2022年3月14日月曜日

3年経った自分へ

 4コマの制作も少しずつ進み、おまけ漫画も1ページだけ進めることができた。完全とまではいかないけれど、徐々に徐々に、進めていく方針だ。

北海道といえば、ふと目にした千代の富士関、九重親方の言葉が胸に刺さった。

3年後に向けた稽古をする、という言葉だ。

稽古の鬼としても知られる九重親方の言葉は「今の稽古が明日の勝利につながることはないかもしれないが、その積み重ねが数年後必ず報われる。自分を信じてやるしかないよ」といった旨の言葉もある。努力の人としてその強さを立証していた方だ。


3年後の自分を想像しながら、3年後に向けた努力をすること。

4コマを描くと決めたちょうど自分の3年前、笑われ、不安を買い、反応もなく細々と本にしたためて小冊子制作に明け暮れた、それが今も変わらず続く。まだ一人前とはいえないまでも、イラストは少しずつ上達し、ほんのわずかながら更新を楽しみにされる方も増えた。

ものの半年でプロの腕前を持つ神絵師とは違い、私は完全に遅くのそのそと歩きながら積み重ねた証だ。加えるならば、同じネタを2度扱うようなこともないよう何重にも気をつけている。


3年後の今もまだ成果として実ったわけではない。それはクイズ本も同様に、ボードゲームのクイズを本格的に制作しはや5年が過ぎたものの、これといってさしたる成果も手応えもない。当然仕事などもらえるはずもない。

それでもくじけず、いいねをもらえた、本を褒めてもらえた、など、目の前のささやかな喜びを糧として、なるべく命を守るよう1日を積み重ねる。

その難しさを実感される方は少ないのではないか。

生きること、話すこと、楽しむことなどにコストを考えずに済む生活は、とても有意義で幸せなものだろう。だから私の創作物など、人によってはコストを払ってまで楽しむものではない、と受け止められて然るべきだ。

それでも積み重ね積み重ね、日々勉強しながら、近道などないと開き直って、アハハと笑いながら、また明日も頑張るしかないのかな、と。


今は「その楽しみに、自分はいくらの値をつける?」と、守銭奴じみた考え方を持って自分の作品をまた磨き上げる。

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