2018年4月28日土曜日

これが最後の広報活動

私は広報活動が苦手だ。

前職を含めいろいろな業務を経験し、その中で広報に携わる職務も担当する機会に恵まれたりもしたはずなのだ、が。

自分のことを表立って主張する行為に、どうも抵抗があるのだ。

「子は、親の言うことは聞かないが、親のすることは真似る」という有名な格言がある。
私の前職でも、上司が仕事に例えて「部下は上司の言うことを聞かないが、上司のすることを見ている」と、事あるごとに連呼した。

紐解いてみると、話は中国陰陽道に遡る。

表に開かれた顔、つまり「自分で皆に見せている”表向きの顔”」言うなれば「自分が皆にアピールしている顔」が、陽の顔であり、「自分の知らない陰の顔」これも「自分が皆にそう見られている顔」が、陰、つまり「本来の自分の姿」である、と。

「陰で努力する」という言葉があるけれど、言葉の真意としては、自分ではアピールしていないつもりでも、それを見ている周りが評価した「本来のあなたの姿」である。
「陰」を使った言葉は他にも「陰口」「お陰様」「草葉の陰」など、特質上性格に起因する言葉が多い。


閑話休題
表立って宣伝し「これがすごいんです!」「これを見てください!」と、マシンガンのごとく矢継ぎ早に宣伝することが、できないわけではない。
何かしら後ろめたさ、恥ずかしさのような感覚を覚えるのだ。
自己を分析するに、先ほどの陰陽道の話に戻り、それらアピールポイントの本筋は「購入された方々が実際に手に取り、気づくか気づかないかのうちにそれとなく紛れ込んでいた便利ポイント」ではないかと考えたからだ。

だから、というわけではないが、今回の第二作目に関し、私は前回ほどの宣伝活動を行えていないし、結果、予約の数も正直にそれに応じている。
しかるに、決してさじを投げたわけではない。
「手に取った方に、あたかもそれが違和感なく使用されている、存在感の高さ」
今回のテーマは、途中、その本筋で動くことにした。

ほぼ日手帳3月20日掲載 高橋由伸さんの言葉も引用したいと思う

努力しなくてもできてしまう人、
という風に見られることは、
決して悪いことではないかなと思ってます。
努力すること自体は
別に人に見せるものではないですから。
(高橋由伸さんが「高橋由伸新監督の真っ直ぐなことば。」の中で)


手に取ってくださった方へ笑顔を届けられるなら、役割として、それで十分ではないのかな。

広報活動は苦手ですが、よろしくお願い致します。



ゲームマーケット2018春で頒布予定の新刊BoardGameQuizEXTENDの予約は30日(月・祝)24時まで受け付けております。


予約はこちらから。>>http://gamemarket.jp/game/boardgamequiz-extend/

2018年4月19日木曜日

ゲームマーケット2018春、新作体験会一覧

待望のゲームマーケット春までもうすぐ、制作も大詰め、
都内のゲームカフェでは新作がいち早く体験できるイベントも目白押しとなります。

「話題の最新作を、一足先に遊んでみたい」
「ゲーム製作者の方と、直接お話したい」


試遊会とは一般の方とゲーム製作者の方が、ゲームマーケット前に少し時間を取って触れ合うことのできる数少ない絶好の機会です。
是非お時間のある時に、お近くの体験会へ参加されてはいかがでしょう。

でも、どこに行けばいいの?
いつ、どこで、どのサークルが行っているの?

そんな情報をまとめてみました。

何かのお役に立てましたら幸いです。

(30.4.25 1640現在)




4月25日(水)〜5月2日(水)

「ゲムマ2018春の新作ゲームを試遊しようの会」
場所:シアターカフェ「プロセニアム」(JR高円寺駅南口徒歩3分)
参加サークル:
久遠堂「ラベノス」「Go☆Do☆Compa」
グランドアゲームズ「アネクトパンチ」
嘴広卿「LAST WAN STANDING」
NSGクリエイト「突撃!今夜の晩御飯」
JELLY JELLY GAMES「ベストアネクト」
ランチボックス「姫とドラゴン人狼」「上海蒼龍」

※毎日ピックアップステージとして 19時〜22時
4月25日 久遠堂
  26日 嘴広卿
5月 1日 グランドアゲームズ
   2日 NSGクリエイト

時間:18時〜22時
料金:1000円+1オーダー
URL>(参加者用)http://twipla.jp/events/311081
(サークル用)http://twipla.jp/events/311066

4月26日(木)

ゲムマ春で頒布!セイルトゥインディア体験会【インスト Noisy Gals】
場所:ゲームカフェぶんぶん(JR横浜関内徒歩3分)
参加サークル:ぶんぶんゲームズ
時間:19時〜
料金:ぶんぶん通常料金
URL>http://twipla.jp/events/310926



4月27日(金)

「ゲームマーケット2018新作体験会 vol.2」
場所:リトルケイブ高円寺店
参加サークル:久遠堂様「Go☆Do☆Compa」
たま々「シープマッチ」
リトルフューチャー「東京サイドキック」(参加サークル受付中)
時間:20時〜閉店まで
料金:2000円+ワンドリンクサービス(300円OFF)
URL>http://twipla.jp/events/308944


4月28日(土)

「ゲムマ直前新作体験会&交流会(テストプレイOK)」
場所:ボードゲームカフェ「ムスビヨリ」(上野駅入り谷口徒歩1分)
参加サークル:
たま々「シープマッチ」
久遠堂「Go☆Do☆Compa」「ラベノス」
てんぐすたん「かみかくし」
まほろば「PrismPicto」「探偵たちの長い夜 第二版」
WEATER LEGION「WORD STEALER」
ダイスキャスターズ「紗那」
符亀「愛羅武粋逸」

時間:13時〜17時(17時〜21時45分、交流会(一般の方も参加可能))
料金:通常のムスビヨリ 料金
13時〜17時:1000円(ワンドリンク付き)
17時〜22時:1500円(ワンドリンク付き)
URL>http://twipla.jp/events/310114

ニコニコ超会議2018 1日目
場所:幕張メッセ HALL10-D4
参加サークル:
(1日目のみ)
新ボードゲーム党(タイムボム、SHIBUYA等)
ひとじゃらし「雌雄決さない」
アトリエ山田「宇宙ドミノ」
モグワイ「オネズミ算」「ハピエストタウン」(販売あり)
(両日出展)
GOTTA2「DigIT!」
リトルフューチャー(Kittys)
スロウカーブ「からかい上手の高木さん〜全力からかいバトル〜」「ゆるキャン△どこでもテント△」「干物妹うまるちゃん〜うまるーん神経衰弱〜」
カラメルカラム(THE残業、THE神、THE漫才コンビ) 
(販売あり)
時間:10時〜18時
料金:1日券 前売り1500円 当日2000円
   2日通し2500円
URL>http://chokaigi.jp/2018/booth/gamemarket.html

するめデイズナイトinコロコロ堂
場所:コロコロ堂(JR湯島駅すぐ)
参加サークル:するめデイズ
・たのめナイン
・擬音フェスティバル
・曖昧フェイバリットシングス(新版予定)
・せっかちプリンセス
・モンスカート
・ポコン!
・アニマランブル
 and more...
時間:18時〜23時
料金:無料(※ドリンク代別、ただし事前予約があった場合のみドリンク代無料)
URL>http://twipla.jp/events/310218

4月29日(日・祝)

ニコニコ超会議2018 2日目
場所:幕張メッセ HALL10-D4
参加サークル:
(2日目のみ)
グランドアゲームズ「アネクトパンチ」「ウィングスピリッツ」
こぐま工房「ヒクトルーン」
するめデイズ「曖昧フェイバリットシングズ(間に合えば)」
しのうじょう「鮪づくし」「寿芸夢」
(販売あり)

(両日出展)
GOTTA2「DigIT!」
リトルフューチャー(Kittys)
スロウカーブ「からかい上手の高木さん〜全力からかいバトル〜」「ゆるキャン△どこでもテント△」「干物妹うまるちゃん〜うまるーん神経衰弱〜」
カラメルカラム(THE残業、THE神、THE漫才コンビ) 
(販売あり)

時間:10時〜18時
料金:1日券 前売り1500円 当日2000円
   2日通し2500円
URL>http://chokaigi.jp/2018/booth/gamemarket.html


ゲームマーケット 2018春フライング体験会1日目(初心者未経験者歓迎)
場所:ゲーム喫茶天岩庵(JR大井町駅徒歩10分)
参加サークル
おおかみやこう「監獄人狼」
NSGクリエイト「突撃!今夜の晩ごはん」
コムナタ712「HosTile」
ゲンゲゲームズ「ゲームの王国」
88create「シルとり」
WEATHER LEGION GAMES「WORD STEALER」
さいなげ「ニンジャジントリ」
まほろば「PrismPicto」
HLKT工房「よくばりパフェ」「宗教為替(仮)」
こぐまやん「さけのぼり」

時間:14時〜18時
料金:通常の基本料金(1時間500円以下、飲食別)
URL>http://twipla.jp/events/296446


イエサブ体験会in秋葉原vol.52
場所:イエローサブマリン秋葉原RPGショップ店内プレイスペース
参加サークル:
ハッピーゲームズ「グラギャモンにゃん」
モグワイ「オネズミ算」「詠み人知らず便利箱」
さとーふぁみりあ「ハピエストタウン」
DOMINA GAMES「Blade Rondo」
エルダーハンド「サイコクロク」「テリトリアル」「MM」
久遠堂「Go☆Do☆Compa」
嘴広卿「LAST WAN STANDING」
梟老堂「Alpenzian」
リトルフューチャー「タイトル未定」

時間:12時〜18時
料金:無料
URL>https://twitter.com/YS_RPGSHOP/status/986896685057032192


4月30日(月・祝)

ゲームマーケット 頒布品中心ゲーム会
場所:ゲーム&カフェバーことぶき(JR西荻窪駅よりバス乗車10分)
参加サークル:行雲工房「ヒツジのワ」(参加サークル受付中)
時間:11時〜18時
料金:1000円(アイスコーヒー、アイスティー飲み放題)
URL>http://www.tokimeki.tv/blog/2018/04/entry_1245/index.php



ゲームマーケット 2018春フライング体験会2日目(初心者未経験者歓迎)
場所:ゲーム喫茶天岩庵(JR大井町駅徒歩10分)
参加サークル
ALL DICE 「激論勇者」
EVIL team「コキコキステーション」
番次郎「Board Game Quiz EXTEND」
シュレディンガーゲームズ「スターライトステージ拡張4ときめきクラウン」
Corolla「Animal Draft」
BraveLily「真・まどつく」
久遠堂「Go☆Do☆Compa」
のむゲームズ「パワーワード人狼」「ウルトリテン」
グランドアゲームズ「ウィングスピリッツ」「アネクトパンチ」

時間:14時〜18時
料金:通常の基本料金(1時間500円以下、飲食別)
URL>http://twipla.jp/events/304946


創作サークルさんのゲムマ春新作体験会vol.1
場所:ボードゲームダイニング「フローチャート」(JR中野駅北口より徒歩6分)
参加サークル:
◆倦怠期 新作 
『メテオ回収株式会社』(参加サークル受付中)

時間:13時〜18時
料金:1000円(1ドリンク付き)
URL>http://twipla.jp/events/313066?platform=hootsuite


5月2日(水)

ゲームマーケット2018春の創作ボードゲーム事前体験会
場所:喫茶マーブル(JR大井町駅より徒歩3分)
参加サークル:
マーチヘアゲームス
新『DICE WIDE SHUT』
Saashi & Saashi
新『バスルートをつくろう』
Qlios
新『ガイスターギャモン』
梟老堂
新『アルペンツァイン』
旧『イアルへの道』
アナログランチボックス
新『Coffee House』『passtally』
旧『BOTANICAL LABO』
luck movies
新『ハイドレンジアの夜警』
旧『turf war』
Hoygames
旧『老師敬服』
さとーふぁみりあ
新『ハピエストタウン』
旧『8ビットモックアップ』
予備枠(主催者持ち込み)
『オネズミ算』『詠み人知らず便利箱』など

時間:16時〜22時
16時から19時までは旧作をメインに遊ぶ会、
19時から22時までは新作をメインに遊ぶ会、

料金:1500円(おにぎり付き)
URL>http://twipla.jp/events/312933


5月3日(木・祝)

創作サークルさんのゲムマ春新作体験会vol.2
場所:ボードゲームダイニング「フローチャート」(JR中野駅北口より徒歩6分)
参加サークル:
◆OKAZUbrand
 『ストックホールデム』
◆TUKAPON
「あいわな-TRAP OF LOVE』
◆こぐまやん
『さけのぼり』
◆さとーふぁみりあ
『ハピエストタウン』
◆Colorful Spiele
『バロックの返還』
『BodoCa』

時間:13時〜18時


料金:1000円(1ドリンク付き)
URL>http://twipla.jp/events/313066?platform=hootsuite



情報は逐次更新しております。
何か新規に情報がございましたら、(@hyacper)までお寄せください。

2018年4月9日月曜日

ゲームマーケット2018春 個人的注目作品一覧

(30.4.10修正分)

ゲームマーケット春のカタログに一通り目を通す。


今回も数多くの作品が出展され、どの作品にも目移りしてしまう。


その中でも特に私が注目している作品を今回あげたいと思う。

あらかじめ断っておきたい。
私の趣味趣向のことである。

私はいわゆる「ライトゲーマー」に属する。
食わず嫌いがないわけではないが、重いゲームを黙々とプレイするより、軽めのゲームをワイワイ楽しむ作品に心を奪われる。
海外の作品より、国内作品に
売れ線の作品より、一風変わった作品に
心を奪われる傾向がある旨、あらかじめご承知願いたい。



※なお今回、ゲームマーケット大阪で頒布された作品は紹介から外させていただくことをご了承願います。
これらの作品の注目作は、巻末にまとめて記載を致します。

(30.4.9現在の情報です)


※両日出店のブースには(両)と記載いたしました。



5月5日(土)


A07 久遠堂 Go☆Do☆Compa
テーマは「合コン」しかし内容はかなり熾烈な駆け引き、時にひきつり笑顔で、時に怪しい笑みで、といった世界観を上手くこのゲームでまとめたな、という作品。イラストから女性向けとも取れますが、男性の私でも十分楽しめる作品でした。


A15 たま々(両) シープマッチ
ミツバチマッチのデザイナーによる次回作。イラストはぷっち先生、デザイナーはたま々氏。ホンワカとした絵柄を使用した大喜利の要素を絡めてカードをなくす作品。グループ戦という辺りがミソなのだろう。ワイワイ楽しみたい。


B08 OKAZUbrand withi H ストックホールデム
鉄道を舞台としたゲームマーケット大阪の新作から一転し株取引を舞台にした中量級の作品、情報操作、株取引といった敷居の高い作品ながら、事前に拝見した愛くるしいキャラクターがそれらを向かい入れてくれることを期待します。「OKAZUbrandだから大丈夫」という私の中では安心安定のブランドです。


C01 高天原 しばことば
ワードゲームは数あれど、文字カードではなく「ランダム(?)に並んだ文字列」カードをズラしながら使用することで、連鎖と妨害(邪魔)、さらに「逆転」の要素とが全て両立されている、プレイすればするほど上手くなり、面白くなるというまさに「高天原」ブランド作品。絵柄の可愛さは言わずもがな。


C05 ボドゲイム サバンナスマイル
ピクテル、雪玉ゾンビなどでもお馴染みボドゲイム制作。今回はスマートフォンを使用する作品。情報は少ないけれど名作「フォトパーティ」のような感じとなるのかな?


D21-22 梟老堂 AlpeNzian(アルペンツィアン)
「イラストゲームにハズレなし」の言葉通り、イラストとダイスを元にイラストを描く、となると苦しい中でのワイワイ楽しめるパズル的要素のあるお絵描きゲームとなるのかな?ボードも付随する(予定)とのこと。


D39 Corolla Draft
野球のドラフトとカードのドラフトをかけた、なんて心をくすぐる作風。バットでボールを実際に打つ、その見た目もユニークな作品に仕上がっており、野球盤世代を知るものとして心揺さぶられる。(デザイナーは若い方なのにね)


D45  しのうじょう 寿限無
カードを使った一見すると大喜利風のゲーム、だがそこは老舗ブランド。麻雀風の要素を取り入れた作風に期待が持てる。


D47 サイタニヤ 京浜東北SPEED
山手線SPEEDに続く第二弾。スコットランドヤードが東京マップとなった際、いちどきに親近感が湧いた時のあの感動です。京浜東北線でどのように行われるか、前作とのつながりはあるのか、それだけでも電車マニアの心をつかまれます。


D73-74 こぐま工房 ヒクトルーン
1枚の絵柄が公開されておりましたが、非常に斬新な使い方をしておりました。デザイナーの井上磨氏による美麗なイラストも相まって周囲の目を引くことは間違いないでしょう。


E15-16 カワサキファクトリー(両) Gear11
カード、または牌を使用して約11以上の遊び方ができる、まさに「1つ持っていれば大丈夫」の大定番となる作品。ちょっと無理しても手触りの良さそうな牌のバージョンを入手したい。


E08 JOYJOYJOY(両) 注文の雑な客
見た目もシンプルかつオシャレ、そしてルールもいかに少なく「雑な」ヒントでオーダーできるかといった”チキンレース”的な楽しみができるという洗練された「大人のゲーム」。ニヒルを気取って楽しみたい(当方お酒は苦手ですが)

E10 のむゲームズ(両) ウルトリテン
タイトルからは未だ想像もつかない「トリックテイク」の作品、過去のむゲームズ様は、人狼が苦手な私にも楽しめる「パワーワード人狼」を頒布したブース。お茶目なロゴから「楽しんでね」が伝わってきます。



G27 一年中未来 パワーワードワーカーズ(仮)
カタカナと日本語の組み合わせの言葉を考える、これぞ「ありそうでなかった日本語のワードゲーム」前回秋から既に評判が高かったので今回の販売が非常に嬉しいです。(※前回秋に発売されていらっしゃったらごめんなさい)


H01 もんじろう(両) 積みゲークイズ
ゲームを知っているからこそ楽しめる、ゲームを知っているからこそ面白い、まさに「ゲーム熟練者」向けの作品。カフェに一つあればボードゲーム会の二次会などで本領を発揮しそうです。


H32 堀場工房 ハムハムえぶりばでぃ
漫画家たちばないさぎ先生による毒気のない絵柄は絶品。その可愛さとは裏腹にアツい駆け引きが楽しめる名作「うさぎとハリネズミ」を思わせるスゴロク。丁寧に装飾が施されたウッドバーニングの技法にも注目。


I08 TUKAPON(両) あいわな-trap of Love-
タイトル買いその…もういくつだっけ?見せるカードと見せないカードというインディアンポーカー的な駆け引きかな?情報待ちの状態ですがあのTUKAPON制作なら絶対に面白いという保証はついてます。


J01-02 BGM盤上遊戯製作所 (両)「ブランク材の販売 他」
ゲーム製作を「考えていらっしゃる方」で結構。手に取っていただきたいものは「サンプル品」、長年の知見を活かした技術をゲーム製作に取り入れたそのこだわりは、サンプル品といえども十分に伝わってきます。全ての製作者から愛され信頼される、その理由と何か、そのこだわり抜いた、それでいてとても明るい方々の笑顔に癒されるべく、今年ももれなく伺いたいと思います。(なお、ゲーム…)


J17 とりげぇむず(両) AIQue
クラウドファウンディングでも一時話題となった、音声入力ソフトを使用してのパーティーゲームがゲームマーケットで初登場。1台のスマホがあれば皆で楽しめること間違いなし(カフェでできるのかな?)


J36 をしだや (両)怪物パーティー
老舗ブースによるカードゲーム。ルールはトランプの伝統ゲームを思わせるので面白さは保証済み。キャラクターも氏の持つ独自の愛くるしいキャラクターを活かしきり、ルールはシンプルながらアツい駆け引きが期待できそう。


2日目 日曜日


D43-44 Glory'sWorks HIDE OUT 
これまでの一本道ダンジョン探索からついに「分岐する」ことを主体に置いた作品が登場。それらをボードではなくカード(山札)のみで表現できたそのアイデアに感服致します。駆け引き、そして達成できた時の感動、それら混みでも前作RED OUTを忠実に引き継ぐ傑作ではないでしょうか。


D57-58 Polygonotes 竜姫の咎(りゅうきのとが)
美しいデザインは時に悲しいストーリーを暗示させるかの如く、艶やかに、そして儚げなストーリー。もちろんゲーム自体もシンプル且つ何度もプレイ(輪廻)したくなる展開を想定してしまうなど、それだけで氏の術中に嵌められているのかもしれない。


F06 ColorfulSpiele BodoCaーボドカー
こちらもボードゲーム愛好家ならではの作品。ボードゲームを知っているからこそ楽しめるであろう連想ゲームかと想像。「自分そんなに詳しくはないし…。」とおっしゃる貴方にこそ、「初心者にオススメのボドゲ教えて」のツイートについつい反応しちゃうアナタにこそ、きっと楽しめること間違いないでしょう。


F18 BraveLily 真・まどつく〜魔導書を作ろう〜
前作から内容を一新、キャラクターデザインに久遠氏を採用しさらに内容を洗練させ、洗練を重ねゲーム性をより深めた上で、デザインはさらに魔導書らしい世界観を構築。1+1=2+αとなった印象。


G22 アソビCafeゲームス リミット30ミニッツ(※カタログでは20となっておりました)
現在流行の脱出ゲームの中でも、ゲームカフェとの連動イベントも期待できる渾身の一作。ゲーム内容がゆえに前情報が無いものの、謎解き関連のイベントを積極的に行う同店だけに面白さは保証済みと言えるでしょう。


H14 758ボードゲーム会 あの娘は黒が欲しい
トリックテイキングといえばこのブース、その最新作が登場。前作夏ではかのGAMENOWA代表かぶきけんいち氏もその面白さを絶賛した作りです。長い月日をかけてじっくりと練り込まれた今作が、満を辞してゲームマーケット春に登場します。


I24 Qlios Inc. ガイスターギャモン
愛嬌のある幽霊のイラストと、一見してシンプルなデザインとルール、しかしその面白さはデザイナー自身が太鼓判を押す出来栄えとのこと。シンプルでヨーロピアンテイストなデザインはその木でできた風合いなどにもこだわりも見せる。同日出展される可愛らしいミープルアクセサリーもファンとしては見逃せないのです。


J58 ハッピーゲームズ グラギャモンにゃん
言わずと知れたハッピーゲームズRYO氏によるグラギャモンシリーズ第二弾。愛苦しいキャラクターだけではなく全体の色合いなどユーザーへの細やかな気遣いが嬉しいです。


K20 ボドっていいとも ボードゲームカフェパス
これまで「ありそうでなかった」ボードゲームカフェのグルメ情報誌。1,000円と記載があるも、割引券やフードチケット、何より全国各地のグルメ情報が一手に掲載されているというデータベース的な価値もあり、(俗な言い方で申し訳ないですが)大変コスパの良い作品となっております。


K25 ハコノソト ダレカラカード 食べ物編
ゲーム会に持っていけば皆んなから注目されること間違いなし。じゃんけんの代わりに「今日●●した人」をさっとカードを引いて決めることのできる「スタートプレイヤーの決め方カード」単体拡張です。



他に、ゲームマーケット大阪等で頒布されました作品も含め、個人的に注目しているゲームマーケット春の作品を列挙致します。(個人的備忘録です)


A07 久遠堂「ラベノス」
J41-42 蒼猫の巣出張所「百科審議官」
B08 OKAZUbrand「メトロックス」
C07 NSGクリエイト「突撃!今夜の晩ごはん」
C01 高天原「#バズったー」
D29 嘴広卿(はしびろきょう)「LAST WAN STANDING」
D76 鍋ラボ 「漢々楽々(かんかんがくがく)」
E70 一石ラボ 「ブランクワールド」
E38 株式会社セライノ「俳聖」
F33 DIY卓屋 「カーリングダイス」
D07 ラブリー会「プラネットアドベンチャー」
D63 Pubits 「新作」
I22 88create シルとり
J14 双天至尊堂(両)「手本引きカード」
J50 よぐゲームズ「ボドゲde遊ぶよ!」
J40 土曜こっち屋「正気度ヌルから始めるゲーム制作」


B04 鍋野企画(両)世界に一つのボドゲポーチ
D75 ひとりじゃ生きられない「ベルーガ」
D72 TUCGAMES「カウントダウンしりとり」
E50 river games「魔法陣のルール(仮)」
F09 ブッコ「たぎる表裏」
G33 ぎゅんぶく屋「ワンナイトマンション アクリルキーホルダー」
G46 空とぶカミナリ石「空飛ぶカミナリ石」
H34 コロラボ「四季ならべ」

・・・
ああああー〜ー!!!まだまだ書き足りない書き足りない(でもエネルギー枯渇…)
復活致(と後で情報が上がりま)しましたら、この続編を記載したいと思います。

何かのご参考になりましたら幸いです。m(._.)m


2018年3月26日月曜日

褒めるゲーム会に行ってきましたレポ

みなさんキャッチャーですか。ばんです。

先日はゲームカフェぶんぶん様にお邪魔しました。主催はおーなーさん。


で、この会のテーマが「とにかく褒め合って気持ちよくゲームをする会」なの。


周りとほめ合いながら、気持ちよく月曜日を迎えるなんて、最高かよ。



最近、身の回りのことで忙しかったから、ゲーム会に参加するなんて実に2ヶ月ぶり!

だから今回はしっかり遊ばせてもらったぞ。


いつものように感想書いていきたいと思います。




1 ベストフレンドS

まずは褒めるゲームの定番「ベストフレンドS」からスタートだ。

親が引いたカードのお題に沿うよう、周りのみんなは付属の「ピクセルスレート」と呼ばれるボードに回答して、親はそれを「オリばんチャート」形式で発表、1位の人にカードを贈呈するってゲーム。

お題は「マイベスト◎◎」と書かれているから、みんなは必ず「親の喜ぶようなテーマ」を考えなきゃいけないってわけ。

ランキング1位に輝いた時の嬉しさってホント最高〜〜!
まるで「気持ちが通じ合った」って感じで、まさに「ベストフレンド」っぽくなっちゃう。
終わったあともみんなでフレンドリーな気持ちになる辺り、キャッチャーよね。


2 WAになって語ろう(*´∀`)

次はWAになって語ろうを遊びました。
先日「タモリ倶楽部」でも紹介されましたね。(。・ω・。)

タイトルの通り、みんなで輪になってカードに書かれたお題のトークを行うというゲーム。
「大人になってできるようになったことは?」のように、ご先祖さまに報告するという趣旨でみんなに話すというテーマも練られています。
中には「3つ前の質問はなんだったかな?」といったカードも混じっているので、ちゃんと覚えておかなければならないゲーム性も含まれています。
勝ち負けはなく、協力型なので、家族みんなで楽しめるところがいいですね。
本音トークや赤裸々トークも入り乱れ、つい妻へのプロポーズの話をしてしまいましたf(^_^;)


3 クレルソンと夜明けの展覧会(Exhibition of down with KRERUSON)

ざっくりいうと、かわいいウサギのクレルソンとなり、美しい風景を作るゲーム
全員に風景ボードとキャンバスボードが配られます。
最初の手番から順番に、山や建物などの風景を宣言、全員でキャンバスボードに差し込みます。
この時、一度刺した風景ボードは刺し直しできません。
風景ボードには○や△などの模様が入っていて、最終的にそれがいくつ見えているかによってポイントが加算されます。
できあがった作品はみんなで展覧会。ポイントが最も高い人が勝利となります。

点数の評価が人によって変わるという点がキモで、背景に太陽があるのですが、人によって「見える」「見えない」が違うため、ポイントや評価も大きく変わってきます。
かといって、この風景ボード、以外と大きくて、あとで刺したものが後々になって邪魔になることもしばしば。
でも、できあがった作品はとてもメルヘン♪どの作品も絵本の世界に入ったような素敵な作品ばかりで、評価を忘れてついつい見とれてしまいましたぁ。


4 ピタンゴ たまにはワーバス以外も


ピタンゴは,お題が書かれたカードを使ってプレイする,新感覚しりとりです。

■ゲームの流れ

プレイヤーに各7枚のカードを配ります。

カードには名詞ではなく「強い」「透明な」などの「お題」が書かれています。

最初の言葉を決め、(例えば「りんご」の「ご」)各プレイヤーは自分の持っているお題カードどれかを使い、連想される名詞を宣言します。

例えば「強い」のカードを出して「ゴリラ!」など。

全員が納得できたらゲームは続行,カードをいち早く無くした人が勝利です!

■プレイ感

最初は「透明な」で「空気」など全員が納得するものを考えるのですが、次第に,カードを無くしたくなる焦りからか,半ば強引な名詞を出すようになります。

「悲しい」で「ルー大柴!」
「光る」で「コイル!」

全員には「イエローカード」が手元に配られているため,おかしいと感じた場合,いつでもイエローカードを出して全員に判定を求めることができます。

このゲームはアルゴ同様「頭を使う」だけあり、何度も連続してプレイするうち,だんだんと脳が活性化されるからか、プレイ自体の回転も早くなります。
当初は5分ほどかかっていた時間も、3回目は2分で決着がつきました。

理系のアルゴに文系のピタンゴ、ご家族と一緒にいかがでしょう。


5 おえまる

こーんにーちはー!!番次郎スタッフ、バンちゃんですでーす!!

今回紹介させていただくのは、「おえまる」です。

1枚目のカードに書かれている数字の数だけカードをめくり、その記号と数を使って全員でお絵描きをするというゲームです。
Nや◎といった記号を、いくつか用意されたテーマから一つ選んで、大体の絵を描いていくのですが、これが全然予想不能の連続。
星のマークが出たから、
金魚になるかな?○が出てくるとうれしいな、

と思ったら、

それから後は正方形や五角形など…。

「どう使えばいいの…?」といった図形ばかり。

それでも上手く使えた人はちゃんと配置できるなど、使い方がちゃんと出ていました。

時間の関係で1度だけだったけど、2回目も遊びたいなぁ。


6 我が社のロゴを描きたまえ

こんばんは。バンちゃん@この日は昼過ぎまで体調不良だったヒト、です。

最後の1ゲームはこちら!じゃじゃーん!クリメージ制作「我が社のロゴを描きたまえ」

このパッケージ、まさに日曜夜にピッタリと思われるかもしれません?!

え?ならない???(スミマセンw

タイトルの通り、親が出したお題のロゴマークを「こうだったはずだ」と思い浮かべながら描いていくお絵かきゲームです。

ただし、正しく描いた作品ではなく、あくまで「みんなのイメージに一番近い作品」にポイントが入るシステム。

今回のテーマは「ツイッターの鳥」

「右向きだっけ?」「足はあったかな…」などワイワイ話し合いながら、一斉にオープン、

「目なんてあったっけ?」
「さえずり、だから口は開いていた…と思う」

などなど、全員三者三様の「ツイッターバード(仮称)」に一同大笑い。
(重ね重ね、写真がなくて本当にごめんなさいm(_ _)m)


以上、思いのほか長文になってしまいましたが、最後まで読んでくださってありがとうございました。

それではみなさん、また次回更新まで、ごきげんよう!

2018年3月24日土曜日

「常識」こそが「非常識」の話

3月24日放送のタモリ倶楽部「お釈迦さま生誕2480年くらい記念!お寺ゲームを通して檀家の増やし方を考える」の会を視聴した。
ようがくじ不二の会制作「檀家」「WAになって語ろう」の紹介や実際のプレイなどが放送され、ゆるく楽しむことができた。

その中でひとつ、タモリさんの発言の中の
「時間かかったなーこれ!」
という言葉に、少し引っ掛かりを覚えた。

時間かかった、というのは、手番にダイスを振り、出目に応じた「接待」と呼ばれる処理を確定、処理しつつ未確定のものを全て無くし次のプレイヤーに渡す、という一連の流れの話だ。

ヘックメックなどを普通にこなしているならば至って普通に見える。

あくまで推測の域に過ぎないが、通常のすごろくの場合、自分の番に介入できるプレイヤーはあくまで「自分自身」だ。
ダイスを振り、マスの指示に従い、駒を動かす、といった一連の行動を、基本的には「自分自身」で行う。
以前「人生ゲームの紙幣はなぜ今もドルなのか?(リンク元:ZAKZAK記事)」という記事を読んだが、日本という文化の特性上「お金の取引をあまり好まないと思う」という企画担当者の池田氏の談は、この「手番に他人が介在できる文化が未成立だった時代の流れ」ではないかと考える。

先のヘックメックの場合、あくまで私自身の場合に限った話だが、手番プレイヤーがダイスを振る手番の間、他のプレイヤーとなったら「イモ虫が出ているなら今取っておいた方がいいんじゃない?」「今25出ているなら、無理して狙うより、Aさんのタイル横取りしてみるのもいいんじゃない?」など相手に茶々を入れあったりもする。
ダイスを振るといった単純作業の中に、「相手との会話」がスパイスとなり、思いもよらなかった選択肢が生まれ、俄然面白みが増す。

この「檀家」も、一人黙々と接待をこなすというスタンスよりむしろ、ダイスの出た目をみんなでワイワイ議論しながら、会話ありきで楽しむことこそ、本質ではないか、と考える。



慣れていない方にボードゲームを紹介する際、この「普段、我々が「当たり前」だと認識していたことが、実はそうではなかった」問題に関し、つい先日もツイート上で「インスト、コンポーネント、サマリ、といった言葉は通じない」といった内容が取り上げられていた。

それを踏まえて、先ほどの「檀家」の説明部分を見返してもらいたい。
「時間かかった〜」から後の文章だ。
この部分がスッと頭に入るようならば、あなたはすでにボードゲームとしての知識を備えていると自覚してもいい。
先の文章を噛み砕いて説明するならば、こうなるだろう。(※一例です)

時間かかった、というのは自分の番にサイコロを振り、出た目に応じた「接待」と呼ばれるそれぞれの指示に従いつつ、出た目が全て決まるまで残りのサイコロを全て振り直し、サイコロの数を無くしつつ接待の指示を決定させ、サイコロがゼロになり、「接待」が終わった段階で次の人に順番を移す、という一連の流れの話だ。


私はここで「ボードゲーム初心者に対しても平易な言葉遣いを!」などと主張したいわけではない。
わからない方には、その都度、わかる言葉遣いで説明すればいいだけの話だ。
むしろ「そんなこともわからないの?」「そんなの知って当然でしょ」といった目線で語る行為を危惧しているのだ。

先日、横浜ゲームカフェ「ぶんぶん」様の生放送に出演する機会を設けていただいた際のこと、MCのNoisyGALSさやかさんが「こんなのわかんない人いるんですか?」と口にしたセリフに、つい条件反射で「それわからない人に失礼ですから!」と声を荒げてしまう場面があり、放送後の帰りに「言いすぎてしまった…」と自己嫌悪に陥った。
知識があるから、知識が壁となり、邪魔をする。
「郷に入っては郷に従え」などと都合の良いことわざを盾に取り、自分の身代に合わせようとする。
極端な例だと、津田塾大の創設者「津田梅子」は、幼少の頃から海外に長く滞在しており、日本に帰国した際、日本の文化はおろか日本語すらまともに口にできなかったというエピソードを持つ。


「ボードゲームは楽しいから、もっとみんなで遊ぼうよ!」と投げかけておきながら「でも専門用語や独自のルールに関しては自分で勉強してね」では、誰も入ろうとするわけがあるまい。
その辺り、サマリやコンポーネントなどの用語が一切登場しないUNOや人生ゲームの取扱説明書を一読すればわかってもらえるだろうか。

(参考:人生ゲームMOVE!ダウンロードFAQ

ボードゲームは楽しい、そして、楽しく遊ぶ姿は多くの方を魅了する。
ならば、排他的ではなく、もっと協調的でなければならないはずなのだ。
難しい話ではなく、わからない方には、その都度、わかるような言葉遣いで説明すればいいだけの話だ。
もちろん、それらは当然「購入者に丸投げ」ではなく、「周囲の人間全員でなし得る諸動作」であるべきではないだろうか。


4月になり、新しい人材が入る季節。
新しい風を入れるか、取り入れた上で社の気風になじませるか、
そんな問題が毎年浮上する中、この「ボードゲーム独自の文化」に染まっていた自分の立ち位置を時折振り返る重要性について、改めて実感する放送回だったように思えたのだった。



2018年3月18日日曜日

継続って難しい、の話

先般、人気ポッドキャスト「ほらボド!」が配信200回を迎えた。
祝福のツイートが多数寄せられ、アクセス数は過去最高を更新したという。
今回は、以前私のブログにも記事として掲載した(http://hibikre.blogspot.jp/2017/10/blog-post_20.html)が、改めて「継続すること」の意義について考えてみたいと思う。

ツイート上で毎日1問、ボードゲームクイズを出題している。
毎朝、出勤時に「#今日のTBQ」と題し、該当ツイートに表示する。
昨年12月から開始したこの習慣は、3月18日現在で87問目、3月末を持って、実に100問目を迎える。
毎日、たったの1問。
だから、ツイート上にこれまで目立った反響はない。
がしかし、これは決して「Bot」のような、登録してある問題をランダムで出題するといったものではなく、その日の私の気分で考えているものだ。
ひな祭りにはひな祭りに準じた問題を、バレンタインにはチョコレートにまつわる問題を出題したりもした。

Botに任せるのではなく「自分で毎日考える」
それには純然たる理由がある。
この「1日1問」を自分に課した動機が「自己鍛錬の一環」に依るものだからだ。
これまでボードゲームのクイズといった日陰なジャンルに目を向けてもらえることなどなく、少しでも興味を持ってもらえるよう、影の努力をする。
そのためには、何度も目に止まるよう街かどで配布されるチラシのような形で注目される、ツイート上で「バズった」ような注目のされ方も手段としては考えられるだろう。
しかし、今回の「1日1問」は、それらを取り払い、自己錬成に重点を置くこととした。
「毎日一問、必ず自力で問題を作る」
ツラくても、ネタがなくても、決して作り置きせず、その場で考える。
だからこそ常に新鮮な問題を提供することができ、また、自己の錬成による自信と力がつくのだ、と信じて。



ランニングに似ている。
「走るぞ!」と決めたら、無理なく走ることのできるメニューを考えなければ、すぐに挫折してしまう。
普段走り慣れていない人が、走る前段階から「早朝、毎日10km!」などのメニューを組み立ててしまうと、「今日は昨日頑張ったから」「今日は雨が降っているから」などと自分に言い訳をつけてサボってしまう、いわゆる「三日坊主」の憂き目に遭いかねない。

何故か。
それは努力の成果が実るために、しばらく時間を要することもその一因なのだ。
努力が成果として目に見えた実感として感じ取るまでには、しばらく時間を要する。
走っている最中は、ランニングの素晴らしさについて知る由もない。
息が上がり、体は重くなり、つらさだけが先行し、脳内でひたすらモチベーションの維持に奔走する、自分を騙し騙し、走り続け、自分が納得するまで力を出し切る。
走りきったあと、一息ついて体を休め、回復の期間を経たのちに、恐ろしいほど身についた筋肉の量を実感する。
あいにく、その実感する期間は、あくまで私の実感としては、少なくとも1ヶ月、ちゃんとした成果としては3ヶ月ほど時間を要するだろう。
「頑張ること」「頑張ればその場で成果が出ること」
そんな目立つばかりの努力ばかりに目を向けがちで、それまでのモチベーションを維持するといった(ある意味地味な)努力については、どうも目を背けがちではないだろうか。
無論、ランニングに限った話ではない。勉強だって何だって、できる人間は常日頃から努力を怠っていない。
「どうしてそんなに勉強できるの?」
それは、あなたが「無理だ!」と突き放し放棄した作業を、延々延々と繰り返していたからなのである。


では、肝心の「モチベーションの維持」に関しての話に移る。

継続するコツは、継続を続けている人ならば皆が知っている。
「無理をしないこと」
「労力を最小限に抑えること」
「頑張らないこと」
これに尽きる。頑張ってあれもこれも、と頑張りすぎると、先に挙げたように、次に向けて期待されるハードルも高くなるだろうし、そのために背負う労力、エネルギーもねずみ算式で増えて行く。
適度に休憩や遊びの部分があるからこそ、長く続く。
機械だって、車のハンドルだって、みんなそう。

また、脳は大きな変化に対しエネルギーを消耗する生物と聞いた。
いわゆる「老害」と呼ばれる問題は、この「年配者が新しい慣習を受け入れることができず、自分だけのしきたりだけで物事を取り仕切ろうと考えること」による錯誤から生じると聞く。
それは、脳が老化するに従い、新しい物事を学習する能力が衰えるからだという。
脳の老化に伴う現象なので、実年齢に比例することなく、若年層であっても、俗に脳年齢の高いとされる人は、総じてこのような傾向にあるとのことである。


明日を憂い、食料を備蓄する。
しかるに、あくまで耳学問ではあるが、保存食の缶詰の大半が「不味く」作られている理由の俗説には「美味しいとつい食べてしまうから」「不味く作り、その状況下でも口にせざるを得ない、それが保存食の意義だから」と知った。
確かに、各国の軍隊のレーションなどを見ると、甘くべとついた、カロリー計算しかなされていないような糧食の数々が目につく。

継続する場合もそうだ。
備蓄してしまうと、備蓄したものには何らかの「カビ」のようなものが生えてしまい、最悪、お蔵入りのまま処分する形となる。
だから日々継続するためには、毎日同じメニューをただこなすのではなく、その日の特性などを勘案した話題提供などを必要とされるのである。


「この春、自分自身を変えたい」
そう考えている方へ。
毎日少しずつ、何かを継続されてはどうだろう。
好きなことでいい。簡単なことで結構。
ただし、雨が降っても、雪が降っても、毎日毎日、できることが条件だ。
「簡単なことじゃないか」周りはそう馬鹿にするかもしれない。ひょっとすると、自分自身すら「ナメてかかっている」ことだろうかと思う。
継続の強さ、計り知れない難しさとは一体何か。
総じて、中国の老子が提唱する「道」の精神とは何か、弱い力で毎日継続することがいかに難しいのか、それらを体感できただけでも収穫だと考えている。


継続することを愛し、その愚直に戦い続ける姿が多くの国民の心を打った、往年の名プロレスラー、ジャイアント馬場こと故・馬場正平氏の名言がふとよぎる。

アナウンサー「(5000試合達成のインタビューにて)次の目標は6000試合ですか?」
「5000の次は、5001」

2018年2月24日土曜日

「好き」を「嫌い」に変えないで

昔話をしたいと思う。

小さい頃から本を読むことが大好きで、外に出て遊ぶより、家に閉じこもり、ずっと絵本を読む方が好きだった。
本を読むことも好きだったので、必然的に、読書感想文をつけることも好きで、当時つけることになっていた小学校の読書感想文ノートは、一年生の立場でありながら、学年はおろか、学校内でもダントツの冊数を誇っていた。

もちろん、県内の作文コンクールも総なめにし、小冊子に名前の掲載されない冊子などない、当時はそう言い切れるほど山ほどの賞状を持って帰った記憶がある。

そんな読書感想文だったが、一時期、見向きもしたくなくなる程嫌いになってしまう時期があった。

読書感想文は、決まって、当時の担任の先生が褒めてくれた。
字の丁寧さや分量の多さなど、思い返せば、その褒め言葉の語彙も豊富で、同じ言葉を二度使われた記憶がないくらい多くの言葉で当時の私を褒めてくださった。

そんな先生が、10月の或る日、育児休暇に入ることとなり、代理の先生が入ることとなった。

その先生も、今思い返せば、特段悪すぎる、というわけではなかったのかもしれないが、読書感想文に関して、一つ引っかかることがあった。

12月に行われる県の読書感想文コンクールに向け、先生から全員に宿題として作文を提出された。

私は何の苦もなく、嬉々として原稿用紙3枚ほどを書き上げ、翌日、先生に提出したところ、その日の終礼で
「番次郎くんは放課後、残りなさい」
と呼び止められることになった。

皆が4時間目で切り上げる中、私は先生から「君は文才があるようだから」という言葉と、赤文字でびっしりと修正の加えられた作文用紙に身じろぎしながら、先生とつきっきりで、その日の夕方遅くまで、読書感想文を書き上げることとなった。
その日だけでは収まらず、翌日も、そのまた翌日も、赤文字だらけの習性は何度となく加えられ、書き直し、書き直し…。
月曜日に始まったこの放課後居残り作文は、結局、その週の金曜日まで続くこととなった。

下校途中、一人、私は涙を流した。
「どうして?今までみんなが褒めてくれた読書感想文が、どうして急に「居残り勉強」になっちゃったの?」
親に尋ねるも「あんたのことを認めてくれたのだからありがたいと思いなさい」の一点張りで聞く耳持たず。
誰もわかってくれなかった。

「こうしてほしい、ああしてほしい」
周りの期待(という名目の「都合」)があるからこそ、それとは反比例する形で、当人には余計な苦しさが付加される。
それが発端となり、これまで幸せに映った風景が、一転して奈落の世界へと叩き落とされることだってあり得るのだ。
結果、作文コンクールは見事に落選した挙句、私はしばらく作文に関して見向きもしなくなってしまった。

期待をかける側と、かけられる側の、意識の齟齬。
記憶は定かではないが、有名な音楽家にも、神童と呼ばれる才能がありながら、酒飲みの父親がスパルタに育て上げた影響で一時期音楽から離れたというエピソードがあったはずだ。

ボ育て、という言葉が私の周りで盛んに叫ばれている。
その本質は「ボードゲームを通じ、多くのマナーを身につけよう」であり、決して親の「エゴ」ではないはずだ。

少なくとも私はそう願っている。

2018年2月19日月曜日

私の応援メッセージ その1

先日、とある席上で、こんな話を耳にした。

「海外のゲームクリエイターは非常にもてはやされている」

この言葉を受け、私はいても立ってもいられなくなった。
どうしても、今すぐにでも、感謝の言葉を伝えたい。

今回は私の尊敬するボードゲームクリエイターに焦点を当て、日頃、なかなか伝えることができなかったお礼の言葉を、このブログを通じ、述べさせてもらいたいと思う。
時間と体力の都合上、5人に限定させてもらった点、ご了承願いたい。

1.ノスゲム様(代表作:マムマムマーガレット、マトリンゴ)

安価を追求しがちなボードゲームの世界に、敢えて「高い品質と優れた芸術」で勝負し、現在も独自の路線で活躍する私の中では頑固職人的存在。クオリティは言わずもがな。洋風に和のテイストが絶妙にマッチしたウッドバーニングの技法は、メルヘンチックな世界観との相性も抜群で、見るものすべてを魅了する。
もちろんゲーム性そのものの完成度も高く、飾ってよし、遊んで良し、ボードゲームの新たな形を模索した先駆的存在とも言えるでしょう。前年度からその技術を活かしたトートバッグやエプロン製作などにも力を入れるなど、多方面で露出のある一年となることと存じます。山梨のクリエイターとして、陰ながら応援したいと思います。


2 かぶけん様(代表作:戦国ドミノ、アニマルズ)

激動となった一年の果実を、そろそろ手にできた頃でしょうか。「浪速のクニツィア」の異名を持つだけあり、手がけたゲームは動物や可愛らしいキャラクターをあしらうなど間口を広げつつ、中身はしっかりと腕を必要とする頑固な職人系の作品が多く、裏を返せば、「やればやるだけ上手くなる」といったゲーム根本の面白さを熟知されている第一人者と言えるでしょう。
人柄も明るく、時にそれが多くの人の賛同を集め、長年の夢であったと称される名作「コプラス」は無事完成に至り、再生産プロジェクトも多くの方から予定を超える注文数に至るなど、もはやその世界は最早「浪速」から「日本を代表するクリエイター」として呼び声高い存在となったのではないかと存じます。


3 ぎゅんぶく様(代表作:ワンナイトマンション、スノーマンション)

手に取った第一印象は実に猟奇的な作品でしたが、内容は実にフレンドリーな作品でそのギャップに驚かされた印象が深いです。
ツイプラを立てると、必ずといっていいほど多くの人で賑わうイベントとなった「ワンナイトマンション」は、関東各地のイベントで引っ張りだこの人気クリエイターですが、本人はそんなことなど気にかける様子もなく、いたって普段通りの笑顔で振舞います。
それもそのはず、制作者のぎゅんぶくさんの人となりを知ると一目瞭然、とてもほがらかで、人当たりも良く、インストも大変上手く、何事にも動じない、もちろんゲームをプレイするときは本気になる、本当にボードゲームが好きで、そして自身の作品をもっと多くの方の手にとってもらいたい一心があるからこそ、ここまでアグレッシヴに活動される、まさに「ゲーム制作者かくあるべし」ではないかと、私も肝に銘じながら今後の活動に勤しみたいと思います。


4 あんちっく様(代表作:ディレロア、すごろくダンジョン)

ゲームマーケットなど各地のゲームイベントに自家用車で馳せ参じては、独自路線のカード、ボードゲームを中心とした販売を手がけるデザイナー様、兼ねてから「変則将棋」の名手としても知られており、趣向を凝らしたアブストラクトはその辺りの技巧を取り入れたものだと思慮できます。
ツイート本文もいたって爽やかなお兄さん。明るくユーモラス、だからこそ何でも新しい作品や作風を取り入れ、チャレンジする気風が見られるのでしょう。自分の考えや古い慣習などに固執することなく、柔軟な思考ができるからこその各種作品は、値段もとても良心的でユーザーフレンドリー。ボードゲームの本質とは何かを突き詰めた場合、個人的には、この方の活動に行き着くのではないかな、と改めて実感する次第です。

5 yasーo様(Kawasaki factory プロデユーサー

正確にはクリエイターではなく「プロデューサー」なのですが、尊敬している方なので応援させてください。
天は二物を与えずと言いますが、この方の類い稀なる才能を見る限り、神様の不公平を呪わずに入られません。自社制作の作品を数多くプロデュースされるだけではなく、言わずと知れた「ワードバスケット初代名人」の称号を手にされ、それだけにとどまらず、流れるようなインストの巧みさや各種ゲームの技術や溢れんばかりの知性、そして私のような始めての人間に対しても丁寧にエスコートできる優しさ、何より、外見から漂う気品は多くの女性を魅了してやまないでしょう。
その天才が満を辞してプロデュースされた自信作「アニマーレ・タッティカ」は名の通り高い戦略性で多くのプレイヤーをうならせ、私の中の不朽の名作に君臨し、今でも各種ゲーム会に必ず持参するまでに愛着を持つようになりました。


他にもまだまだ、尊敬すべき方はたくさんいらっしゃいます。その2があれば是非その際に紹介したいと思います。

皆さんの共通点として「笑顔が眩しい」ことが挙げられます。

普段人見知りの激しい私でも、優しく(それがたとえ営業スマイルだろうが)エスコートしてくださった方ばかり、だからこそ、多くの方に愛され、多くの方から作品を寄せられたのではないか、と想像すると、クリエイターの人となりはその作品に如実に表れるものであり、また、クリエイター自身を創造するものは、やはりそのひととなりであるのかな、と妄想するのでありました。

日本中の全ボードゲームクリエイターの皆さまに、幸あれ!






2018年2月12日月曜日

井の中の蛙と大海と ーニケ静岡で学んだ話ー

(2月12日 PM19:30更新)

私の住む山梨県のお隣、静岡県に、「ニケ会」と呼ばれるゲーム会があるという。
かなり評判の良いゲーム会ということで、前々から行こう行こうと思いつつ、これまで行きあぐねていたのである。
ようやく日程を取り付けることのできた私は、前日からすでに緊張して眠れなかったほどだ。
その一部始終を書き留めておきたいと思う。


早朝に目が覚め、どうしてもその日に済ませなければならない用事を猛烈な勢いで片付けた私は、大きなスーツケース2つ分の荷物を抱え、車で2時間ほどの、グランシップ静岡に向けて出発した。

PM13:30、何とか到着
60人規模の会場は既に大勢の人でにぎわっていた。
子供から大人まで、受付の方曰く、常連から(私のような)初参加の方も大勢いらっしゃるのだという。
緊張の面持ちで辺りを見回すと、名古屋からはポッドキャスト「今夜もアナログゲームナイト」でおなじみの太陽皇子のスタッフも駆けつけていらっしゃる。
同卓では中野のkurumariでお会いしたピピタパンさんやじゅんやさんなどもご一緒だ。
テーブルでは「フリッケンアップ」と呼ばれる作品がすでに始まっており、子供たちも交えてプレイされている。皇子のインスト術は、いつ聞いても丁寧かつ無駄がなく、とてもわかりやすい。

遠方から歓声を送りつつ、私もその場に混ぜてもらった。

ゲーム自体はそれほど難しいものでもなく、白と黒のコマに分かれ、相手の駒を指で弾き倒すことが目的のゲーム。大人に混じり、子供達も混じっての参戦だ。
しかしこれが思うようにいかない。場所を移動するか、遠方から一気に弾くかの判断は非常に難しく、失敗する姿を子供らに嘲笑され、思わずむきになってしまう。
それでも、上手く相手のコマを弾き飛ばせたときにはハイタッチをするほど嬉しくなる。
この辺りのさじ加減が、この作品の最大の魅力と呼べるのだろう。

少し休憩を取った後、次は私の手持ちから「ナンバーナイン」を広げることにした。
私は手持ちのゲームを得手不得手特に気にすることなく持参する性格なので、説明はするものの得意である保証などないわけで、当然、このゲームに関しても、私自身は相変わらずビリを独走していた。

昼過ぎに到着し、気がつけば時刻は4時をまわっていた。
頃合いを見計らい、私のボードゲームクイズを広げることに。
早押し機や、このために作成した新作問題も用意し参加者を募ると、物珍しさからだろうか、周りに少しばかり人だかりが出来た。
準備も整い、和やかな雰囲気から少しピリリとしたムードへと切り替わる。それらを一緒くたにしつつ私のクイズは進行した。
念願叶い、太陽皇子が回答者として参加される機会に恵まれた。ピンポンの正解音、「正解!その通り!」という私の声に、思わず周囲から歓声が上がる。
この盛り上がりだけでも、参加する意義は十分あったといえよう。

夕方6時を回るというのに、人だかりは一向に途絶えることはなかった。
このゲーム会の特徴として、個人が「面白い」と思ったゲームならばなんでも、みんなが面白さを共有することにあった。
こと、各地のゲーム会やゲームカフェといえば「誰それが新作を持ち寄り、新作ゲームをプレイする」といった、ともすれば「ゲーム品評会」に傾注するきらいがある。
しかし、このニケ会では「カタンやろうぜ」や「ナンジャモンジャをしましょう」など、往年の名作ゲームを、普段の通り、みんながワイワイ遊ぶような光景が見受けられた。

もちろん「ブタ牧場」「象のトランペット」「キャッシュ&ガンズ」など海外の名作も数多くプレイされてはいたが、ゲームの希少価値などまるで気にすることなく、参加された方全員が、童心に返り、ワイワイと遊んでいる。
小学生であろうとも、きっちりと戦略を立てながら真剣にカードを切り、大人サイドも、子供だからといって容赦することはしない。
大人と子供の立場はあくまで対等であり、フラットな世界が醸造されている。

しかし、それらは同時に笑顔を育んでいた。終了後は対戦者同士が互いにハイタッチするような、しがらみのない、ラグビーの「ノーサイド」の世界がそこには広がっていた。


これらは、「ボ育て」や「ボードゲームの各種メリット」といった形態で各種メディアがこぞって取り上げている「ボードゲームかくあるべし」といった、目指すべき理想の姿ではないだろうか。

フラットな立場での真剣勝負は、同時に、双方に自然と笑顔を育む。
真剣に相手に向き合うからこそ、相手のことを真に分かり合える、
そのための空間こそが、まさにボードゲームがもたらす恩恵であり、ニケ会に参加された一人一人が、少なからずその恩恵に授かっているのだろう。

桃源郷という言葉があるならばこういった世界のことを指すのではないだろうか。

そんなことがふと頭をよぎった。

時間を惜しみつつ、私は帰りの高速へ車を乗りつけた。


さて、以前も記事にしたのだが、私は有意義な時間のあとになると、必ず気持ちが落ち込んでしまうクセがある。
これにはいつも、ゲームをやり尽くした後の疲労感に伴うものだとのだろうかと自分で慰めてもいたのだが、どうやらそれは少し錯誤が生じていたのかもしれない。

「井の中の蛙大海を知らず」という言葉がある。

何も知らないカエルのような自分にとって、今回の大規模なゲーム会は、まさに「東海の大海原」とも呼べる。
自分の領域、そして新たな可能性を改めて知ることができたこと、さらにこの「ニケ会」が取りなす大きなフィールドを垣間見ることができた時の、軽い絶望。
「まだ足りない、まだ自分には足りないんだ」
自分の小ささを自覚することへの、抵抗と、恥辱。
ブルーな気持ちの根源は、疲弊した体力も相まって、それらが加算されて生じるものだったのだ。

しかして、それらは、しばらく経過した後に、必ずや悲しみから野心へと取り変わっていく。
体内の自浄作用は、時間の薬を交えた上で、自ずと修復するように出来ているものなのだ。
あくまで自分の中の経験則だが、これまでもそうだったし、これからも、きっとそうに違いない。


きっとしばらく時間を要するだろう。
けれど、それは次回に向けての血となり、肉となり、自分の中の新たなエネルギーとなり、生まれ変わっていく。
巡り巡って、自分の中の未知なる領域へ、そしてそれらは、この「ニケ会」が進む新たな一歩の糧へと、回帰していくものではないだろうか。


学ぶことの意味合いが非常に大きかった今回のニケ会で、とても多くの人に出会い、ボードゲームに触れ、そして数多く学ばせてもらい、主催の方をはじめ参加されました方々、大変感謝しております。

ありがとうございました。是非、次回も、参加致します。

<オマケ>
当日披露いたしました動画クイズを公開いたします
よろしければ御笑覧ください



下手な鉄砲

 数を出す、とにかく初回から外に出す、とは徒然草の一節だっただろうか。 技が上達する人はとにかく描いたら世に出すこと、上達しない人は完成してから出そうとしいつまでも出さない、といった文言だったはずだ。 以前、兼ねてから応援していた創作者から「完成形しか見たくない」との言葉を頂戴し...