二日ほど早く、4コマ新刊の入稿を終えた。
直前のチェックでスペルミスによる刷り直しなどドタバタはあったものの、数十冊も作るとかなり手慣れてくる。5年前のクイズ本は午後2時に初めて終わったのが深夜12時を回った頃だ。
先日から夜が怖くなった。
真っ暗闇、布団の中で、夢とうつつの境目にいる自分は、この先の生活をどうするかといった不安に駆られた。
大志を抱け、夢を見よう、と人は言うが、楽しむべき夢が悪夢ばかりでは流石に疲弊してしまう。眠りに見切りをつけ、そそくさと現実の作業に移る。
作業をしながら、手を動かしながら、悪夢を振り払うように手を動かす。4コマを描き、本を読み、ノウハウを勉強する、そのひとつひとつが、夢ではなく現実に自分がいることを教えてくれる。
夢を見るのは(記憶のある夢、のニュアンス)たいていが夜明け前、一番暗く、一番冷え込む時間帯だ。そしてすぐに日が明るくなる。
つらさの境目が一番辛いことは、世界各国のことわざにも「夜明け前が一番暗い」などがある。
そう自分に言い聞かせた。
今が一番辛い時期、これから少しずつ明るくなる。好転する。
・・・。
今回のおまけ漫画は、そんな暗い気持ちを少しでも明るく照らせるよう、自分に、そして周りに向けたメッセージを込めた。
暗闇にまかれてはいけない、何より、今日の入稿で、最も手強い自分自身に太刀打ちできたのだ。
他愛もないほどのちっぽけな自信を持って、明日もまた頑張ろうと思う。
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