2019年2月16日土曜日

お祭りと熱量の話

駄文を書くことにしたい。

気合が足りない時、水風呂に入る。
真冬の最中、気温が一桁の時であろうとも、さっと入り、サッと出る。
冷えた体を温めようとするのか、血流が良くなり、かえって体は温まる。

水浴びではなく、水風呂だ。水に浸かる。
シャワーなどの冷水では、流石に耐えきれない。
常に躍動する水と、動きの緩やかな水とでは、同じ水温だろうとも、奪われる体温は段違いとなる。
冷水だけではなく、温水でもそう。
ぬるめかな、と感じたお湯も、かくはんさせながら入ると、思った以上に熱を感じてしまう。

詳しい話はサイエンスの先生に預けるとして、ここでは心理の面でアプローチを続ける。

ゲームマーケットが近づいている。大阪の本番まで、残すはあと1ヶ月弱となり、出展されるブースの広報活動もこれから活発となる頃だ。
制作も佳境を迎え、カタログを手に、新しい作品は何かをあれこれと巡らす、これも楽しみ方の一つだ。

私の好きなサークルは「熱のある」サークルだ。

それは、どんな作品であろうとも、自分の作品をこよなく愛するような、そんなサークル様だ。

そして、そんなブースからは見えざる「熱量」を感じる。

先に挙げたように、同じ水であろうとも、絶え間なく流動する水と、停滞を続ける水たまりとでは、自己の体から奪われる熱量が俄然違ってくる。

単に新作・旧作、人気作や広報等といったものではなく、言葉ではうまく表現できないアナログ的な「熱量」を、散策することが好きなのだ。

切羽詰った何か、といった鬼気迫るものでも、自社の作品に絶対の自信を誇るが故の優越感のようなものでも、どちらでもなく、「この作品の魅力を現段階で120%引き出せる人間は、他ならぬ私です!」といったオーラが体の隅々から溢れる人間にこそ、興味を惹かれ、そんな方の作品ならば迷わず購入したいと思う。
それらは中々ツイート上の写真や公式ブログ等では掴みきれない、対面販売ならではの効果とも言える。

ゲームマーケットを「祭り」と例えられる方もいらっしゃる。
私はこの表現が大好きで、祭りならば、各ブースの出展者はさほど大きな利潤を得ることなく、いわば「お祭り全体を盛り上げる意味合いで」参加される(と、少なくとも私はそう考えている)」わけであり、りんご飴を目当てにお祭りへと行かないことと同様に、一般入場者の立場となったならば「買いに来る」が第一義ではなく「そんなお祭りの雰囲気を楽しむ」いわば「ゲームを楽しむ」「買うのはついで」として、ゲームマーケットを楽しむことなのか、と考えている。

熱のあるサークルは、いわば神輿の男衆のようなもので、エイサーエイサーと掛け声の大きな人間に人の目が集中するかのごとく、その作品に注目が集まる。
その人間の人となりなど、少なくとも会場全体では気にとめることなどしない。
「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃソンソン」
お祭りの中では、お祭りを一番楽しんだ人間にこそ神が宿るとされるのだ。

だから私は、今回のゲームマーケット大阪、そして、5月の春、と、誰よりも「楽しむ」ことを主眼に置くこととする。

私の中でのゲームマーケットは、誰よりも「楽しむこと」
楽しむ中で、私の中の「ボードゲーム好き」さらには「ボードゲームのクイズが好き」の気持ちが現れること、他の方の熱を帯び、さらに私の中の熱量が高まること。
etc, etc...。

参加者側としても、出展者側としても、誰よりも楽しめるような、そんな工夫をするべく、これから準備を重ねていきたいと思っている。



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