たくない」との言葉を頂戴し...
-
数を出す、とにかく初回から外に出す、とは徒然草の一節だっただろうか。 技が上達する人はとにかく描いたら世に出すこと、上達しない人は完成してから出そうとしいつまでも出さない、といった文言だったはずだ。 以前、兼ねてから応援していた創作者から「完成形しか見たくない」との言葉を頂戴し...
-
今さら、の話かもしれないが、先般開催された「Board Game Selection」の拙著の選評について研究したい。 今回の私がエントリーした作品「Board Game Quiz NEXTAREA」 こちらはボードゲームではなく「書籍」である。 「ボードゲ...




















































