2018年11月13日火曜日

僕のイラストが出来るまで<小冊子イラスト奮闘記>

今回の小冊子に関し、わずかながら、宣伝させて欲しい
新しい小冊子に向けて、今回は少しばかり「イラスト」の練習に傾注したからだ

読まない、と勝手に前置きして続ける。(相手の目には届くと思うがやむを得ない。事実なのだ。)
きっかけは、今年春ごろ、某所で開催された「初心者限定イラストボードゲーム会」。
それほどイラストが上手くない方も参加OKという触れ込みだった為、当時、イラストに全く自信のなかった私も喜び勇んで参加を表明した

詳細を書くのもおぞましい。
蓋を開ければ、参加者以外のギャラリーが急遽参加、中には店内で飲酒した状態の人間も。
某お絵描きボードゲームをプレイ、案の定、酩酊状態の人間にイラストの不備を馬鹿にされ大笑いされる。
開始30分、いたたまれなくなった私は早々に離脱した。

涙が出てきた。
絵が描けないことをここまでコケにされたことに、腹ただしさと惨めさと悔しさとが入り交じり、涙がとめどなく溢れた。
会のその後は更なる惨劇を生み出したらしく、下手なイラストはツイッターで名前付きで晒された挙句、仮想Tシャツの図案にされるまでに至った。

イラストが上手くなりたい
ネガティブ思考で生まれる考えはプラスに働くわけがない。
それは悪の組織が正義を駆逐する考え方だ

しかし、腹わたが煮えたぎるこの思いを、何とかペン先で昇華しない事には、どうにも収まりがつきそうになかった。
以来、私は一にも二にも、白い紙に向かって必死の思いでペンを走らせた。


とはいえ、締め切りまでわずか半年足らず。
その上、学生時代から図画工作が大の苦手だった私。
発表するにしても相応のレベルが求められるに違いない。

現に描き始めのイラストなどこの程度だ。



そんな自分が「小冊子に掲載できる程度」に技量を高めるには?
方法は一つ
「ピンポイントで描き続ける」しかなかった。

幸い、描くキャラクターは頭の中で決まっていた。
そこで、ピンポイントに狙いをつけ、徹底的に「それだけ」を描く。
野球で例えるならば、相手投手のストレートだけに狙い球を絞るようなやり方だ。

万能選手のようにどんなイラストでも自由自在に描き表せるような、それは後でも構わない。
今は「依頼されたイラスト」を忠実にこなすだけでいいのだ。

表紙イラストに一枚絵が掲載できるだけでも御の字
描けば描くだけイラストは上手くなる、はず。
どこかで目にしたその言葉だけを望みの綱とし、何枚も、何枚も、同じ構図、同じキャラクターを、飽きることなく、描いて、描いて、描きまくった。


2ヶ月後、



この程度のイラストでも、正直、自分の中では満足のいく出来栄えだった。
その後、こうなり





3ヶ月後、ようやく、その後の母体となるイラストが完成する




少し欲が生まれた私は、更に挿絵へ、アイコンへ、と、その幅を広げる事にした。
言うなれば、自分の中にもう一人「イラストレーター様」を雇い入れた感覚だ。
無論、体というリソースは有限であり、イラストばかりに時間を割くわけにはいかなかった。
描きながら問題の作成、修正を並行して行う。デザインも同時に。
体力的にも精神的にも、日々、本当につらい毎日だった。


何枚も描く。
描けない自分が情けなくなる。
そんな時には臆する事なくツイッター上でアドバイスをもらう。
心優しいツイッター界隈の諸先輩から、多くの暖かいアドバイスをいただきながら、半年の歳月をかけ、ついに小冊子が完成した。



(※挿絵の一部)

問題構成、イラスト、デザイン、全てを自分一人で手がけた本。
おそらく「ボードゲーム」という縛りならともかく、「クイズ本」という枠で俯瞰しても、イラスト、デザインにここまでこだわった本など珍しいのではないだろうか。

っと、
奢ってしまった瞬間、技量は下り坂となる
だから上を向かなければならない。
登山家は山を登ることを目標とするが、登り終えた、少し休んだのちに、下山し、また登り始めるのだ。

幸いツイッター上には、目指すべき諸先輩のイラストが日々TL上に上がっている。
僕も満足することなく、まだ上、まだ上、を目指すべく、今日もまた誰も見ることのないイラストをぼつぼつと描き続けるのだった。


小冊子BoardGameQuizが日々進化を続けるために。










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