しばらくぶりに クイズを勉強し、山のように存在する「問読み動画クイズ」をひたすら解き回っていた。
「初心者用ベタ問」
と称された問題が、どれも自分が勉強した当時(だから20年ほど前)の「上級者向け問題」ばかりだったことを気付かされた。
「視力検査で使うCのマークを何と呼ぶでしょう>答え ランドルト環」
など、クイズプレイヤーは増えつつあるのに、問題がさらに比例するかのように難易度が跳ね上がっている、それを「初心者ならこれくらいできて当然」と言わんばかりに、難易度の高い問題を出題する。
自分もボードゲーム「初心者向け問題」に苦労した人間だから気持ちはよくわかる。作っていくうちに自分の中でインフレする感じだ。バラエティ番組のおバカ解答者が、次第に知識を身につけ、ついに一般知識を身につけてしまう、あの感覚に近い。
先日「ボードゲームクイズ」と称されたクイズブログを堪能した。
率直な感想として、クイズというより試験問題を解かされている気持ちに苛まれた。観点はユニークだけれど、遊び心が少なく、本当に一問一答の知識を試されている感覚だ。
先に挙げた「出題する中のインフレ」と向き合い、目線を下げ、これでもかと視点を下へ下へと向けることで、良質の問題は出来上がる。
同時に、そんな良質の問題は、至って評価から外される。解く側からすれば、簡単な問題など軽すぎる鉄アレイのようなもので、退屈に過ぎず、つまらないと感じるのだろう。
4コマもそう。
初めての方に目線を合わせると、作る側の難しさとは対称的に、読む側の評価も刺激がなくつまらないと感じる。
初めての方の視点を下げる努力は実際に作らなけば実感できない。
声高に叫びたい気持ちをグッと抑えて、今日も自分は、初めての方の視点で頑張った。
初心者、未経験者の目線で作品を作る、作れることは、もはや一つの魅力なのではないか。
自分の作品も、そんな魅力を載せられたらと願う。
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