2022年4月10日日曜日

そんな生き方

 「(今年)4月でボードゲーム制作をやめます」「理由は、ボードゲーム制作では収入を得るのが難しいと分かったからです」「ゲームを作り、ゲームマーケットに参加し、Illustratorの使い方がわかったことが収穫でした」

そんな旨の言葉が綴られた、若いクリエイターのツイートを発見した。BooTHにはボードゲームのクイズ本も合ったが、私自身の制作する本より高価(それでも1500円くらい)かつボリュームもかなり薄かったので応援購入はできなかった。


色々な捉え方ができると思うが、私は「制作の喜びをお金第一に見ると、そうなるだろうね」と考えてしまった。自分もまったく利益がない部類の、いわば「負け組」の部類に入る自分が、である。我ながら飛んだお笑い種だ。


先日、秋葉原ロール&ロールステーションが来月5月末で閉店すると発表された。

閉店を悲しむ声の中には、最近の傾向で必ず「そう思うなら閉店前に行ってあげればよかったのに」の声も混じるように見えた。

昨年、一昨年のコロナ禍で、経営の苦しさをすぐに声で表明し募金を集めるお店は、現在もちゃんと残って営業を続けている。一方で、苦渋しながらも決して表立って根を上げず、最後にパタリと閉じたお店は、たしかにその行方もわからないままも多いが、先日の「神保町リブレスト」に見えるように、助け舟を出す人間が現れた。

真っ直ぐな生き方、考え方は人の心を動かすことを学ぶ一コマだった。


先日の藤子不二雄A先生も「なんとかなる」生き方を提唱された。水木しげる先生も、吉本ばなな先生も、そんな「深く考えない生き方」を口にされる。言うは易く行うは難し、ではあるが、自分も決して笑って見ている側ではない。


自分にできることは、目の前のことに全力を注ぐことだけだ。それがどれだけ多くの人の心を動かすか。日常漫画を綴る中で、マニアに向けたクイズを作る中で、もうしばらく考えたいと思う。


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