サークル「番次郎」から続く現在の「番次郎書店」に至るまで、一貫して「上位互換ができたら手を引こう」と考えている。
立ち上げ当時からクイズノック、カプリティオ、など本格派クイズをエンターテイメントとして提供する大手企業・サークルはかなり多かった。
そんな中、ボードゲームのクイズだけで優に何千門単位となり、書籍として発表した数だけでも3000問を超えるだけの「ボードゲームに特化したクイズ」だけを作り続けた私だ。今もって後釜どころか追随する相手もいない。
嬉しいとか驕ったとか、その真逆で、悲しいのである。
たしかに一時期本当に手が止まったことがある。今もまだスムーズな問題制作などできない。そんな中、周りを見てボードゲームのクイズを検索しようにも、思うような制作者が見つからない。
海外を見ても未だ根強いモノポリーにバックギャモンの問題、国内動画製作者も、少し問題を作っては、止まる、といった状況だ。
思うに、ボードゲームに特化した形の問題が制作しづらく、数多ある動画企画の中で、とにかく良質な問題をたくさん制作しなければならない制作者にとって、余計な時間を取る「クイズの企画」は、すぐに立ち消えとなるのだろう。
とはいえ、依頼されることもないので、その辺りに楽しさを見出すことより、他の楽しいことへと目を向けられたのだと考える。
自分は、もちろん淡々と答える早押し型のボードゲームクイズも好きだが、問題に答える行為そのものが好きなので、画像を駆使したり、音声やひらめき、などなど、あらゆる材料をクイズへと昇華できるよう創意工夫している。
初めの話に戻り、そのうち自分一人で悪戦苦闘するクイズ制作も、企業が蹂躙すればすぐに消えてしまうだろう。
それまでに、勉強、そして、世界唯一を自称できるまでクイズを作り続けようと思う。
大手がやってきたとき、初めて「解答側」へと回る。それまではひたすら勉強あるのみ。
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