2022年6月18日土曜日

届かぬ声

 気落ちした状態で遮断桿のカンカン鳴っている場所へ向かうのは本当に危険だ。向こうの世界からおいでおいでする者が薄らぼんやりと見えてしまった。危ない危ない、とはいえ、一歩足を踏み外せばすぐに向こうに引きずられることを考えなくては。

何が悩みなのか。それは最近になって「成長の実感がわかない」ことでは無いかと考えた。

手に取る実感、それは周りの褒める声であったり、周りの信頼の声だったり、時としてそれはお金だったり仕事だったりもする。

3Dの勉強も、イラストも、もうほとんどの方が「やっているのね」と素通りするくらいになった。努力の過程を示したところで「邪魔」に扱われるようになったのだ。次の段階は「自分の役に立つか否か」である。

悲しいことではなく、それだけステージを一歩進めたという意味で捉える。

とはいえ、歩けども歩けども、周りの評価や応援の声の届かない最中、いかにモチベーションを上げるか、それは本当に難しく、そればかり995話も続けてきたようなものだ。


「俺の期待を超える成果を出してくれ」

そんな声には正直答えたくはない。応援は今ある姿で評価してほしいから、財布も持たずに上からの目線で語られる人間の期待に応えるすべなど今はない。

そうつっぱねながら、今日も作品を作りながら、心のどこかで「評価してください、反応してくださいーー!」と叫んでいた自分。

地道に、地道に、本当に少しずつ、愚痴や弱音をグッとこらえて、同期がめざましい活躍をする中、自分のことを考えながら、また明日も誰に褒められるともなく頑張ろうと思う。

この辛さ苦しさが、いつか、できれば近い未来に、報われますよう

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