2019年8月10日土曜日

感情は揮発性

感情は揮発性

これは最近、私の中で何度となく反芻している言葉だ。どちらかといえば、格言のようなものに近い。

「楽しい!」と思う気持ちは、なるべくすぐ行動に移すこと。

Twitterなどで「今日が誕生日です」などのツイートを見かけた時には、作業の手を止め、考えられるだけの言葉で飾り、贈ることにしている。
決して「コピペ」はしない。似たような言葉を使おうとも、自分の言葉で、心を込めて綴る。
誕生日メッセージで一人だけ浮いたツイートが並んでいるけれど、もう気にならなくなってしまった。これはもうある種の病気に近い。

応援の形も、気持ちや言葉より、花やプレゼントを贈ることにしている。
「大事なことは気持ち」と突き放す方もいらっしゃるだろうけれど、気持ちや言葉などの「目に見えない」モノよりも、何かしら「目に留まる」形として、相手に伝えることにしている。
迷惑とあらば、反省、学習し、次に活かせばいい。
モノを購入することだって応援の一つだ。
もちろん、直接声援を送ること、声という形にし、直接自分の言葉で発し、相手に届けるスタンスだ。
具体的には、コミックマーケットやゲームマーケット等のイベントで、直接お礼を伝えたのちに作品をお金で払うこと。
これだって一つの「応援の形」であるはずだ。

感情は揮発性
だから思いついた時には、すぐに実行に移す。
悪い気持ちを思いつく“いとま”を与えず、スッと行動に移す。
人はそれを「行動力がある」とも「無鉄砲」とも揶揄する。
おかげで資金も体力もみるみるうちに減る一方だ。
それでも「あの時やらなかった」時の後悔に苛まれることを考えると、本当に微々たるものに過ぎないと考えている。


感情は揮発性
これは反対に、悪い気持ちにも当てはまる。
「イヤだ!」という思いは、しばらく寝かせることにする。
元来のネガティヴ思考だから、たとえ冗談だろうとも、相手から指摘された言葉の一つ一つ、特に悪い感情については、楽しい気分がサッと冷めて気分が急降下してしまう。
そこで一旦「やめやめ!忘れよう!」と、別のことを考える。
そうでもしなければ、悪い思いは募りつのって、自分をより強く深く傷つけてしまう。


また、悪い感情は基本的に強いエネルギーを放つ。
心拍数が上がり、発汗し、声を荒げ、体内のあらゆる循環が活発になるような、そんな錯覚すら憶える。
しかしながら、瞬発的なエネルギーは、それだけ瞬時に収束する。
熱しやすい貴金属が相対して冷めやすいことと同様に、カッと上がった熱量は、時間とともにすぐさま収束へと向かう。
だから私は、感情が荒ぶりそうな時は「ありがとうございました」とその場を切りつつ離れることにしている。
冷えた外の空気を吸い、知らぬ間に熱を帯びた体を「物質的に」冷やすことにする。


とはいえ、あまりにこちらの感情を揺さぶる人間に、長く笑顔でお付き合いするほどのエネルギーは持ち合わせてはいない。


最近ボードゲーム関連で、知人も含めた多くの方と触れ合い、自分の中の気づき、そして成長が、自分の中だけで為し得ることが難しいことを学んだ。
酸いも甘いも嚙み分け、自分の中の現実を受け入れたのち、自分の外の世界と対峙させながら共存・共栄させること。
その中に、自分の居場所、最近の言葉では「自己肯定感の高まる場所」を見つけることができる。
そんな「生物が持つ生存本能に基づく行為」が、どれだけ難しく、そして、大切なことかを身をもって学んだ。

自分の体(資本、資金など)は有限だ。
お金だって、時間だって、限られている。2回行動できるボードゲームは、多くの作品がチート行為として取り上げているほどだ。

だから私は、自分の感情に責任を持って行動したいと思う。
フッと消え、後には何も残らない、そんな揮発性を持つ「感情」だからこそ、過去の自分を受け入れ、大切にし、そして何より、そんな自分を心から受け入れてくれる周囲に畏敬の念を払い、大切に、大切にしようと願う。



8月13日はお盆ですね。




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